2013年02月20日

「一蕾」会議と「サカエヤ」さんにてセミナー&試飲会ぜよ!

 いきなり雪が舞う、こぢゃんと寒い東京の2月19日(火)は、まずは13時半から日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部(株)岡永さんの都内チームと首都圏チームの皆さんらあと、「一蕾(ひとつぼみ)」会議やったがやき。


 司牡丹からはワシと佐藤営業部長と小田関東統括部長、岡永さんからは西野副部長さんを筆頭に、都内チームと首都圏チームの皆さんらあ9名が集まっての会議やったがよ。2013.2.20「一蕾」会議.jpg



 内容としちゃあ、一昨年6月から発売しゆう酒専門店専用商品「一蕾」(純米吟醸酒)を、この2チームでいかに販売していくかっちゅうミーティングやったがやき。


 まずは、現在販売中の平成23BY商品の在庫についての確認。


 1升瓶の方は大丈夫やけんど、720ml瓶商品が残り少のうなっちゅうき、24BYの新酒が発売予定の5月までもたんろうっちゅう話になったがよ。


 720ml商品は、場合によっちゃあ4月ばあから新酒を出すことになるかもしれんがやき。


 続いて、取り扱い加盟店の現状と今後について。


 売れゆう店と売れてない店の差がハッキリ出てきたき、取り扱い店を今一度絞り込んだり新たに選抜したりせにゃならんっちゅう話になったがよ。


 ほんで、昨年4月製造年月の1合瓶試飲サンプルをみんなあであらためて利き酒したがやけんど、老ねもまったくのうて、若々しさを見事に保っちょって、香りも華やかで味わいも豊かで深みがあって、何より輪郭のハッキリした素性のえい美酒っちゅう感じやったがやき。


 皆さんからコメントもいただいたがやけんど、同様に絶賛やったがよ。


 試飲会らあをやって試飲していただけりゃあいっつも大人気でよう売れる商品ながやき、売れてない店にゃあ今一度、試飲サンプルらあをうまいこと使うて、育てていかにゃあイカンちゅうことながやき。「一蕾」サンプル試飲.jpg



 続いては、平成24BYの新酒の製品化本数について。


 この2年間、一歩一歩着実に伸びてきゆうきに、新酒についてもここでドカンと伸ばすがやのうて、着実に伸ばしていこうっちゅうことで、1升と720mlの販売予定本数が決まったがよ。


 手から手へ、蕾のついた一輪の花を優しゅう手渡すように、着実に販売していただきたいがやき。


 皆さん、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


 こうして15時ばあにゃあ、会議は無事終了したがよ。


 その後は、ワシと佐藤部長で、企画部の朝倉さんと犬塚さんと、ちくと打ち合わせ。


 まずは今年発売四半世紀、25周年を迎える「船中八策」の、25周年記念企画について、いろいろ打ち合わせしたがやき。


 また、その記念商品として発売予定のプレミアムバージョン「船中八策・黒」(槽搾り)のデザインや、発売本数や発売時期らあについて、打ち合わせしたがよ。「船中八策・黒」デザイン案.jpg



 今んところのデザイン案は、こんな感じながやけんど、なかなか高級感と存在感があって、えい感じやと思わんかよ?


 また、こちらも大人気の「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)についても、プレミアムバージョンの「山柚子搾り・生」が限定発売される予定やき、その段取りらあについて、いろいろ打ち合わせしたがやき。


 「船中八策・黒」(槽搾り)も「山柚子搾り・生」も、限定商品たぁいえ、どちらもこぢゃんと人気になりそうなき、まっこと楽しみながよ。


 その後は、ワシゃあ営業の矢島さんと待ち合わせ、王子に向こうたがやき。


 お取引先の業務用酒類食品卸のサカエヤ株式会社(http://www.sakaeya-liquor.co.jp/)さんにて18時から、司牡丹のセミナー&試飲会を開催したがよ。2013.2.20サカエヤさん.jpg



