実はこの会は、坂本龍馬さんの誕生日であり命日でもある11月15日近辺に毎年開催しよって、様々な方々が集まって龍馬さんを偲び、司牡丹とシャモ鍋らあで一杯やるっちゅう会ながよ。
司牡丹は龍馬さんと最も縁の深い蔵元やし、シャモ鍋は龍馬さんの好物で、亡くなる直前にも食べろうとしよって食べ損ねちゅうっちゅうことで有名なし、さらに「宝」のある東京国際フォーラムは元は土佐藩邸やき、こぢゃんと意味が深いがやき。
しかも毎回ゲストとして、龍馬さんの子孫でチーズプロフェッショナルの坂本嵩さんにもお越しいただき、一緒に杯を酌み交わすことができるっちゅう、何とも凄い会ながぜよ！
以前に日経新聞の「交遊抄」にもワシがこの会のことを書かいてもうたき、ご存じの方もいらっしゃるろう。
ちなみに昨年の会は、「2011年11月15日」のブログをご参照くださいや。
さて今年は、20名のメンバーにて18時より開催。
今年は龍馬さんの子孫・坂本嵩さんに加え、一昨年と昨年に引き続き勝海舟さんの子孫の高山みな子さん、さらにゲームソフトやTVアニメ「戦国BASARA」で長曾我部元親の声を担当されちゅう声優の石野竜三さんにもご参加いただき、豪華メンバーでの開催となったがよ！
ちなみに勝海舟さんの子孫の高山さんは、鎌倉でガラス工芸の工房(http://www.katsukaishu.jp/)をされよって、今回わざわざ「司牡丹」の文字の入った切子のグラスを作ってきてプレゼントしてくださったがやき。
さらにチーズプロフェッショナルの坂本さんは、こぢゃんと入手困難な北海道産の青カビチーズを持ってきてくださり、プレゼントしてくださったがよ。
高山さん、坂本さん、お気遣いいただきありがとうございますぜよ。
そうこうしゆう間に、ご参加者が次々とご来場され、まずは乾杯酒の「司牡丹・才谷屋」(吟醸酒)が注がれ、坂本さんのご挨拶とご発声で乾杯し、いよいよ開宴ながやき。
★乾杯酒:「司牡丹・才谷屋」(吟醸酒)
●前菜盛合せ��:高知・長崎さんくの胡瓜と茗荷の和え物 川エビの唐揚げ 北海道産の青カビチーズ
鮮度抜群のファームベジコ(http://vegeco.jp/)長崎さんくの胡瓜と茗荷の和え物は、こぢゃんと爽やかで、まさに最初の一品に最適ながよ。
「才谷屋」が進むこと進むこと！
また坂本さんの手土産の北海道産青カビチーズは、なかなか塩分がキツいき、チビチビ食べにゃあイカンがやけんど、まさにクリーミーな珍味で、これまた日本酒にバッチリやったがやき。
★「司牡丹・本醸造レトロラベル」(本醸造酒)
●前菜盛合せ��:チャンバラ貝磯煮 メヒカリ南蛮漬け 茄子漬け手毬寿司
この酒は、今年の秋の日本名門酒会・品質管理委員会の本醸造部門で第1位を獲得した酒じゃっちゅうてご紹介さいてもうたがよ。
そのなめらかに口中に膨らむやわらかな旨み、サラリと爽やかな喉越し、後口のキレの良さっちゅう三拍子そろうた美味しさは、まさに飲み飽きせん土佐の淡麗辛口の代表ながやき。
チャンバラ貝の旨みやメヒカリ南蛮漬けの酸味らあとも、まさにピッタリと寄り添うて、料理の美味しさをグッと引き立ててくれるがよ。
また、ちくと遅れて到着された方々が集まるたんびに、2回目3回目の乾杯もしたがやき。
2回目は高山さん、3回目は石野さんが乾杯のご発声ながよ。
石野さんが「戦国BASARA」の長曾我部元親の声でご発声され、大盛り上がりになったがやき。
★「船中八策ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒)
●刺身:産地直送！一本釣り藁焼き・戻り鰹の塩タタキ(長崎さんくの直七添え)
お次はいよいよ土佐直送の戻り鰹の登場ながよ！
