2月23日(土)は、徳島県三好市にて開催の「四国酒まつり」(http://www.shikoku-sakematsuri.com/)会場内にて、第3回「四国地カクテルバトルロイヤル」(http://a-kiss.net/ji-cocktail/)が開催されたがぜよ。
ちなみに「地カクテル」っちゅうんは、四国四県それぞれの県産米を使用した地酒をベースに、各県の果物や野菜らあの県産品だっけを使用して、各県のバーテンダーが創作したカクテルのことながよ。
その四国四県の地カクテルが出揃うて競い合うっちゅうんが、「四国地カクテルバトルロイヤル」ながやき。
第1回は平成22年の2月20日(「2010年2月22日」のブログ参照)に開催され、第2回は昨年の2月25日(「2012年2月27日」のブログ参照)に開催され、今回が3回目の開催ながよ。
さてまずは、高知のバーテンダー協会を代表して、今回三好市までワシらあの酔狂につきおうてくださる「バッフォーネ」(http://www.baffone.com/)の青野さんと、朝8時に待ち合わせして高知市を出発したがやき。
9時15分ばあにゃあ、三好市の会場の旧池田ファミリーに到着。
今回は、「四国酒まつり」のメイン会場からちくと離れちょって、しかも古いスーパーマーケットの撤退した後を使うもんやき、何ちゃあないガランドウの場所やったがよ。
ここにお客さんが集まってくれるがやろうかと、ちくと不安になったがやき。
まあ、今さら心配したちしょうがないがよ。
会場の周りにもぼちぼち人が増えてきて、さあ、ここが今年のバトルロイヤルの闘技場になるがやき!
早速四県のバーテンダーの皆さんが、カクテル準備スタートながよ。
青野さんは、地カクテルに使う「イエルバ・ブエナ」っちゅうミントの葉をちぎる作業をはじめたがやき。
ちなみに高知県の出品する地カクテルは、「土佐モヒート」。
「モヒート」は、南米キューバが発祥の近年人気のカクテルながよ。
そのレシピにゃあ一般的にゃあミントを使用するけんど、本場キューバじゃあ、より野性味と清涼感あふれる「イエルバ・ブエナ」っちゅう別種のミントを使用するがやき。
今回は、そのこぢゃんと希少な「イエルバ・ブエナ」を、ファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんが特別にハウス栽培してくださったき、その良さを存分に引き出す地カクテルを考案したっちゅう訳ながよ。
ミントにゃあ長崎さんが育てた高知県産の「イエルバ・ブエナ」を使用し、司牡丹の純米大吟醸酒をベースに、ライムの代わりにこれまた高知県特産のフレッシュな柚子果汁を使用し、クラッシュアイスを加えて冷やすがやき。
まさに太陽の国・南国土佐の夏のイメージを彷彿とさせる、抜群に爽やかな地カクテル、「土佐モヒート」の誕生ながよ!
11時過ぎばあから、ワシらあスタッフが外を通りゆうお客さんにチラシをまいて、「四国地カクテルバトルロイヤル」に勧誘したがやき。
次第にお客さんが会場に集まりだいて、気がつきゃあ予定しちょった100人を超えて集まっていただき、11時半過ぎ、いよいよ第3回「四国地カクテルバトルロイヤル」の開会ながよ!
まずは四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが紹介され、それぞれが創作した地カクテル名も紹介されたがやき。
ほんで、いよいよ4人のバーテンダーさんらあが地カクテルをつくりはじめたがよ。
やっぱし皆さん、さすがにカッコえいがやき!
さて、今回エントリーされた地カクテルは、以下の4アイテムやったがよ。
〈愛媛〉
●日本刀(ニホントウ):日本酒と、愛媛産のレモンを中心に、鷹の爪、グローブ、シナモン、生姜、和三盆、伯方の塩入りアイスと、あらゆる材料を贅沢に詰め込んだ豪華カクテル。
〈徳島〉
●きんとき〜の:日本酒のどぶろくと、ふかした鳴門金時芋とミルク使うた、クリーミーなベジタブルカクテル。
〈香川〉
●伊吹恋詩(いぶきこいうた):讃岐名産、伊吹島のいりこを使うたいりこ酒と、いりこ出汁、高瀬抹茶粉末と香川県産レモンを使うた、前代未聞のホットカクテル。
〈高知〉
●土佐モヒート:希少な高知県産の「イエルバ・ブエナ」ミントを使用し、司牡丹の純米大吟醸酒をベースに、高知県特産のフレッシュな柚子果汁を使用し、クラッシュアイスで冷やした、爽やかなカクテル。
カラフルな4つのカクテルが並び、100名様限定の試飲審査員受付に、お客様がドッと押し寄せ大混雑!
プラコップに注がれた地カクテルを4種類飲み比べていただき、順位をつけて投票していただくがやき。
次々と試飲と投票が行われ、またたく間に4つの地カクテルがのうなっていったがよ。
こうしてわずか30分ばあで、結局各県120杯ばあの地カクテルをつくっつろうか、それらあが全部カラになり、第3回「四国地カクテルバトルロイヤル」の試飲と投票が終了したがやき。
ここでいったん終了さいていただき、急いで集計と後片付け。
12時半ばあにゃあ集計が終了し、みんなあで「四国酒まつり」のメイン会場に移動し、さあいよいよ審査結果の発表ながよ。
たくさんのお客さんでいっぱいのメイン会場の舞台にて、ワシの司会で結果発表と表彰式が開会。
さあ!第3回「四国地カクテルバトルロイヤル」優勝は・・・
愛媛の「バー・タイニーバブルス」高橋尚毅さんの「日本刀(ニホントウ)」!!
割れんばかりの大拍手の中、愛媛の高橋さんにゃあ、優勝の表彰状と優勝カップの「二升五合瓶」が贈られたがやき。
表彰式終了後は、正々堂々と戦うたバーテンダーの皆さんが集まって、記念撮影。
ちなみに高知の青野さんは僅か2票差の僅差で2位っちゅう結果やって、まっことこぢゃんと惜しかったがよ。
残念ながら優勝は逃したけんど、青野さん、まっことありがとうございましたぜよ!
また他のバーテンダーの皆さんも、まっことお疲れ様でした!
そして、優勝者の愛媛の高橋さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社