川島先生は、「醸界春秋」っちゅう醸造業界雑誌に、「醸造家と建築」っちゅう長期連載を持たれちゅうがよ。


ほんで今回は、初めて高知県の醸造家と建築を取り上げるっちゅうことで、司牡丹に取材に来られたっちゅうわけながやき。
ちょうどお昼の12時ばあにJR佐川駅に到着されたき、町内でランチをいただきもって、ちくと取材の下準備の打ち合わせをしたがよ。
その後は酒蔵に入り、まずは司牡丹で現存する一番古い蔵、約180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁の1号蔵の中をご案内したがやき。

端から端まで約90メートルばあ真っ直ぐに連なる白壁蔵の内部をご覧いただき、こりゃあ日本一長い蔵ながやないかっちゅうて、川島先生もビックリされちょったがよ。
また、おが屑を内蔵さいた昔ながらの扉も、こりゃなかなか古いもんじゃと、感動されちょったがやき。

続いて、ちくと焼酎蔵の内部もご覧になりたいっちゅうことでご案内したがよ。
ほんで、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、昭和初期頃の古い蔵の写真や、昔の石版印刷時代のチラシらあをご覧いただいたがやけんど、このチラシ類は展覧会を開いたちおかしゅうないばあ貴重な資料やっちゅうて、川島先生も興奮気味やったがやき。
お次は佐川町立の博物館「青山文庫」へ。
ちょうど佐川出身の偉人の1人、広井勇展を開催しよったがよ。
広井勇さんといやあ、小樽港築港工事で日本初のコンクリート製防波堤を完成さいて、港湾橋梁工学における日本の最高権威となられたっちゅう方やき、「まさかこんなところで広井先生の名を聞くとは!」っちゅうて、川島先生も驚かれちょったがやき。
「青山文庫」内は撮影禁止やき、文庫の中庭をちくと撮影さいてもうたがよ。
ちなみにこの庭は、佐川の城主・深尾家の家臣、土方家の屋敷の庭園やったっちゅうもんながやき。


「青山文庫」を出て、続いては酒造りしゆう蔵をご案内する予定ながやけんど、その途中も、川島先生はあちこちの白壁やら水切り瓦やらに感動され、写真を撮りまくりやったがよ。


新蔵「平成蔵」と「モロミ発酵室」、続いては「大吟醸発酵室」をご案内。

大吟醸のこぢゃんと華やかな香りにゃあ、川島先生も驚きの声をあげられよったがやき。
続いては、昔ながらの圧搾機・酒槽(さかふね)をご覧いただいたがよ。


こちらも50年ばあ経っちゅうと思われる古い設備ながやけんど、周りがタイル張りになっちゅうタイプは初めて見たっちゅうて、川島先生はまたまた驚かれちょったがやき。
お次は、最初に入った、江戸時代末期建築の白壁の1号蔵を、外から見学ながよ。

これがもしかしたら日本一長い蔵かもしれんと思いもって、あらためて眺めて見りゃあ、確かになかなか壮観ながやき。
その後は、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、いくつかの司牡丹のお酒を利き酒していただいたがよ。
続いては、国指定の重要文化財になっちゅう、ウチのご本家の竹村脩さんくを、見学さいてもうたがやき。


門を入っていきなり、庭の五重の灯籠を、川島先生大絶賛。

なかなか珍しい、古いもんらしいがよ。
その後は、本家の脩さんが解説される重要文化財の室内を、川島先生が感動しもって聞かれ、いろいろ質問されまくりやったがやき。

その後は、司牡丹の応接室にて、いろいろお貸しする資料らあを用意さいてもうたりしたがよ。
こうして、気がつきゃあ17時半を過ぎちょって、お昼から5時間半以上に及ぶ長い長い取材は、無事終了したがやき。
とにかく、司牡丹の持つ建築物や資料らあの奥の深さや、佐川町の歴史の厚みに驚きっぱなしやった川島先生やったがよ。
川島先生、「醸造家と建築」の原稿、何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社