「征服すべきは山の頂上やのうて、自分自身ぜよ。」(エドモンド・ヒラリー)
今回の言の葉は、人類初のエベレスト登頂を成し遂げたニュージーランドの登山家、エドモンド・ヒラリーさんの言の葉ながよ。
まだ誰も達成したことのない、そんな偉業を世界で初めて成し遂げた方の言の葉やからこそ、なお一層心に響くがやき。
結局、どんなちんまいことやち、どれっぱあでっかい偉業やち、何かを成し遂げろうとするっちゅうことは、そのこと自体に挑むっちゅうことやのうて、挑むがは実は自分自身の内にある怠け心やっちゅうことながよ。
何かに挑戦しょうとする時、人間はその挑戦しょうとしゆう山の頂にばっかし目を向けてしまいがちながやき。
けんどホンマに目を向けにゃあイカンがは、実は自分自身の心の内ながよ。
ホンマに挑戦しょうとしゆうがは、その挑戦しょうとしゆう何かやのうて、自分自身やっちゅうことながやき。
それさえしっかりと腹の底から理解しちょきゃあ、何に挑戦したとしたち、途中でヘコタレたり投げ出してしもうたりすることも少のうなって、いつの間にかその挑戦を達成しちゅうことになる可能性が、こぢゃんと高うなるがやないろうかのう。