2012年11月28日

「ぬる燗 佐藤」で「司牡丹を愉しむ会」ぜよ!

 11月23日(金)は、16時に六本木の「ぬる燗 佐藤」(http://r.gnavi.co.jp/g953102/)さんにうかごうたがやき。「ぬる燗 佐藤」入り口.jpg



 こちらのお店は、最近じゃあ珍しいばあズラリと日本酒を品揃えしちゅうお店で、お燗番のプロが湯煎で見事なぬる燗につけてくれる日本酒と美味しい旬の和食がウリで、オープン以来話題になって、様々なメディアや業界紙らあにも取り上げられゆう人気店ながよ。


 ワシも是非いっぺんうかがいたいと思いよったところに、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部(株)岡永の西野副部長さんから、「ぬる燗 佐藤」さんにて「司牡丹を愉しむ会」を開催せんかっちゅうご相談があって、ワシゃあ二つ返事でOKさいてもうたっちゅう訳ながやき。


 さて16時に、六本木「明治屋」の裏あたりにある「ぬる燗 佐藤」さんのお店の前で、西野副部長さんと、司牡丹の小田関東統括部長と待ち合わせ。


 店内に入って、まずは店長さんにご挨拶さいてもうて、ちくと打ち合わせらあをさいてもうたがよ。


 店内にゃあ全国各地の銘酒がズラリで、司牡丹商品もズラリとディスプレーされちょったがやき。店内にズラリと銘酒.jpg



 またお燗台の上にゃあ、湯煎のお燗器と温度計らあのお燗道具が揃えられちょって、お燗がウリのお店やとハッキリ分かるがよ。お燗台とお燗道具.jpg












 さらに、その日に飲んだお酒の手作りの解説カードをお客様にお渡しするらしゅうて、この仕組みがまっこと素晴らしいがやき。手作りお酒の解説書き.jpg



 お客様は、もはや翌日になったら、何ちゅうお酒を飲んだからあてスッカリ忘れてしまうもんやきのう!


 さて、「ぬる燗 佐藤」さんとしちゃあ今回が初の日本酒イベントで、10名のお客様と共に、ワシと小田部長と西野副部長さんもお客になって、13名にてカウンター貸し切りでの開催ながよ。


 17時過ぎにゃあお客様もほぼ集まり、まずはワシからのご挨拶と、乾杯酒についての解説をさいてもうたがやき。


★乾杯酒:「司牡丹・才谷屋」(吟醸酒):ぬる燗(40℃程度)2012.11.28才谷屋.jpg



 ちくと外は寒かったき、まずは吟醸酒をぬる燗にして乾杯ながよ。


 普通は吟醸酒をお燗にゃあせんがやけんど、ベストな湯煎のぬる燗やったら吟醸香も残り、やわらかで華やかな香りと爽やかに膨らむ味わいが、冬場にゃあまっこと心地えいがやき。





★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒):涼冷え(15℃程度)2012.11.28封印酒.jpg


●先肴:珍味と旬菜盛り(ふぐ卵巣ぬか漬け・真鯛酒盗クリームチーズ・するめ烏賊塩辛・冬野菜色々 田舎味噌 天日塩)
先肴.jpg


 続いては、「封印酒」の涼冷えと珍味の組み合わせながよ。


 酒盗クリームチーズと、田舎味噌につけていただく冬野菜は、まさにこの酒のやわらかな旨みとバッチリながやき。


 ふぐ卵巣ぬか漬けと烏賊塩辛は、乾杯酒のぬる燗と交互にやりゃあ、タマラン美味しさで、まっこと止まらんなるがよ!


★「司牡丹・本醸造ひやおろし」(本醸造生詰酒):ぬる燗(40℃程度)

●造り:ぼたん海老・ブリ・マグロ・アオリイカ・〆サバ あしらい彩々
2012.11.28本醸造ひやおろし.jpg2012.11.28お造り.jpg


 この酒の柑橘類を思わせるような含み香が、ぬる燗でさらに引き立ち、やわらかに熟成したリッチな旨みが一層膨らみを増すがやき。


 そんな酒でいただくお造りは、旨みがグンと強調されて、幸せ感が倍増するがぜよ!カウンター宴席風景.jpg













★「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸原酒」(純米大吟醸原酒):涼冷え(15℃程度)2012.11.28酒槽搾り大吟醸.jpg


●煮物:菊花かぶら 吹き寄せあんかけ 松葉柚子


 華やかでフルーティな吟醸香と、深みのある豊かな味わいの調和がまさにファンタスティックな大吟醸の美味しさに、皆さん大感激!


 もともと上品な旨みの煮物の美味しさが、さらに格調高うになって、全身に沁みわかっていくようながよ。


★「船中八策」(超辛口・純米酒):ぬる燗(40℃程度)2012.11.28船中八策.jpg


●揚物:小ふぐ竜田揚げ 青唐辛子 酢立
2012.11.28揚げ物.jpg


 キリッと抜群のキレを誇る「船中」のぬる燗は、揚物の旨みを引き立てもって後口の油をこぢゃんと爽やかに切ってくれるき、こりゃまっこと交互にやりゃあ、止まらんなるがやき。








★「司牡丹・米から育てた純米酒」(永田農法・純米酒):ぬる燗(40℃程度)2012.11.28米から育てた純米酒.jpg


●口直し:和根菜あちゃら漬け
口直し.jpg


 「あちゃら漬け」たぁ、ポルトガル語で漬け物を意味する「アチャール」から来ちゅうがやと。


 大根やカブらあの根菜を刻んで、唐辛子と甘酢で漬けたあちゃら漬けは、ナチュラルな旨みが抜群で、この酒の生命力あふれるナチュラルな旨みと見事な相性を示すがよ。



★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)2012.11.28かまわぬ.jpg


●食事:田舎香りそば 薬味一式
ソバ


 この酒のナチュラルな酸味がぬる燗によって膨らみに変わり、独特の山廃仕込みらしい風味が、よう似たソバの風味と見事に相乗効果を発揮して、美味いこと美味いこと!








●水菓子:柿 いちご サバイヨンソース2012.11.28水菓子.jpg

 卵黄と砂糖をベースに、白ワインやレモンジュースを加えて泡立てられたサバイヨンソースが、柿の甘味にもイチゴの酸味にも見事に合うて、こりゃまっこと美味しいデザートになるがやき。


 ワシも小田部長も西野副部長さんも、司牡丹と美味しいお料理をいただきもって、お客様にお酒を注いだりいろんなお話をさいてもうたりして、カウンターは和気あいあいのこぢゃんとえい雰囲気のまんま、アッちゅう間に3時間以上が過ぎ、20時半にゃあ無事お開きとなったがよ。


 ご参加いただいたお客様も大満足のニコニコ全身笑顔やったがやき。


 3連休の初日にわざわざご参加いただきました皆様、そして素晴らしいお料理と至高のぬる燗をご提供いただきました「ぬる燗 佐藤」の皆様に、心から感謝申し上げますぜよ!












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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