TEL:088-872-3321)さんにて、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第25回秋の集い〉を開催したがやき。
この会は、土佐の春夏秋冬、山川海の旬のうまいもんと、旬の司牡丹を合わせて楽しむっちゅう内容で、年4回開催しゆうがよ。
詳しゅうは、ホームページ(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)をご覧くださいや。
ほんで今回の秋の集いのメイン食材は、本来は幻の「モンズマガツオ」を土佐清水から直送していただこうっちゅう趣向やったがやき。
このカツオは、お腹のところに黒い紋が付いちゅうき「モンズマ」(別名「ヤイト」、「ホシガツオ」)と呼ばれよって、本鰹みたいに群れを成さんきまとまって水揚げされるこたぁのうて、本場土佐清水やちたまにしか揚がらんし、さらにこぢゃんと足が早いきに、一般市場にゃあほとんど出回らん、まさに幻の魚ながよ。
ほんじゃき、土佐清水市役所の知り合いから漁協に頼み込んでもうて、前日とこの日の朝に漁をしてもうたがやけんど、残念ながら「モンズマガツオ」は一匹も揚がらんかったがやき。
けんどその代わり、プリップリの「ハガツオ」が獲れたきに、それを持ってきてもうたがよ。
歯が犬歯状に鋭いき「歯鰹」と呼ばれるこの鰹は、南日本に暖流にのって回遊し、本鰹より南に生息するがやき。
関東の市場らあにゃあ伊豆七島から大量に入荷するらしいがやけんど、身がやわらこうてピンク色で、これまたこぢゃんと鮮度が落ちるがが早いきに、これらあは刺身にゃあ厳しいがよ。
ほんじゃき価格も安うて、あんまり美味しい魚やと思われちゃあせんらしいがやけんど、実は朝獲れをその日のうちにさばいた「ハガツオ」の刺身は、そりゃあタマランばあ絶品で、ツウの間じゃあ本鰹よりか美味しいっちゅう声も少のうないばあながやき。
一般市場で入手できる「ハガツオ」は、既に鮮度が落ちてしもうちゅうき、刺身で食べれるばあ鮮度がえい朝獲れのもんは、ある意味これまた幻の魚やといえるがぜよ!
さて、ワシゃあ16時半過ぎにゃあ会場に到着し、ちくと打ち合わせや準備らあをしたがよ。
17時半ばあから、ぼちぼちお客様が集まられ、開宴時間の18時にゃあ、ご参加の42名の皆さんがほぼ集まられ、時間通りにスタートながやき。
まずはファームベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんの司会で開会し、主催者を代表してワシからのご挨拶。

残念ながらメイン食材に予定しちょったモンズマガツオは獲れざったけんど、朝獲れのピッチピチのハガツオが獲れたき、土佐清水漁港から市役所の早川さんが直接届けてくださったっちゅうて、ご参加いただいちゅう早川さんをご紹介さいていただき、拍手喝采やったがよ。
続いては「花鶴」のご主人刈谷さんから、この日のメニューのご紹介ながやき。
刈谷さんも、もしこの日のメインの鮮魚が獲れざったらイカンっちゅうことで、土佐あかうしの牛鍋とかも用意していただき、こぢゃんと豪華なラインナップになったっちゅうお話で、これまた拍手喝采やったがよ。
さて、早速乾杯用の、司牡丹定番吟醸酒3種飲み比べが出され、ワシの発声で乾杯し、さあ宴席のスタートながやき。
★「司牡丹」定番吟醸リニュアル3種飲み比べ
☆「麗香司牡丹」(吟醸酒)
☆「美薫司牡丹」(純米吟醸酒)
☆「秀麗司牡丹」(純米吟醸原酒)

●前菜7種盛りと「司牡丹・食べる酒粕」


前菜7種盛りは、「清水サバの黄身酢かけ」「四万十ポーク」「茄子の辛子和え」「ジャコキムチ」「ガーリックトースト」「窪川ブラウンポートリーの茶卵の味付け卵」「セトジャイアンツ」っちゅう豪華さ!
「茄子の辛子和え」にゃあ長崎さんご提供のルッコラも入っちょって、酒の肴にゃあ最高!
ちなみに「セトジャイアンツ」っちゅうんは皮ごと食べれるブドウで、これまた吟醸酒の肴にゃあ意外とピッタリやったがよ。
これに「司牡丹・食べる酒粕」も加わっちゅうもんやき、いきなり吟醸3種が進むこと、進むこと!
また長崎さんご提供の酢みかん、「直七」と「ブシュカン」も出され、「清水サバの黄身酢かけ」らあにかけていただきゃあ、美味しさ倍増で、さらにお酒が進むがやき!

