


ちなみに土佐弁でゆうたら、「このまんま何ちゃあせんかったらオマサンは1年後もおんなじやけんど潜在能力を武器にできりゃあ人生はゲニしょうこぢゃんと凄いことになる」っちゅう感じやろか?
もしこんなタイトルの本やったら、まず売れんろうけんど。
さて、実はワシがこの書籍を購入したがは、書店で見かけた時にあまりに長いタイトルやき思わず手に取ってしもうたことと、著者の写真を見てあまりに美人やったっちゅうことで、ついつい購入してしもうたがよ。
おそらく出版社は、そのへんを狙うて仕掛けたがやろうき、ワシゃあまんまとひっかかってしもうたっちゅうわけながやき。
ほんじゃき実は内容についちゃああんまり期待してなかったがやけんど、読んでみりゃあ「ナルホド!」やら「ヘ〜!」やら「おおっ!」やら「こりゃ使える!」やらが連発で、目からウロコの内容がテンコ盛りやったがよ。
文字も大きめで行間も広うて読みやすいし、文体もクセがのうてこぢゃんとわかりやすいし、しかも200ページばあの薄めの本やき、1時間もありゃあ読み終えてしまえるばあながやけんど、内容はかなり深いもんがあるき、こぢゃんとお薦めさいていただきますぜよ。
著者の久瑠あさ美(http://blog.livedoor.jp/kuruasami/)さんは、そりゃあ美人なはずよ、元「JJ」のモデルさんやっちゅうがやき!


