「子供のころから自分を障害者やと思うたこたぁない。履いちゅう靴がみんなあと違うがやと思うちょった。」(オスカー・ピストリウス)
ロンドン五輪を記念して、オリンピックのアスリートらあの言の葉のご紹介6回目は、今大会陸上男子、南アフリカ代表のオスカー・ピストリウス選手の言の葉ながよ。
彼は、両足義足の選手として史上初のオリンピック出場を果たし、陸上男子400メートルで準決勝に進出したがやき。
メダルこそ獲れんかったけんど、こりゃまっことスポーツ史に残る偉業ながよ。
障害のある方は、通常はいかにその障害を受け入れ、その障害と共に生きていくかを考えることからスタートするがやないろうか。
それやち並大抵のことやないがやき。
けんどオスカー選手は、自分を「障害者やと思う」ことすらせんと、「履いちゅう靴がみんなあと違う」だけやと考えたっちゅうがよ。
ちゅうことは、まったく健常者とおんなじ道を歩いていくっちゅう選択をしたっちゅうことで、両足義足の陸上選手にとって、それがいかに険しいイバラの道か、想像を絶するもんがあるがやき。
しかもそんな険しいイバラの道を歩いて、ついに陸上男子400メートルでオリンピックに出場を果たし、さらに準決勝に進出するらあて、まっこと奇跡に近いことながよ。
人間の限りない可能性っちゅうもんを、まざまざと見せつけられたがやき。
ワシも昨日50歳になってしもうたけんど、まだまだ可能性の限界に挑んでないにゃあと、大いに反省したがぜよ。