昼過ぎばあに市場に到着して、田中鮮魚店さんに直行し、この時期(8月中旬〜9月中旬頃)にこの地域(中土佐町久礼や須崎)でしか食べれんメジカの新子(マルソウダガツオの子供)をさばいてもうたがやき。
新子にゃあ、これまたこの時期が旬の酢ミカン、ブシュカンの皮をすりかけ、さらに上からブシュカンの汁をギュギュッと搾りかけりゃあ、あぁ、モウタマラン！！
一緒にいただいたカツオのタタキもモチロン美味しかったけんど、やっぱしこの時期はメジカの新子がサイコーながよ。
独特のモチッとした食感と爽やかな旨みに、ブシュカンの酸味と醤油の辛みが加わりゃあ・・・コレコレ！この味！
メジカの新子とブシュカンのデュエットは、まさに井上陽水と玉置浩二の「夏の終わりのハーモニー」ながやき！
車の運転があるし、お昼やき、お酒が飲めざったがは残念やけんど、ご飯とお味噌汁とお漬物を付けてプラス250円は、まっこと有り難いシステムながよ。
メジカの新子とブシュカン・・・また来年のこの時期まで1年間の、しばしのお別れぜよっ！
さてその晩は、18時から結婚式披露宴やって、17時半ばあにゃあ会場の「城西館」(http://www.jyoseikan.co.jp/)さんにうかごうたがやき。
「城西館」さんといやあ、かの吉田茂首相の常宿として有名ながよ。
一昨日の9月8日(土)の21時から、NHK総合の土曜ドラマスペシャルにて、「負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜」が、渡辺謙さん主演でスタートしたけんど、それにからめて吉田茂首相ゆかりの品々らあを展示するコーナーが設けられちょったがやき。
そんな展示品の中に、吉田首相が愛飲されたっちゅうウイスキー、「オールド・パー」の展示もあったがよ。
そういやあ、「負けて、勝つ」の第1回のドラマの中でも、ラベルは映らんかったけんど、どう見たち「オールド・パー」やと思われるウイスキーを、渡辺謙さん演じる吉田首相が飲むシーンがあったがやき。
ちなみに吉田首相は、いろんなもんにこぢゃんとこだわりを持たれちょって、ウイスキーは「オールド・パー」、葉巻はキューバ産の「コロナ・コロナ」、寿司は銀座の「久兵衛」、そして日本酒は「豊麗司牡丹」ちゅうて決まっちょったっちゅうがよ。
その徹底した本物志向のお眼鏡に司牡丹がかのうたっちゅうんは、まっことこぢゃんと誇らしゅうて、こぢゃんと有り難いことながやき。
さて、ドラマ「負けて、勝つ」じゃあ、いつ頃「司牡丹」(NHKやき銘柄は出せんきに、正確にゃあ「司牡丹らしき日本酒」。)が登場するがやろうか？
是非皆さん、目を皿にしてじっくりドラマをご覧いただき、見つけちゃってくださいや！
さて、この日の結婚式披露宴についちゃあ、また明日のブログにてご紹介さいていただきますぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
