2月17日(日)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画として、佐川町の司牡丹本社にて、永田農法純米酒「日土人(ひとびと)」活動5年目の仕込体験と交流会やったがぜよ。
このイベントは、日本名門酒会としちゃあ、四国地区加盟酒販店オリジナル活動5年目の第3弾であり、土佐学協会にとっちゃあ、土佐酒学研究会の「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」5年目の第3弾ながやき。
つまり、米つくりから酒造り、製品化、流通、販売、楽しむ会にいたるまで1年かけて体験し、「日土人(ひとびと)」っちゅう銘柄のお酒まで販売してしまおうっちゅう、まっことワクワクするような取り組みながよ。
ここまで日本酒を徹底して俯瞰的に捉えた活動は、おそらく5年目の今年も全国初の試みやないろうかのう。
ちなみに前回の第2弾稲刈りについちゃあ昨年「10月9日」のブログを、第1弾田植えについちゃあ昨年「6月13日」のブログをご参照くださいや。
さて第3弾の仕込体験は、まずは朝8時50分にJR佐川駅に集合やったがよ。
車で来られる方、JRで来られる方、次々に集まられ、司牡丹本社に向こうたがやき。
香川県からのバスツアー組の20名は既に到着し、作業の説明をうけゆう途中やったがよ。
9時過ぎにゃあ、四国各地から来られた51名がだいたい揃われたがやき。
まずは香川組が蒸し米取りと仕込み作業に入り、引き続いて他の方々にも同様の作業に入っていただいたがよ。
蒸米機と放冷機を通った蒸米を2人組で担いで、もろみタンクまで運んで仕込む作業ながやき。
階段を2階まで上がらにゃイカンき、3往復もすりゃあ案外息がきれるもんながよ。
その作業が終わりゃあ、続いては櫂入れ(かいいれ)作業。
蒸米を仕込んだタンクに櫂棒を入れて、混ぜるがやき。
皆さん交代で櫂入れしてもうたがやけんど、中にゃあタンクの中のモロミや蒸米が重うて、ほとんどよう混ぜれん方もおられたがよ。
こうしてはやくも9時半過ぎにゃあ、仕込み作業は終了。
これから20数日間ばあ発酵さいてから搾りゃあ、待望のオリジナル純米酒「日土人」の誕生になるがやき。
皆さんの心のこもった櫂入れを受けて、きっと今年もこぢゃんと美味しい「日土人」が生まれるろうき、まっこと楽しみながよ!
さてその後は、3組に分かれてもうて、司牡丹の酒蔵見学ながやき。
ご案内引率は、ワシとと玉木醸造部長と浅野杜氏の3人ながよ。
ワシの組は、まずは玄関に吊られた酒林の見学からスタート。
その後、江戸時代末期建造の貯蔵倉、新蔵「平成蔵」、モロミ仕込タンク見学らあを回って、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」にて「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただき、ラストはお待たせしましたの試飲タイムながやき。
皆さん、ニコニコ満面の笑顔で、まっこと嬉しそうに試飲されよったがぜよ。
ちくと早めの11時過ぎばあにゃあみんなあで、ウナギ料理の名店「大正軒」(高岡郡佐川町甲1543 TEL:0889-22-0031)さんの2階座敷に移動。
ちくとワシからご挨拶や、「日土人」活動についてのご紹介らあをさいてもうて、その後は大交流会ながよ。
まずは日本名門酒会本部の岩本さんからご挨拶いただき、立春の日に搾ったばっかしの「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)で乾杯して、交流会がスタートしたがやき。
さあ老いも若きも男も女も、四国四県も入り乱れての、昼間っからの大宴会。
「大正軒」さん自慢のウザクやウマキや蒲焼きらあをいただきもって、持ち込みさいてもうた「日土人」(純米酒)や「司牡丹・永田農法純米酒」、「司牡丹・永田農法〈山田錦〉純米吟醸酒」や「山廃純米かまわぬ」、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあを楽しんでいただいたがよ。
まっこと皆さん、ちくと肉体労働した後やきかしらん、昼間っからこぢゃんと美味しそうにガンガン飲まれよったがやき。
ワシも皆さんと一緒に足るばあ司牡丹を酌み交わさいてもうて、こぢゃんと語り合わいてもうて、まっこと盛り上がったがよ。
13時過ぎにゃあみんなあで集合しての記念撮影も行い、13時半ばあにゃあ無事中締めとなったがやき。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社