10月25日(木)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)日本酒試飲会のための韓国出張4日目やったがやき。
まずは釜山の宿泊ホテル「東横イン」前のお店にて朝食で、お腹に優しいアワビ粥ながよ。
これが味わいアッサリで、アワビのキモのダシが絶妙に効いちょって、飲んだ翌朝の朝食にバッチリやって、美味いこと、美味いこと!
さてその後は、みんなあでタクシーに分乗して、釜山の百貨店視察ながやき。
まずは「新世界」デパート。
こちらのお店は売り場面積が世界最大らしゅうて、それを証明するモニュメントまで、お店の前に建てられちょったがよ。
店内はさすがに広々やけんど、日本のデパートとちくと違うて、リッチな売り場とチープな売り場がごちゃ混ぜで混在しちゅう感じながやき。
デパートとしての酒売り場は地下にあって、ワインの品揃えがこぢゃんと豊富ながよ。
そのおんなじフロアにスーパーの「Eマート」が入っちょって、日本酒はそちらの酒売り場に置かれちょったがやき。
日本の価格の3倍以上する高級品やき、デパートの方に置いた方がえいと思うがやけんど、のう。
お次は、すんぐお隣にある「ロッテ」デパートへ。
こちらの酒売り場にゃあ日本酒が置かれちょって、さすがにリッチな雰囲気があったがよ。
さてその後は、ホテルの近所に戻って、最近大人気らしい「サムゲタン」のお店で昼食ながやき。
店内にゃあ様々なもんを焼酎漬けにした瓶がところ狭しと並べられちょったがよ。
まずは、もはやお約束の前菜のキムチがズラリ。
それらあをチビチビいただきよったら、グツグツと沸騰するサムゲタンが登場!
鶏丸ごと一匹の中に餅米やいろんな漢方的な食材らあがビッチリ詰まっちょって、箸で簡単にさばけるばあこぢゃんとやわらこう煮込まれちゅうがやき。
骨をしゃぶりながら、みんなあまるで蟹を食べるときみたいに無言でむしゃぶりついたがよ。
この鶏肉がやわらこうて美味いこと、美味いこと!
トロリとしたコラーゲンたっぷりのスープがこれまた絶品で、熱うて汗が吹き出すがやけんど、ワシゃあ一滴も残さんと飲み干してしもうたがやき。
お腹いっぱいの元気いっぱいになったその後は、会場のパラダイスホテルに向かい、さあ本番の「日本酒セミナー&試飲会」の準備ながよ。
既に名門酒会本部と「日本酒コリア」のスタッフの方々がかなり準備をしてくださっちょって、入り口にゃあ飾り樽もバッチリ飾られちょったがやき。
会場の外は見事な海岸やき、窓からの眺めは素晴らしゅうて、最高のシチュエーション!
そんな会場で、それぞれの蔵元が自分くのブースを準備したがよ。
司牡丹はソウルとおんなじ、「船中八策」(超辛口・純米酒)「司牡丹・花 純米」(純米酒)「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の4アイテムの出品で、それらあをディスプレイさいてもうたがやき。
これまたソウル会場とおんなじように、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」もディスプレイさいてもうて、「船中八策」のフィギュアと「鰹のタタキ」と「可杯」のフィギュアもディスプレイさいてもうたがよ。
他社の皆さんもソウル会場同様で、「一ノ蔵」さんは、通常の日本酒ブースと「ひめぜん」を使うたSAKEカクテルブースの2つを準備。
「白瀧」さんも「上善如水」を中心に、「若竹」さんもこちらで人気の「女泣かせ」を中心に、準備万端ながやき。
「男山」さんのブースも、準備バッチリ。
その他にも「日本名門酒会」ブース、「日本酒コリア」さんが輸入しゆう他の日本酒ブースらあも準備ができたがよ。
グランドピアノの上にゃあ、抽選会商品もディスプレイされ、セミナーの準備や打ち合わせもバッチリながやき。
その後、各蔵で通訳の方と打ち合わせも済まいて、さあ14時から第1部の業界関係者向け「日本酒セミナー&試飲会」の受付開始ながよ。
次々とご参加者の皆さんが集まられたがやき。
結局予想以上の入りで、60名ばあにゃあなっつろうか?
