会場のサンポートホール高松に、ワシゃあ12時過ぎばあに到着したがよ。
ほんで、20数人ばあの参加者が集まり、12時半からワークショップのスタートながやき。
ガイドファシリテーターは、「オラクルひと・しくみ研究所」の青野志のぶさん。
小阪先生のご著書「価値創造の思考法」(「2012年12月4日」のブログ参照)に登場する「顧客の旅デザインマップ」を使い、青野さんのガイドに従うて、それぞれの参加者がそれぞれの「顧客の旅」をデザインしていくっちゅうワークショップながよ。
まずはみんなあに「顧客の旅デザインマップ」が配られ、青野さんからあらためての簡単な解説。
続いて2枚目の「顧客の旅デザインマップ」が配られ、自社の代表的な顧客を選び、このマップの中に落とし込んでいくがやき。
一番左の端が、自社のことを全く知らん人、次が「見込み客の地」、そん次が「新規客の地」で、その間にゃあ「待機客の地」もあるがよ。
続いての「顧客の地」にゃあ、「リピーターの地」「絆顧客の地」「応援者の地」の3段階があって、その下にゃあ「休眠客の地」と「流出客の地」があるがやき。
これらのそれぞれの地に、どんな顧客があてはまるがかを書き出していくがやけんど、これが簡単そうに見えて意外に難しゅうて、かなり頭に汗をかきまくりやったがよ。
例えば司牡丹の場合、酒専門店っちゅう軸で考えりゃあ、自社のことを全く知らん客は「世界中の酒販店」で、次の「見込み客の地」は、「地酒に興味を持っちゅう酒販店」、そん次の「新規客の地」は、「日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)に入って司牡丹を扱いはじめた酒販店」っちゅう具合やろか。
「待機客の地」は、「名門酒会に入ったけんど、司牡丹は扱うてない酒販店」っちゅう感じやろう。
続いての「顧客の地」の「リピーターの地」は、「名門酒会の加盟店で、司牡丹を何度か扱うたことがある酒販店」、「絆顧客の地」は「司牡丹商品を気に入って定番として置いてくれちゅう酒販店」、「応援者の地」は「司牡丹を自店の一番の看板商品として熱心に売ってくれゆう酒販店」っちゅう感じながやき。
その下の「休眠客の地」は、「以前は司牡丹を扱いよったけんど、今は扱うてない酒販店」で、「流出客の地」は、「名門酒会を退会し、司牡丹を扱うてない酒販店」っちゅう具合ながやき。
続いて3枚目のマップが配られ、「現在それぞれの顧客が次に進むためのどんな働きかけをしゆうか」のワークショップながよ。
実際に今やりゆうことたぁゆうたち、その施策がマップのどこに位置するかっちゅうんは、かなり考えんと分からんかったりするがやき。
青野さんが、時々ポロッと「小さいことでもいいんだよ〜。お礼状を出すとか。」っちゅう具合にガイドしてくださり、「あ、そんなんもありか。」とちゅう感じで思い出したりもして、なんとかかんとか進んでいったがよ。
お次は4枚目のマップが配られ、「次に進むお客さんのポジティブな、実際の声、想定される声」を書き出すがやき。
たとえば「見込み客の地」から「新規客の地」に進むお客さんやったら、「ブログ読んだら、なかなか司牡丹は面白そうなき、ウチでも扱うてもうか」っちゅう具合。
また、「リピーターの地」から「絆顧客の地」に進むあたりやったら、「さすが司牡丹。どの酒飲んだちハズレがない！」っちゅう感じながよ。
お次は5枚目のマップが配られ、「次に進まんお客さんのネガティブな、実際の声、想定される声」を書き出すがやき。
たとえば「新規客の地」に進まん「見込み客の地」のお客さんやったら、「司牡丹は、もう昔の銘柄やき扱わん」とかっちゅう感じながよ。
続いては6枚目のマップが配られ、「それぞれのお客さんが次に進むために新たにやりたいor深めたい働きかけ」を書き出すがやき。
3枚目のマップで書いた「現在やりゆう働きかけ」で、左の方の「見込み客の地」あたりでやりゆうことが少なかったら、そりゃあ後が大変よねえ・・・ほいたらここで「見込み客の地」の働きかけを増やさなイカンよねえ・・・ちゅう具合の青野さんのガイドは、まっこと「あ！そうか！」やったがよ。
ほんで、この「新たにやりたいor深めたい働きかけ」を、隣同士で分かりやすう発表し合うがやき。
お次は、この6枚目のマップに書いた施策の中から、以下の通りひとつを選ぶがよ。
�，垢阿砲任�そうなことを1つ選ぶ。
��行動を分解して手順を決める。
��いつまでにやるか、日付を入れる。
�い修譴�できた時の自分へのご褒美を決める。
ほんで続いては、前後左右の人らあでグループになって、1人1人がそれを発表するがやき。
「ワシは○○の地のお客さんに旅を進めてもらうために、○○までに○○をするがやき。その手順は○○ながよ。それができた時の自分へのご褒美は、○○ぜよ。」(拍手！)
ほんでラストに青野さんから、この「顧客の旅デザインマップ」の白紙が配られ、チームで使う場合の有効な使い方の解説があったがやき。
こうして4時間にわたってのワークショップは、無事終了したがよ。
青野さんの見事なガイドで、何とか途中で投げ出すことのうやり遂げれたけんど、こりゃなかなか1人でやったらシンドうて、途中で投げ出してしまいそうな気がするがやき。
青野さん、まっことありがとうございましたぜよ！
さてその後は、みんなあで懇親会ながよ。
会場は、丸亀町の「瀬戸内鮮魚料理店」さん。
17時半ばあから、青野さんのご挨拶と乾杯のご発声があり、さあ懇親会のスタートながやき。
イカナゴの燻製焼き、お刺身盛り、天ぷら、煮物らあの美味しいお料理が次々出され、最初はビールやったワシも、当然日本酒(司牡丹はなかったき、川鶴にしたがよ)に切り替えたがよ。
小阪先生のご著書「価値創造の思考法」にも、刺身やったら日本酒しかないろうっちゅうような内容が書かれちゅうもんやき、当然みんなあにもガンガン進めたがやき。
さらにブリしゃぶ、カブのスープとくりゃあ、ますますみんなあ日本酒ながよ！
皆さんアチコチ移動しもって日本酒を酌み交わし、こぢゃんと会話も弾んで盛り上がったがやき。
青野さんが翌日開催のワークショップの準備のためにこれから大阪入りせにゃあイカンっちゅうことで、19時半過ぎばあにゃあ中締めながよ。
中締めのご挨拶は、今回の準備らあのお手伝いをしてくださった、有限会社エバーグレース・かわにしの川西さんながやき。
2月3日に開催された「社長のアカデミー賞2012」で、見事に四国初の「準グランプリ」を受賞された川西さん、まっことおめでとうございましたぜよ！
その後は、何名かの有志メンバーで、ご参加者の安里さんがやりゆう沖縄風居酒屋「ちゃんぷる〜」(高松市塩上町1-3-32
TEL:070-5514-4443)にて虹会(二次会)ながよ。
泡盛を酌み交わしもって、ここでもこぢゃんと盛り上がったがは当然ながやき。
ご一緒いただきましたご参加者の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ！
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司牡丹酒造株式会社
