2012年12月01日

シンガポールの有名シェフが酒蔵見学ぜよ!

 11月29日(木)は、高知県シンガポール事務所の服部所長さんらあのご案内で、シンガポールの有名シェフのジャニス・ウォンさんらあご一行様が、司牡丹に酒蔵見学にいらっしゃったがやき。


 11月27日(火)の高知新聞朝刊に「シンガポール人シェフ来高」「ユズに『アイデア浮かんだ』」らあて掲載されちょったがが、ジャニスさんらあながよ。2012.12.1高知新聞記事.jpg



 ジャニスさんと友人のシェフらあ6名は、25日に高知に入り、26日に新聞に掲載されちょった通り北川村ユズ園らあを見学し、27日は夜須のメロンらあを、28日にゃあ池トマトらあを見学し、29日のこの日、司牡丹にいらっしゃったっちゅうわけながやき。


 ちなみにジャニスさんはまだ29歳で、一見女子大生やろかと思うばあの、若うて可愛らしい方ながよ。


 けんどその見た目たぁ違うて、ホンマモンの実力派シェフながやき。


 ニューヨークの「Per Se」、パリの「Le Cordon Bleu Paris」、「Pierre Herme」らあの世界最先端のレストランで修業してきた後、シンガポールに帰国してデザートバー「2am」をオープンしたがよ。


 ほんで、シンガポールのテレビ番組「Star Chef Competition」(日本の「アイアン・シェフ」みたいな番組)に8週にわたって出演し、審査員からその実力を認められて、一気に有名になったっちゅうがやき。


 その後も、2010年にマドリードで開催された有名な料理コンテストにおいて、予備コンテストを勝ち抜き、アジアから唯一の代表者となったっちゅうがよ。


 そんなことらあから、なんとシンガポール政府観光局が、ジャニスさんの活動をバックアップするようになり、いまや彼女は、シンガポールのレストランのためのデザート開発のコンサルタント業や、書籍の執筆までされ、シンガポールを代表するシェフになったちゅうがやき。


 ちなみにジャニスさんのお店「2am」は、シンガポールの高級住宅街ホランドビレッジにある、ハイクラスのデザートバーながやと。


 お客様はデザートとアルコールを楽しむっちゅう、日本じゃあ珍しいスタイルで、営業時間は午後5時から午前2時までで、閉店時間が店名の由来やっちゅうがよ。「2am」外観と柚子のデザート画像.jpg柚子のデザート画像.jpg



 画像の通り、高知県産の柚子を使うたデザートらあも、既に出されゆうようながやき。


 さて、そんなジャニスさんらあご一行様が司牡丹に到着されたがは、朝の9時半ばあ。


 早速応接間にご案内し、お茶を召し上がっていただきもって、司牡丹の歴史や文化など、背景のお話らあをさいてもうて、資料らあもお渡ししたがよ。


 通訳を担当してくださったがは、高知県シンガポール事務所の服部所長さんで、所長さんいわく、ジャニスさんは食材らあの背景やストーリーにこぢゃんとこだわる方やっちゅうがやき。


 その後は、酒蔵見学ながよ。


 まずは江戸時代末期、約180年ばあ前に建造された白壁の貯蔵庫をご案内し、続いては酒屋のシンボル、玄関に吊るされちゅう酒林をご紹介。


 ぼっちりこの2日前の11月27日に、新しい青々とした酒林に吊り変えたばっかしやって、ジャニスさんを筆頭に、シェフの皆さんは写真を撮りまくりやったがやき。酒林見学.jpg2012.12.1酒林.jpg2012.12.1酒林(小).jpg












 続いて、新蔵「平成蔵」へ。


 ぼっちり蒸米機が稼動しゆうとこやって、皆さんに蒸したての蒸米を食べていただいたがよ。蒸米を食べる.jpg


 その後は、洗米機にご案内し、続いて酒母室へ。


 酒母の甘酸っぱい香りに、皆さん興味津々やって、ここでも写真を撮りまくりやったがやき。2012.12.1酒母室見学.jpg












 ほんで、仕込み蔵へ。


 ポコポコと発酵しゆうモロミの香りをかいでもうて、チビッとなめてもうたりしたがよ。モロミ発酵見学.jpg




 皆さん大悦びやったがやき。


 お次は、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にご案内して、お待ちかねの利き酒ながよ。


 本醸造から純米酒、超辛口やら山廃やら大吟醸やら、搾りあがったばっかしの「しぼりたて生原酒」や、「山柚子搾り」(柚子リキュール)まで、いろいろ利き酒していただいたがやき。


 皆さんの反応を見よったら、大吟醸と「しぼりたて生原酒」と柚子リキュールが、お気に入りのようやったがよ。


 足るばあ利き酒していただきゆううちに、そろそろ出発時間の11時。


 皆さんはこの後、畜産試験場や鰻料理の名店「大正軒」らあに行かれるようながやき。



 最後にジャニスさんとワシの記念写真を撮ってもうたがやけんど、残念ながらちくと画像がボケちょったがやき。ジャニスさんと竹村.jpg



 ともあれ、ジャニスさん、シェフ仲間の皆さん、そして服部所長さん、地産地消・外商課の谷内さん、わざわざ司牡丹にお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!







土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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