2月20日(水)は、まず日中は東京の宿泊ホテルにて、たまっちゅう事務仕事やら、あちこちに電話やらメールやらをしたりして、雑務的な仕事をいろいろ済まいたがやき。
ほんで夕方ばあからは六本木に出て、「六本木農園」(http://www.roppongi-nouen.jp/)さんへ。
こちらのお店は、全国の農家の方々のアンテナショップ的な拠点で、農家をミュージシャンに見立てて「農家ライブ」らあを開催したりしゆうこぢゃんとユニークなお店で、先日15日(金)にもオーナーの古田秘馬さん(http://www.umari.jp/)の講演を聴きに来た(「2月16日」のブログ参照)ことがあったがよ。
そん時は講演を聴いただっけやったき、何ちゃあ口にできざったこともあり、また古田社長さんとちくとお話もさいてもうて、司牡丹の取り扱いもお願いし、近日中に食事にきますっちゅうて約束もしちょったき、今回あらためて飲みに訪れたっちゅう訳ながやき。
お店が推奨しゆう「今火」っちゅう提案は、「季節を感じながら、旬を炙ってみませんか?」っちゅうキャッチコピーの通り、全国の旬の食材の「炙りもの」と全国の日本酒を合わせて季節感を堪能するっちゅう、まっことワシがこれまで提案してきた旬の食材と旬の日本酒の楽しみ方とバッチリ呼応する提案ながよ。
けんどその目の前で炙る「今火」は、外のスペースやないとできんき、さすがに寒いき室内にして、「今火」はあきらめたがやき。
代わりに、厨房で炙って出してくれる丸イカ炙りを注文。
こりゃやっぱし日本酒しかないがよ。
残念ながらまだ司牡丹は入ってなかったき、お店のお薦めの「五人娘」を注文。
赤カブや人参らあの野菜の漬け物も、なかなか美味しゅうて、お酒が進むこと、進むこと!
丸イカ炙りも、旨みのカタマりみたいなもんやき、こちらもお酒が進むこと、進むこと!
旬の鰆のタタキも、野菜でくるまれちょって、隠し味に日向夏が使われちょって、ちょっとしたカルパッチョ風でウマイもんやき、これまたお酒が進むがやき。
ちなみにワシゃあ前夜にちくと飲み過ぎて、まだ本調子やなかったもんやき、そろそろ〆に入ったがよ。
高知県産の地牡蠣と四方竹の炊き込みご飯を注文。
ほいたら土鍋で炊き込んだがが登場し、こりゃまっこと美味しそうで、食欲がソソラレまくりながやき。
しかも味噌汁と漬け物付きで、その味噌汁が、三陸のワカメと埼玉の胡麻味噌っちゅう珍しい味噌を使うた味噌汁やって、これの風味がまっこと絶品で、幸せ感満載ながよ。
そこに高知県産の地牡蠣と四方竹の炊き込みご飯を掻き込みゃあ、「あぁ、日本人に生まれたことに感謝!」っちゅう、ありふれた言葉やけんど、この言葉しか出てこんがやき!
まっこと、お料理に使われちゅう食材が農家直送やきこそ、当たり前のお料理でもこんなに美味しいがやろうにゃあと、あらためて実感さいてもうたがよ。
今後は、こういうスタイルのお店が東京で増えていく予感がするきに、そうなりゃあますます日本酒の出番が増えていく可能性が高うなるろうと、確信さいてもうた一夜やったがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社