2013年04月02日

NHK「おはよう四国」で「四国酒蔵88箇所巡り」取材ぜよ!

 3月30日(土)は、NHK松山放送局の方々が司牡丹に取材に来られたがやき。


 四国四県にてNHK総合テレビ毎週土曜日朝7時半〜8時放送の、「おはよう四国」(http://www.nhk.or.jp/matsuyama/ohayou/)の取材やって、取材ネタは、今年で6年目になる「四国酒蔵88箇所巡り」(http://www.sake88.info/)についてやったがよ。


 ちなみに放送日は、4月6日(土)朝7時半〜8時やき、四国在住の皆さんは是非ご覧くださいや。


 さて、キャスターの三島早織さんと3名の撮影スタッフっちゅう取材陣の皆さんは、まずは案内役の森岡さんのシーンをJR佐川駅にて撮影したがやき。


 森岡さんは、「四国酒蔵88箇所巡り」の先達で、今回は案内役を買うて出てくださり、何と漂泊の俳人・山頭火になりきった衣装で登場されたがよ。


 その撮影がちくと長引いて、皆さんが司牡丹に来られたがは15時過ぎになっちょったがやき。


 まずは三島さんと森岡さんが、「酒ギャラリー ほてい」に向かいゆうシーンを撮影したがよ。「酒蔵の道」を歩く2人撮影.jpg「酒蔵の道」を歩く2人撮影2.jpg








 「酒蔵の道」を話しもって歩く2人が、次第に「ほてい」に近づいてくるがやき。


 ほんでお店の前で、三島さんに「四国酒蔵88箇所巡り」の納経帖(スタンプラリーシート)とマイ猪口を手渡す森岡さん。「ほてい」前にて撮影.jpg納経帖とマイ猪口を渡す.jpg





 「ほてい」店内に入り、まずはちくと試飲のシーンの撮影ながよ。






 春しか飲めん、今が旬のお酒「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒)を、お2人が美味しそうに試飲するシーンながやき。2013.4.2試飲風景.jpg2013.4.2試飲風景2.jpg












 続いては、納経帖に「司牡丹」のスタンプを押して、これにてお2人とも、88箇所の酒蔵のうち1蔵を制覇したっちゅうことになるがよ。スタンプを押す.jpgスタンプを押す2.jpg




 お次は、いよいよワシの出番で、まずは司牡丹で現存する一番古い建物、江戸時代末期建造の白壁の酒蔵内にご案内・・・の予定やったがやけんど、ちくと天気が怪しゅうなってきたき、外のシーンを先に撮影しょうっちゅうことになったがやき。




 まずは、焼酎蔵の白壁を使うて、高知県独特の「水切り瓦」の説明をさいてもうたがよ。「水切り瓦」撮影.jpg



 漆喰が広い面積に塗られちゅうまんまの壁やと、風雨の強い高知県じゃあ、漆喰壁が崩れ落ちたりする危険性があるき、その雨を切って壁を守るため、高知県の蔵にゃあこういう「水切り瓦」が多いがやき。


 地酒は土地の風土を具現化したような味わいになるっちゅうけんど、まさに蔵の造りも、その土地の風土を具現化しちゅうがぜよ。


 続いては、「ほてい」の横の道を上がって、佐川町立の博物館で、維新の志士の遺墨らあが所蔵されちゅう「青山文庫」のご紹介と、司牡丹と同じ慶長8年(1603年)創建の「青源寺」のご紹介をさいてもうたがよ。


 お次は、この後ご案内する、司牡丹で現存する一番古い建物、今から180年ばあ前の江戸時代末期に建造された白壁の酒蔵の、約90mにおよぶ壮観な姿を、旧国道沿いに外から撮影。2013.4.2白壁の酒蔵.jpg



 ちくと車が頻繁に通るき、なかなか撮影しにくそうやったがやき。


 続いては、最初に撮影する予定やった、その白壁の酒蔵内にご案内さいてもうたがよ。


 ここじゃあ、昔の冷房がなかった頃は、蔵の上と下にある窓の朝夕の開閉で、蔵内の温度を低めに抑えよったっちゅう話らあを中心に語らいてもうたがやき。


 ラストにゃあ、格子状のなまこ壁の前で、ワシと森岡さんの〆の語りの撮影ながよ。


 こうして全ての撮影が終了したがは、18時近うになっちょったがやき。



ちくと薄暗うなった「酒蔵の道」にゃあ、お花見のボンボリが灯り、白壁に映えて美しゅう輝きよったがよ。酒蔵の道にボンボリ.jpg




 森岡さん、そして三島さんをはじめとするNHKスタッフの皆さん、まっことお疲れ様でした。


 ありがとうございましたぜよ!


 ちなみに、ウチ以外にも香川の「川鶴」さんの取材も同番組にて放送される予定やし、3時間におよぶウチの撮影も実際に放送される時にゃあカットされまくりやろうけんど、4月6日(土)朝7時半〜8時、NHK総合テレビで四国四県にて放送の、「おはよう四国」(http://www.nhk.or.jp/matsuyama/ohayou/)を、是非ご覧くださいや!













土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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この記事へのコメント
団長さん お疲れさまです。今日 「醸界春秋」書店て取り寄せて 手に入りました。醸界春秋 と言う時には、如何にも堅そうな感じで、店の人も腕組みをするし、なんか~鼻が高い気がしました。しかし、送料入れて 276円は 安いですね。団長さんの説明にも詳しくありましたが、水切り瓦 の事が、よくわかりました。高知県だけのものなんですね〜 古い建物を見ると 京都みたいだなぁ と思ってしまうけど、佐川も土佐の小京都 なんですね。でも、本当は ここにしかないものがあって、佐川は佐川なんですね。昔の人は、美意識のある*いい仕事をしていたものですね。大金を使ってでも、いい物を大事にしていく という事 昔のいい所だと思いました。今は、悪くて も安いからいいや みたいな感じで、美意識が低くて 残念です。司牡丹の蔵に 電線電柱が 邪魔だなあと思ってたけど、それもなんだか レトロな感じで いいなあ‥と思いました。
Posted by 熱燗 at 2013年04月02日 22:28
団長さん*醸界春秋 ありがとうございました。
Posted by 熱燗 at 2013年04月02日 22:31
熱燗さん、2つもコメントありがとうぜよ!
また、わざわざウチが掲載されちゅう醸界春秋を取り寄せてご購入いただき、重ねて御礼申し上げます。かなり専門的なき、一般の方が読んで面白かったかどうか分からんけんど、高うはないき、まあお許しくださいや。
ウチの白壁の酒蔵に電柱や電線が邪魔やっちゅうんは、皆さんおっしゃるがやけんど、その風景こそが、江戸時代と現代をつないじゅうっちゅう証しながぜよ。
Posted by 竹村昭彦 at 2013年04月03日 20:39