 杉山専務さんを筆頭に5名の営業担当の方々にお集まりいただき、まずは矢島さんより、日本名門酒会本部からのお知らせながやき。矢島さんご報告.jpg












 続いてはワシの、司牡丹セミナーのスタートながよ。


 日本名門酒会会報誌に2ヶ月に1回同封さいてもらいゆう、「司牡丹時報(ボタンタイムス)」のバックナンバーの巻頭提言を使うてのセミナーやったがやき。2013.2.20セミナー風景.jpg



 まずは「司牡丹時報Vol.21」の巻頭提言、「ストーリー・ブランディング」について。


 お次は、「司牡丹時報Vol.22」の巻頭提言、「土佐の高知のストーリー」について。


 続いては、「司牡丹時報Vol.23」の巻頭提言、「司牡丹の志のストーリー」、「司牡丹時報Vol.24」の巻頭提言、「司牡丹の差別化&エピソードのストーリー」について。


 さらに最新号「司牡丹時報Vol.25」の巻頭提言、「キュレーターになろう!」についてのお話をさいてもうたがよ。


 ワシらあ地酒に関わる商人は、やっぱし「価格」より「品質」を、「品質」より「ストーリー」を語って、お客様の日々の生活の充実や心の豊かさに貢献せにゃあイカンっちゅうことながやき。


 続いては、『日本酒で料理の美味しさを倍増させ、人生を豊かにする「酒食八策」』。


〈一策〉その土地の料理にゃあその土地の日本酒を


〈二策〉旬の素材を使うた料理にゃあ旬の日本酒が最適


〈三策〉季節に合わせて日本酒の飲用温度を変えりゃあ、旬の料理とベストマッチ


〈四策〉軽い料理にゃあ軽い日本酒、重い料理にゃあ重い日本酒


〈五策〉料理の格や繊細さに日本酒も合わせる


〈六策〉似た風味がある料理と日本酒は相性がえい


〈七策〉日本酒は、反発する料理がほとんどのうて、「消す」「加える」「調和させる」


〈八策〉日本酒の「薫」「爽」「醇」「熟」の4タイプ別に料理との相性がある


 これらあ「酒食八策」について、ちくと詳しゅう解説さいてもうたがやき。


 ほんで最後に、この日の試飲会用に出品さいてもうた司牡丹商品をちくと説明さいてもうて、ぼっちり1時間ばあでワシのセミナーは終了したがよ。



 引き続き、司牡丹試飲会ながやき。


 今回出品さいてもうたがは、以下の商品ながよ。試飲会出品酒.jpg



●「司牡丹・本醸造生貯蔵酒」(本醸造生貯蔵酒)


●「坂竜飛騰(ばんりゅうひとう)」(本醸造酒)


●「司牡丹 花 純米」(純米酒)


●「船中八策」(超辛口・純米酒)


●「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)


●「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)


☆「司牡丹・食べる酒粕」


 皆さんこぢゃんと熱心に試飲していただき、まっこと盛り上がったがやき。


 「ほんまや!このお酒、柑橘類っぽい風味がある!」「あ!これ美味しい!」「この商品はイケる!」「ワシゃあコレを売りたい!」・・・らあの嬉しい声が次々と上がったがよ。2013.2.20試飲風景2.jpg2013.2.20試飲風景.jpg



 また、一通り試飲していただいた後は、「司牡丹・食べる酒粕」をつまんでいただき、お酒を合わせて味おうていただいたがやき。


 「こりゃあナンボやち酒が進む!」っちゅう驚きの声が次々と上がり、試飲だけじゃあ味わえん、珍味と合わせた時の日本酒の底力をあらためて実感していただき、皆さんも目からウロコやったようながよ。


 こうして19時半ばあにゃあ、司牡丹セミナー&試飲会は無事終了したがやき。


 皆さん、お忙しい中ご参加いただき、まっことありがとうございましたぜよ!