既にこの時点で、宴席は大盛り上がりになったがぜよ!


★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし純米酒」(純米生詰酒)
●土佐清水直送!朝獲れ「ハガツオ」の刺身(酢みかん、コリンキー添え)

さあここで早くもメインの、ハガツオと「ひやおろし」の登場ながよ!

ハガツオの刺身に「直七」をチビッと搾りかけ、醤油とワサビでいただきゃあ、そのトロットロにとろけるばあの上質な脂のノリ具合は、こりゃまるでマグロの大トロ!
長崎さんご提供のコリンキー(生で食べれるカボチャ)のツマも、合わせていただきゃあさらにバッチリ!
ここにさらに「ひやおろし」をいただきゃあ、グンと旨みが口中で膨らみまくりで、あぁ、これぞまさに「口福」の極みながやき!
何でも1尾5キロばあの一本釣り朝獲れハガツオを2尾、土佐清水漁港から直送いただいたようながやけんど、この時期にこれっぱあ上物のハガツオは見たことがないと、刈谷さんも大絶賛やったばあのこたぁあるがよ!
とにかく会場全体に至福の笑顔が咲きまくり、さらに大盛り上がりになったがぜよ!
★特別出品「司牡丹・深尾ひやおろし」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒)
●サザエの煮物


ここで今度は特別出品の日本酒の登場ながやき。
佐川の城主・深尾公の名を冠したこの酒は、司牡丹最高ランクの純米大吟醸のさらに最高の部分だっけを1斗瓶で囲うて長期間低温熟成さいたもんで、本来やったら年末の12月にわずか500本だっけを密かに発売して、2ヶ月ばあで毎年完売しゆう、究極中の究極の純米大吟醸ながよ。
そんな「深尾」を、今回は何と禁断の早出し!
市場に一切出回ってない、「斗瓶囲い純米大吟醸ひやおろし原酒」として、皆さんだっけにお楽しみいただくがぜよ!
720ml瓶6本が出されたがやけんど、42名でアッちゅう間にカラになってしもうたがやき。
ワシもチビッとだっけ味わわいてもうたがやけんど、その芸術ともいえる華やかな吟醸香と、比類ないばあまろやかに膨らむ深い味わいは、心の中に大輪の牡丹花を咲かせてくれるほどの美しさで、合わいたサザエの煮物の美味しさのランクが、2ランクばあ上がったようやったがよ。

会場全体も、そのあまりの美味しさに、ちくと騒然としちょったほどやったがやき。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)
●天然ハマチの西京焼き

このあたりで、ちくとホッとする組み合わせ。
昔ながらの司牡丹伝統の純米酒「豊麗司牡丹」と、天然ハマチの西京焼きながよ。
ちなみにこの酒は、「ライオン宰相」浜口雄幸首相と、日本の戦後を創った「ワンマン宰相」吉田茂首相の、2人の高知県出身の偉大な宰相が愛した酒ながやき。
ハマチの西京焼きのコクと旨みが、この酒の豊かでなめらかな旨みによって一層引き立ち、まっこと心和むホッとする王道の組み合わせやったがよ。
★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒)〈常温〉
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒)〈ぬる燗〉
●キノコと土佐あかうしの牛鍋(窪川ブラウンポートリーの茶卵添え)


このあたりでぼちぼち、高知県唯一の山廃仕込み「かまわぬ」が、ベストな温度の湯煎ぬる燗(40℃程度)になり、さあいよいよ後半のメイン食材とお酒の登場ながやき!
「キノコと土佐あかうし」の牛鍋にゃあ、香り高い松茸も入り、幻の土佐あかうしのA5ランクの肉もタップリ!