14時半から「日本酒セミナー」のスタートながよ。
まずは日本名門酒会本部長、(株)岡永の飯田社長からの開会のご挨拶があり、1つ目のセミナーは「一ノ蔵」の鈴木常務が「日本酒の原料米となる安全で安心な米づくりについて」っちゅうテーマで講演され、「日本酒コリア」のキム部長が通訳されたがやき。
20分ばあで講演は終了し、2つ目は「若竹」の日比野杜氏が「日本酒の基礎知識からこだわりの酒造りまで様々な日本酒の魅力」っちゅうテーマで、アツうに語られたがよ。
さあお料理も出され、15時半前ばあから、いよいよ試飲会のスタートながやき。
セミナーに参加されちょった数60名のお客様が、ドドッとワシらあのブースに流れ込んでくるがよ。
そっから後は通訳の方と2人でテンテコマイ!
お酒の説明をしたり、お酒を注いだり、「可杯」の説明をしたりで、バタバタになったがやき。
特に「槽掛け雫酒」と「山柚子搾り」にお客様が殺到!
「雫酒」の華やかな香りの高さ、「山柚子搾り」の爽やかな芳香に、驚嘆の声が上がりまくりやったがよ。
けんど、韓国じゃあリキュールの関税がこぢゃんと高うて、170%ばあになるき、720mlで日本じゃあ980円の「山柚子搾り」が、料飲店への納入価格で3000円を超えるもんになってしまうがやき。
それでも「山柚子搾り」をこぢゃんと気に入っていただけた飲食店の方がおられ、炭酸で倍ばあに割ってもイケるっちゅうたら、「そりゃあえい!」と悦ばれよったがよ。
さらに「山柚子搾り」のぬる燗も試され、納得されよったがやき。
よろしゅうお願いしますぜよ!
こうして17時半、第1部の業界関係者向け「セミナー&試飲会」は、無事終了したがよ。
ちなみに、お客様が気に入ったお酒に投票する掲示板じゃあ、やっぱし「山柚子搾り」と、続いて「槽掛け雫酒」が大人気やったがやき。
その後は、ちくと軽食のお弁当をいただいたり、休憩したりして、18時過ぎばあから第2部の一般の方向け「日本酒セミナー&試飲会」の受付開始ながよ。
第1部ん時よりか少なめで、まずは40名ばあやっつろうか。
18時半ばあから、第1部と同様の内容で、セミナーのスタートながやき。
まずは「一ノ蔵」の鈴木常務のセミナー。
続いては「若竹」の日比野杜氏のセミナーで、19時過ぎばあから、第2部の試飲会がスタートながよ。
セミナーの途中あたりからご来場者もドンドン増えだいて、結局第2部も80名を超えるお客様になって、大盛況になったがやき。
まずはガンガン「司牡丹・槽掛け雫酒」を薦めさいてもうたら、「美味しい!」と大人気!
韓国は辛口好きの方も多いきに、「船中八策」が美味しいっちゅう方も少のうなかったがよ。
当然「山柚子搾り」の美味しさにも、皆さん大感激!
こちらも大人気となって、司牡丹ブースはお客様が殺到状態になったがやき。
終盤にゃあ、「日本酒コリア」のキム部長が煽りもってお楽しみ抽選会を開催し、こぢゃんと盛り上がったがよ。
こうしてアッちゅう間に21時となり、第2部の試飲会も無事お開き。
結局お客様の人気投票じゃあ、「司牡丹・槽掛け雫酒」が全体でもダントツの1番人気で、「山柚子搾り」2番人気っちゅうまっこと嬉しい結果になったがやき。
そっからは後片付けを済まいて、ちくとタクシーで30分ばあかかるけんど、今回の集客やお手伝いまでしていただいた「下関」っちゅうお店に向かい、22時半ばあからお疲れ様の懇親会ながよ。
店頭にゃあ日本酒がズラリと並んだデッカイ看板が掲げられ、司牡丹の飾り樽もディスプレイされ、店内も日本酒の瓶やラベルらあがところ狭しと飾られた、居酒屋スタイルのお店ながやき。
みんなあ長時間立ちっぱなしで疲れもたまっちょったろうけんど、韓国でのラストイベントの成功に心地えい疲れやったき、とにかく元気に飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりになったがよ。
名門酒会本部の皆さん、「日本酒コリア」の皆さん、まっことありがとうございました。お疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社