
前日同様(昨日のブログ参照)、三笠会館さんの「懐石・しゃぶしゃぶ 吉野」にて、「司牡丹と高知の秋の美味を味わう会」の2日目に出席したがやき。
三笠会館さんは春と秋の年2回、日本酒蔵元を1蔵招いての日本酒の会を、2日連続で開催されゆうがよ。
ほんで今回は、土佐の秋の食材を使うたお料理と合わいて、土佐の酒を味わう内容やっちゅうことで、一般財団法人高知県地産外商公社(http://www.marugotokochi.com/ts/)さんからのご紹介で、司牡丹が担当さいていただくことになり、ワシが出席さいてもらうことになったがやき。
今回も、18時前ばあにうかがわいてもうたら、やっぱし会場の準備はバッチリで、グラスらあもお酒の解説シート付きでキチンと並べられちょったがよ。

また今回は、最初っから出品酒のボトルもズラリ並べられちょって、バッチリやったがやき。
高知県地産外商公社さんの山崎さんもいらっしゃり、ちくとお店の方々とも簡単に打ち合わせ。
さて、開会予定時間の18時半をちくと過ぎたばあにゃあ、前日よりかちくと多い17名のご参加者が皆さん集まられ、いよいよ開宴ながよ。
まずは、「吉野」の大矢マネージャーさんのご挨拶があり、ワシと山崎さんのご紹介があり、岡野料理長さんと「きき酒師」の三澤さんのご挨拶があったがやき。

ほんで、早速乾杯酒の「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)が注がれ、ワシの発声で乾杯さいてもうたがよ。
★乾杯酒:「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)

「華麗司牡丹」の文字通り華麗な芳香に、やっぱし今回もあちこちから感嘆のため息がもれよったがやき。
●酒菜:清水鯖生寿司 小茄子含ませ 土佐ジロー玉子焼き 司牡丹の「食べる酒粕」のせ姫胡瓜とカブラ 鰹酒盗に山芋とオクラ いちじくと車海老の白酢掛け 川海苔しんじょう


★「船中八策」(超辛口・特別純米酒)
鯖寿司、「食べる酒粕」、酒盗らあはキレのえい「船中八策」と合わせりゃあやっぱしバッチリで、交互にやりゃあ止まらんなるがよ。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)
その他の酒菜は、やわらかい辛口の「豊麗司牡丹」とバッチリで、特に土佐ジローの一口玉子焼きのやさしい甘みと合わせりゃあ、やっぱし最高やったがやき。
●小鉢:りゅうきゅう酢和え 菊花 蟹 酢みかん 水晶文旦 針生姜

ゲスト参加の書道家、前田紅華(http://koukamaeda.jp/)先生も、「おいし〜い!」を連発し、満面笑顔ながよ。

●造り:金目鯛昆布締め 山葵
鰹の藁焼き塩タタキ 直七 茗荷
★「司牡丹・生鮮酒〈秋〉ひやおろし」(純米生詰酒)

紅葉をすきこんだ和紙のフタを取りゃあ、美しい昆布〆にされたキンメダイが現れ、皆さん大悦び!


キンメと昆布の旨みが絶品で、ひやおろしの旨みと絶妙にマッチするがやき。
土佐清水直送の戻り鰹を苦労して店内でワラ焼きにし、塩でいただく塩タタキが登場すりゃあ、またまたお客様は大悦び!
ワラのいぶした風味と戻り鰹そのものの旨みに、直七の酸味がアクセントになり、高知でいただくもんと変わらんばあ絶品で、皆さんからも歓声が上がったがよ。

さらにひやおろしと合わせりゃあ、互いの旨みが相乗効果で倍増し、全身に秋の旨みが沁み込んでいくかのようながやき。
●煮物変り:四方竹 里芋唐揚げ あわび茸 柳松茸 はちきん地鶏のスープ ちんげん菜
★「司牡丹〈永田農法〉純米吟醸」(永田農法・純米吟醸原酒)


いましか食べれん珍しい秋のタケノコ「四方竹」のシャキッとした食感と、「はちきん地鶏」のやわらかい旨みと柳松茸の風味が効いたダシが絶品の土瓶蒸しながよ。
「永田農法・純米吟醸」のナチュラルな芳香と生命力あふれる力強い味わいが、それらあの風味を一層引き立ててくれるがやき。
●焼肴:土佐あかうし ひれ肉 朴葉味噌焼き 栗 青ねぎ 松の実
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒)

赤身の牛肉本来の旨みとヘルシーな味わいの「土佐あかうし」のヒレ肉を、朴葉味噌焼きにしたがよ。
あかうしの旨みや甘みに味噌の辛みや朴葉の風味らあが加わって、見事な酒の肴になっちゅうがやき。
ここに、湯煎でベストな「ぬる燗」につけられた「かまわぬ」をキュッとやりゃあ、この酒の酸味やコクが、この料理の奥行きをさらに深いもんにしてくれるがぜよ。
それにしたち、ワシゃあ2日連続でおんなじお料理をいただきゆうがやに、全く飽きることがないっちゅうんは、さすがながよ。
いやそれ以上に、2日目の方がむしろ美味しゅう感じるお料理ばっかしで、こりゃスゴイことながやないろうかのう!
●食事:四万十山間米 ぬか漬け
鰹 宗田節 あら汁


土鍋で炊いた山間米が、その炊きたての香りといい、そのツヤといい、その旨みといい、まっこと白いご飯だっけで「おいしいっ!」と思わず声が出てしまうばあ、やっぱし絶品やったがやき。
そこに、こぢゃんと香り高い宗田節でシッカリダシをとった、鰹と金目鯛のアラ汁をいただくがやき、そりゃあまさに日本人に生まれた幸せを全身全霊で感じる、至福のひと時ながよ。
★食後酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●食後:新高梨

デザートは、ジューシーな甘みとシャキシャキの食感が心地えい新高梨。
さらに食後酒として、「山柚子搾り」が登場。
そのあまりに爽やかな柚子の香りと美味しさに、やっぱしあちこちから「おいしいっ!」っちゅう声がもれよったがやき。
ここで皆さんにアンケートをお願いし、その回収さいてもうたアンケート用紙で、ゲストの紅華先生からのプレゼントを、サプライズ抽選会ながよ!
紅華先生直筆の一点物芸術作品日本酒「紅華一点・咲」(純米吟醸酒)がお1人の方に当たるっちゅう抽選会で、こぢゃんと盛り上がったがやき。


こうして大盛り上がりのうちに、アッちゅう間に21時を過ぎて、中締めとさいていただいたがよ。
お帰りの際も、皆さんまっこと幸せそうな満面笑顔で、アンドちくと千鳥足で、幸せ満載で帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました。
また、高知県地産外商公社の山崎さん、三笠会館の皆さんにも、心から感謝申し上げますぜよ!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきます。
●お酒もお料理も雰囲気もすべて美味でした。
●おいしいものとおいしいお酒をいただけて楽しかったです。
●酒もちろん、料理の美味しさに度肝を抜かれた。
●数年参加しておりますが、今回はお料理とお酒がベストマッチです。
●今までで一番なごやかで素晴らしかった。
●お酒と地元の食材のマリアージュが東京で味わえる、とても素敵で貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
●大変楽しかった。「司牡丹」万歳!!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社