旨みの乗った戻り鰹に合わせるお酒は、モチロン「船中八策ひやおろし」！
今年は特に大人気で、実は発売前に予約で完売したがやけんど、ワシの秘蔵確保分から出さいてもうたがやき。
いよいよ戻り鰹の塩タタキが登場！
その分厚さと藁の風味、天日塩と搾りかけた直七との相性の良さに、皆さんから感嘆の声が！
そこに「船中ひやおろし」を合わせりゃあ、互いの美味しさをさらに引き立て合うて、皆さんもはや大感激ながよ！
★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)
★「戦国BASARA・長曾我部元親ラベル」(超辛口・特別純米酒)
●焼物:はちきん地鶏の酒盗チーズ焼き
お次のお料理は、酒盗の塩辛さ、チーズの旨み、地鶏のコクが、口ん中で調和して旨みが膨らむがやき。
それをこの2つの超辛口酒のキレの良さが、心地ようサラリと流してくれ、まっこと交互にやると止まらんなるがよ！
サプライズで登場した「戦国BASARA・長曾我部元親ラベル」にゃあ、もちろん石野さんは大悦びやったがぜよ。
★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
●蒸物:金目鯛と蕪の風呂吹き
お次は至高の大吟醸「雫酒」が登場！
まずはその華やかな芳香と深い味わいの妙に、皆さんウットリした表情で感嘆の声ながやき。
金目鯛の旨みやダシのしみた蕪の柔らかな甘みらあが、この酒と合わせりゃあ高級感が1ランクアップしたみたいな感じながよ！
★「船中八策」(超辛口・純米酒)
●揚物:清水鯖と四方竹の土佐揚げ
続いては、定番の「船中八策」と、揚物が登場。
清水鯖の甘みと四方竹のシャキッとした食感が、まっこと絶品！
そこに「船中」をキュッとやりゃあ、一瞬その味わいが口中いっぱいに膨らんだかと思やあ、サーッと流れるようにキレていくがやき。
★「司牡丹・特撰純米酒」(純米酒)
●鍋物:龍馬の愛したシャモ鍋
さあ大盛り上がりの中に、いよいよメインディッシュ、龍馬さんの愛したシャモ鍋と、今年秋の日本名門酒会・品質管理委員会「純米酒部門」で第1位を獲得した、「司牡丹・特撰純米酒」のベストなぬる燗が登場！
この日本人に生まれたことに感謝しとうなる至高の組み合わせに、皆さんもう満面ニコニコの笑顔が大爆発ながよ！
また、この酒の常温も出されて、燗酒と飲み比べ。
皆さん、とにかく幸せいっぱいの笑顔で、あちこち席を移動しもって大盛り上がり！
坂本さん、高山さん、石野さんらあは、あちこちで記念撮影大会みたいになってしもうたがやき。
●食事:讃岐うどん 四万十川の青ノリ
〆めのうどんにゃあ、四万十川の青ノリが！
フタを開けた時に広がる青ノリの風味に、皆さん大喚声ながよ！
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:柚子シャーベット
デザート酒とデザートが出たき、そろそろ〆めかと思いきや、そっから皆さんさらに飲んで飲んで語り合うて盛り上がり続け、気がつきゃあ既にスタートから4時間経過の22時になっちょってビックリ！
こうして大団円のお開きとなったがやき。
石野さん、高山さん、坂本さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！
あ、ちなみにちくと石野さんの朗読劇の宣伝。
11月23日〜25日、「石野竜三朗読劇・怪談 牡丹灯籠」が浅草橋で開催されるがよ。
詳しゅうは、下記URLをご参照くださいや。
http://www.wazoo.jp/open/roudoku_03/
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