ちなみに土佐あかうしたぁ、日本在来種の血統を受け継ぐ和牛の中じゃあ「褐毛(あかげ)和種」っちゅう、希少品種ながよ。
現在飼われゆうがは高知県内にわずか2700頭ばあで、国内の和牛177万頭のうちわずか0.15%っちゅう、まさに幻の和牛ながやき。
その最大の特徴は、何ちゅうたち赤身の肉本来の芳醇な美味しさ。
一般的な黒毛和牛と比べ、アミノ酸(甘み)が2倍以上、グルタミン酸(旨み)が1.5倍〜2倍、ペプチド総量(まろやかさ)が1.5倍、カルノシン(酸化しにくうて熟成に適する)は2倍以上っちゅうばあで、つまり甘うて旨みが多うてまろやかで、抗酸化作用があって熟成でさらに旨みを増すがが「土佐あかうし」やっちゅうことながよ!
さらに、脂肪酸組成成分は、オレイン酸やα-リノレン酸らあの不飽和脂肪酸が豊富で、つまり融点が低いため口どけがようて、体内に留まらん良質な脂成分が多いっちゅうことながやき!
さらにさらに、カロリーも低めでヘルシーっちゅうことで、近年全国から引っ張り凧で、一層入手困難になりつつあるがよ!
そんな「土佐あかうし」を牛鍋で、しかもキノコや松茸も加えて、さらに「ブラウンポートリー」の究極の茶卵につけて堪能できるっちゅうがやき、もうこりゃ皆さん、食べる前からニコニコ満面の笑顔ながやき。
その上、合わせるお酒はキノコ料理に相性最適の「司牡丹・樽酒」と、肉料理に相性抜群の山廃純米「かまわぬ」のぬる燗の2つときちゅうき、こりゃあもう何ちゃあ言うことなしながよ!
鍋の熱とお客様の熱気で、会場も沸騰寸前の大盛り上がり!
トロケルばあ絶品の「土佐あかうし」の赤身の旨みと、松茸の香り、茶卵のまろやかさらあが、まっこと「かまわぬ」のぬる燗の巾のあるコクと、「樽酒」の森林浴を思わせるような風味に見事にマッチして、会場のアチコチから感嘆の溜め息が聞こえ、テンションはもはやマックスに!
★「船中八策」(超辛口・純米酒)
●サツマイモとニンジン葉のかき揚げ

ここでしっとりとした落ち着きを取り戻してもらうため、抜群のキレを誇るスッキリ系の「船中八策」と「かき揚げ」の組み合わせながやき。
ちなみに「かき揚げ」の具のサツマイモとニンジン葉は、これまた長崎さんのご提供ながよ。

ホッと落ち着く、和の風情のある組み合わせやったがやき。
●うどん(牛鍋の出汁で)


〆のお食事は、牛鍋の出汁と茶卵でいただくうどん。
あぁ、これまた極上の味わいの〆ながよ!
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●デザート:新高梨と山北みかん
ホンマの〆は、デザートとデザート酒。

肉の脂分をスッキリと流してくれる、爽やかな酸味の「柚子リキュール」と果物が、火照った体と心を冷ましてくれるようで、まっこと心地えいがやき。
こうしてアッちゅう間に2時間半が過ぎ、再びご主人の刈谷さんのご挨拶があり、ワシの中締めでお開きとさいていただいたがよ。


まっこと今回のお食事とお酒の豪華さ、内容の濃さは、当会25回の長い歴史の中でも、間違いのう過去最高やったがやき。
お客様も皆さん、全身から幸せ感をあふれさせもって、笑顔満開で、かつ千鳥足で、無事帰路につかれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、今回もいろんな野菜をご提供いただきました長崎さん、絶品「ハガツオ」をご用意いただきました土佐清水の皆さんとお運びいただきました早川さん、「土佐あかうし」をはじめ素晴らしいフルコースをご用意いただきました「花鶴」さんに、心から感謝申し上げますぜよ!
ほいたら最後に、ご参加の皆様からいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を以下にご紹介さいていただきます。
ちなみに皆様かなり酔っぱらわれちょったようで、アンケートの文字の乱れも過去最高レベルやったがやき。
●旨い酒、旨い料理、良かった。
●にぎやかで陽気で、本当においしい。
●7500円は安い!!
●今回は本当に最高でした!!
●楽しく美味しいお酒・お料理に酔いました。
●美味しいお食事でした。全部食べきれなかったのが残念です。
●あたたかいふれあいに、ありがとうございました。
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