2013年02月11日

幸せの言の葉〈654〉

「凧が一番高う上がるがは、風に向かいゆうときながよ。風に流されゆうときやないがぜよ。」(ウィンストン・チャーチル)


第2次世界大戦でイギリスを勝利に導いた首相、チャーチルさんの言の葉ながよ。


凧も人間もおんなじで、風に流されゆうときにゃあ、高う上がれんもんながやき。


凧も人間も向かい風、つまり逆境におかれたときこそ、高うに舞い上がることができるっちゅうことながよ。


そこそこうまいこといきゆうときや、あんまりうもういきやあせんときらあは、なかなか人間は覚悟を決めることができんき、真の底力を発揮することができんもんながやき。


けんど、最悪と思えるばあの逆境に陥ったとき、人間は退路を断って覚悟を決めることができるき、自分でも気づかんかったばあの底力を発揮することができるもんながよ。


それこそ、強い向かい風が吹きゃあ吹くばあ、天高うに舞い上がる凧とおんなじように、ドン底の逆境やきにこそ、人間はより高いところまで行くことができるっちゅうことながやき。


ほいたら、強い向かい風のときこそ、ドン底の逆境に陥ったときこそ、自分をより高めることができる、ビッグチャンスが到来しちゅうっちゅうことながぜよ。




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