ほんで現在は、予約1年待ちの人気メンタルトレーナーで、渋谷のカウンセリングルーム「ff Mental Room(フォルテッシモメンタルルーム)」(http://ffmental.net/)代表であり、さらに日本芸術療法学会会員、日本産業カウンセリング学会会員、日本心理学会認定心理士やっちゅうがよ。
精神科・心療内科の心理カウンセラーとして勤務後、トップアスリート、各界アーティスト、企業経営者、ビジネスパーソンらあ個人向けのメンタルトレーニングの実績は、のべ1万2千人を数えるっちゅうがやき、凄いがぜよ!
一人一人の心と向き合うて、確実な結果につなげるカウンセリングスタイルは、クライアントから絶大な信頼を寄せられちゅうっちゅうがやき。
さて本書の内容を一言で言やあ、まさに長いタイトルの通りで、どんな人の中にも在る潜在意識っちゅう最強の武器をものにできるかどうかで、人生の勝負は決まるっちゅうことながよ。
ほいたら、どうすりゃあその最強の武器を手に入れることができるがか?
著者は、誰じゃちたった3つのプロセスで、その最強の武器である潜在意識にアクセスできるっちゅうがやき。
その3つを、著者は「三種の神器」と呼ぶがよ。
まず1つ目の神器は、おまさんの未来を創る「want」じゃっちゅうがやき。
「〜したい! 」っちゅうて、いてもたってもおれんなる原動力やっちゅうがよ。
2つ目は、「イマジネーション力」。
イマジネーションの限界が人間の能力の限界やっちゅうがやき。
ほんで3つ目が、「マインド・ビューポイント」。
こりゃあ、自分や世界を高い視点から見ることのできる心の視点やっちゅうがよ。
自分を高みから客観視できりゃあ、感情をコントロールしたり、コミュニケーション力をアップしたり、目にゃあ見えん心を捉え、人を動かす力を手に入れることさえできるっちゅうがやき。
この「三種の神器」が揃やあ、誰やち潜在意識にアクセスできるっちゅうがよ。
「三種の神器」は、おまさんの能力を格段に引き上げてくれるっちゅうがやき。
「三種の神器」を磨き上げ、無敵のマインドを手に入れた人生は、ゲニしょうこぢゃんと凄いことになるっちゅうがぜよ!
さて、ワシがこの本の中で、一番でっかいウロコを目から落としたがは、「自信に根拠らあいらん」っちゅう部分ながよ。
著者は、自分の能力を最大限に発揮するために必要ながは、過去に囚われることのう、不確かな未来を信じることのできる「根拠なき自信」やっちゅうがやき。
通常、「自信」っちゅうたら成功体験を重ねることによって積み上げられていく、「根拠のある自信」を指すがよ。
けんど、そうした過去に支えられた「根拠のある自信」は、たった一度の失敗によって失われ、一気に崩れ去ってしまうっちゅうがやき。
結局のところ、どんな根拠があったちのうたち、未来において上手ういく、上手ういかんは、50:50(フィフティフィフティ)、2分の1の確率やっちゅうがよ。
ほんじゃきこそ、自信に根拠らあいらん、むしろあっちゃあならんっちゅうがやき。
自信は積み上げて保持するがじゃのうて、瞬間瞬間に生み出すもんじゃと、著者は断言するがぜよ!
さらに著者は、「根拠のない自信」っちゅうんは、未来に対して抱くもんやっちゅうがよ。
「将来こうなりたい!」っちゅう「want」を原動力にしちゅうき、過去に成功体験がなかったとしたち、根拠のない自信は誰やち持つことができるっちゅうがやき。
ほんじゃき、「できるか、できんか」は関係ない、「やりたいか、やりとうないか」に焦点を合わせりゃあえいっちゅうがよ。
まっこと、このあたりのくだりにゃあ、ワシゃあこぢゃんとでっかいウロコが目から落ちたがやき!
ワシのことで恐縮やけんど、よう思い出してみりゃあ、ワシゃあ大学時代、よう周りから「根拠のない自信家」やっちゅうて言われよったがよ。
けんど何でかしらん、その頃は、結局はたいていのことはうまいこといきよったがやき。
その後社会人となり、いろんな社会勉強を積んだり、ビジネス書らあを読みあさったり、成功体験や失敗体験らあを積んでいく中で、自信にゃあ根拠がいるもんやと、思い込んでしもうちょったがよ。
けんど、そう思うようになってからは、逆にうまいこといかんことも増えたがやき。
実は自信に根拠らあて、いらんかったがや!
まっこと、ワシの目から落ちたでっかいウロコを、久瑠あさ美さんに感謝の意をこめて贈りたいばあながよ!
さて、ほいたらあとは、本書の中でワシがグッときた言葉らあを、いくつか以下にピックアップさいていただきますぜよ。
「必要ながは未来の自分を信じる勇気を持つことだっけながよ。その勇気はこれから創り出していきゃあえいがやき。」
「『マインド・ビューポイント』で自分の視点が引き上がりゃあ、相手の視点も引き上げることができるがよ。自分の潜在意識を働かせんと、相手の潜在意識を動かすこたぁできんがやき。『ああした』『こう言うた』っちゅう、目に見えたり、聞こえたりする言動で人を判断してしまうがは、『マインド・ビューポイント』が下がっちゅうきながよ。『マインド・ビューポイント』を引き上げ、見えん想いを『イマジネーション』し、それを知りたいっちゅう『want』をフルに稼働させることによって、おまさんの潜在意識は動き始めるがやき。」
「そういう人は、上司から会議資料のコピーを頼まれたら、言われいじゃち資料にページ番号を振って見やすうするがよ。(中略)『できる人』っちゅうんは、他人とおんなじことをやらいたち、周りの人が期待する以上のことをやってのけて、クリエイティビティを発揮するがやき。そこにゃあ、『イマジネーション』を駆使して、新しい価値を生み出そう、未来をクリエイトしょうっちゅう意思を感じることができるがよ。このような人は、周りが放っておかんがぜよ。」
「攻撃することや、逆にその感情を抑圧することはどっちもおんなじばあ、自らを汚す行為でもあるがやき。大切ながは、その核となる想いを自分自身が受け止め、浄化し、昇華する。つまり自らの心で感じとり、感謝することで、キラキラとした温かなエネルギーが自分の内側を満たしてくれるがぜよ。」
「おまさんがホンマに人生を変えていきたいと願うがやったら、ちびっとずつ変えていこうらあて思わんことながよ。『ちびっとずつ変わる人生らあてない。』人生は劇的にしか変わりようがないがやき。あたしゃあ、メンタルトレーナーとして、ちびっとずつ変わる人生らあて、まだいっぺんも見たことないがぜよ。」
「私がひとえに興味があるがは、おまさんがこの本をどれっぱあ『理解』したかやのうて、おまさんの心の武器で、おまさんの現実がどれっぱあ変わっていくがか、ただその一点ながよ。」
「このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はとんでもなく凄いことになる」・・・こぢゃんとお薦めしますぜよ。
久瑠あさ美さん・・・ワシゃあファンになってしもうたぜよ!

このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はとんでもなく凄いことになる
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