「歴史書を読みゃあ、人の行動がよう読めるがよ。何が変わって、何が変わってないか、ようわかるきにのう。」(吉田茂)
今月9月8日(土)の21時から、NHK総合の土曜ドラマスペシャルにて、渡辺謙さん主演「負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜」(毎週土曜日・全5回)の放送がスタートし、今夜がその第3回の放送やき、それを記念して今回も、高知県出身の総理大臣であり、司牡丹の愛飲者でもあられた吉田茂首相の言の葉を取り上げさいていただくがよ。
さて、今回の言の葉は、何で吉田首相はあの焼け野原の日本を見事復興に導くことができたがかが、分かるような気がする言の葉ながやき。
そりゃあつまり、歴史書のお陰やっちゅうことやないろうか。
確かに歴史書を読みゃあ、何が変わって、何が変わってないか、ようわかるがやき。
たとえば明治維新の頃の歴史書を読みゃあ、幕末の徳川幕府と明治新政府とじゃあ、何が変わって、何が変わってないかが、ようわかるがよ。
そんなふうに歴史を読むようにしよりゃあ、次第に人の行動が読めるようになるっちゅうことながやき。
結局、時代がどれっぱあ変わったち、人の行動にゃあ変わらん部分があるし、「時代は繰り返す」っちゅう言葉もあるばあやき、ほら。
歴史を知り、歴史に学びゃあ、人の行動が読めるようになり、そりゃあつまり吉田首相のように、自分の理想とする未来を切り拓いていくことができるようになるっちゅうことを意味するがぜよ!