「大志を抱きゃあ、天下何もんか恐るるに足らず。」(吉田茂)
今月9月8日(土)の21時から、NHK総合の土曜ドラマスペシャルにて、渡辺謙さん主演「負けて、勝つ〜戦後を創った男・吉田茂〜」(毎週土曜日・全5回)の放送がスタートし、今夜がその第4回の放送やき、それを記念して今回も、高知県出身の総理大臣であり、司牡丹の愛飲者でもあられた吉田茂首相の言の葉を取り上げさいていただくがよ。
さて、今回の言の葉は、まさに王道中の王道といえる言の葉ながやき。
あまりに王道すぎてスッと行き過ぎてしまいそうなき、そんな場合は逆を考えてみたらえいがよ。
つまり、恐れるもんがあるっちゅうことは、大志を抱いてないっちゅうことになるがやき。
何かを成し遂げろうとするとき、自身の心の中に恐れや躊躇や、何かモヤモヤしたもんがあるとしたら、その志はまだまだちんもうて、そりゃあ「大志」になってないっちゅうことながよ。
ホンマに魂の奥底からそれを成し遂げたいと渇望するばあ、自分が生まれてきたがはそれを成し遂げるためやと確信できるばあ、それっぱあの「大志」を抱くことができりゃあ、恐れるもんも躊躇もモヤモヤも、雲散霧消して消えてしまうはずやっちゅうことながやき。
ちんまい志で満足せんと、吉田茂首相にも負けんばあの、デッカイ「大志」を抱きたいもんながぜよ。