 その後は、杉山専務さんと矢島さんとワシの3人で、日本橋室町に移動。


 長年司牡丹を扱うてくださりゆう、居酒屋「波留美」(中央区日本橋室町4-6-9小西ビル1階 TEL:03-3242-8383)さんに向こうたがよ。波留美さん.jpg



 タクシーで向かう途中、消防車がこぢゃんと停まっちょって、焦げ臭い臭いが立ち込めちょって、どうやら火事があったようながやき。


 後から、老舗の籔蕎麦さんの火事やったっちゅうことを知って、ビックリしたがよ。


 さて、20時ばあに「波留美」さんに到着したがやき。


 店頭にゃあ「土佐司牡丹」のミニポスターも貼り出されちょったがよ。土佐司牡丹ミニポスター.jpg棚に土佐司牡丹がズラリ.jpg



 20数人ばあていっぱいになる店内に入りゃあ、お客様がビッチリ。

 カウンターの棚にゃあ「土佐司牡丹」の1升瓶がズラリで、あちこちに「土佐司牡丹」と「土佐司牡丹生貯蔵酒」のミニポスターが貼り出されちょったがやき。


 店主の安部さんにご挨拶さいてもうたら、司牡丹はよう出るっちゅうお話で、まっこと有り難いことながよ。


 ちくとビールで喉を潤し、まずは「土佐司牡丹生貯蔵酒」で乾杯ながやき。


 絶品のマカロニサラダ、ニンニクがたっぷりの名物スペシャルニラ玉、ドデカイ焼き鳥、酒がこぢゃんと進む干しウルメらあをいただきもって、「土佐司牡丹生貯蔵酒」や「土佐司牡丹」のぬる燗を酌み交わしゃあ、会話もこぢゃんと弾むこと、弾むこと!「土佐司牡丹生貯」とマカロニサラダ.jpg「土佐司牡丹生貯」とスペシャルニラ玉.jpg












2013.2.20焼き鳥.jpg干しウルメ.jpg




 いろんなお話をさいてもうたり聞かいてもうたりで、まっこと盛り上がったがよ。


 やっぱしお料理がウマイと、ナンボやちお酒が進むき、とにかく飲んで飲んで、2時間ばあで3人ともかなりの酔っぱらいになっちょったがやき。


 杉山専務さん、矢島さん、そして「波留美」さん、まっことありがとうございましたぜよ!








土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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この記事へのコメント
私は、苦い食べ物が好きなのですが。寒いのが苦手で、春のタラの芽や フキノトウ、菜の花、竹の子とか、酒食八策★ 旬の食べ物には、旬のお酒、できたての生酒や 薄濁り酒とか、合いそう ですね〜。若い酒は、ほんの少し苦みがあるように感じられるしー。でも、熟成酒も 苦味があって でも甘みが出てきて マイルドになってきてー。鮎やサンマの内臓の苦味が、また日本酒に合って〜、貝の苦味や、高知の得月楼の酒盗とか、豊麗純米酒に合うんですよね。前、高知に行った時 夜は高くて無理なので、お昼に行きました。雰囲気が、建物 お庭が 美しくて お茶とともに でも、とてもおいしくて、大変満足でした。酒盗の大瓶も売っていて、デカいなあ‥と。後、八丁味噌の苦味が また好きなんですよね〜。純米酒や本醸造酒だけでなく、司牡丹の吟醸酒は 香りはいいけど 腰があるから、いけそうだなあ‥とか。
Posted by 熱燗 at 2013年02月20日 21:42
熱燗さん、コメントありがとうぜよ!
日本酒に合いそうな苦味のあるツマミの羅列、ヨダレが出そうながよ。まっこと大人の特権ながやき。苦味のある食べ物と日本酒を合わせたときの美味しさを知らんっちゅう人は、まっことかわいそうになるがぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2013年02月21日 13:41