ハワイ・ホノルル3日目の4月13日(土)は(現地時間)、朝10時半ばあにホテルを出発やったき、やっとゆっくり眠れたがよ。
部屋から外の風景を眺めてみりゃあ、ワイキキビーチが見えるやいか。
朝食の買い出しに行くついでに、ちくとワイキキビーチを散歩する余裕もあったがやき。
さて前日に引き続き、「MARUKAI」さんのディリングハム店とワード店の二手に別れての試飲即売会に向こうたがよ。
ワシと「大山」の加藤さんと真理子さんはディリングハム店担当で、11時前にゃあお店に到着。
酒売り場にて、試飲即売会の準備ながやき。
11時から15時までの4時間の試飲即売会やったがよ。
この日も、特に何のイベントがある訳でもない普段の日の試飲即売で、お客様がいっぱいおったっちゅう訳でもなかったに、やっぱし面白いばあよう売れたがやき。
「山柚子搾り」はやっぱし大人気で、試飲さえしてもらえりゃあほぼ皆さん購入してくださり、結局この商品だっけで20本以上売れたがよ。
ディリングハム店の本間さんのお話じゃあ、「山柚子搾り」の大ヒットのお陰で「柚子」がお客様に認知され、「MARUKAI」さんじゃあ「柚子胡椒」を仕入れたらよう売れだいたっちゅうことで、感謝されたがやき。
ほいたら高知の柚子ポン酢らあも、売れるがやないろうかのう。
15時過ぎにゃあ試飲即売を終了し、ホテルに戻んてちくと休憩。
17時ばあにみんなあでロビーに集合し、「MARUKAI・SAKEクラブ」のSAKEディナー会に向こうたがよ。
会場は、ホテルから徒歩で行ける場所にある「レストラン・サントリー」さんで、こちらにて「MARUKAI」さんの日本酒ファンの集い「MARUKAI・SAKEクラブ」のメンバー20名ばあを集めて開催されるがやき。
そこにワシらあ6名と「MARUKAI」さんからブライソンさんと本間さんが加わり、28名でのSAKEディナー会ながよ。
9種類の日本酒(+日本酒ベースのリキュール) と日本食をマッチングさいて堪能できるディナー会で、メニューや資料の準備もバッチリながやき。
土曜日の晩でちくと道路が渋滞しちょったようでお客様の集まりが遅うて、予定よりか30分遅れの18時半から開会ながよ。
まずは本間さんがご挨拶され、続いて真理子さんがご挨拶され、お次は4名の蔵元が紹介されたがやき。
さあ、いよいよSAKEディナーのスタートながよ。
★「嘉美心MOMO」(リキュール)
まずは食前酒の「嘉美心MOMO」(リキュール)が登場。
岡山県産の白桃を1本にまるごと1個使うたっちゅう、その甘うてトロリとしたネクターみたいな美味しさに、お客様から歓声が上がったがやき。
その合間に、各テーブルを「嘉美心」の藤井社長が回って、ご挨拶されたがよ。
★「若竹鬼ころし・純米大吟醸」(純米大吟醸酒)
●前菜(ココナッツとイカの酢味噌マリネ)
続いては、「若竹鬼ころし・純米大吟醸」と前菜の組み合わせ。
アメリカ市場じゃあ圧倒的認知度を誇る「若竹鬼ころし」の大吟醸の登場に、お客様もニコニコながやき。
ココナッツのトロビカルな甘みとイカの海の甘みに酢味噌の酸味が加わり、見事な珍味に仕上がっちょって、「若竹大吟醸」のフルーティなアロマとスムースな味わいが、ばっちりマッチしちょったがよ。
「若竹」の松永社長は、新社長の若いパワーで精力的に回られよったがやき。
★「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)
●お造り
続いては、いよいよ「船中八策」と「お造り」の王道の組み合わせながよ。
刺身のナチュラルな旨みを、この酒が一瞬口中で膨らませ、後口は心地えいばあスパッと切ってくれるがやき。
ほんじゃき、また刺身が食べとうなる、食べたらまたこの酒が飲みとうなる・・・交互にやりゃあ止まらんなるがよ。
ワシもあちこち回らいてもうたがやけんど、そんな美味しさに気づかれた方もおられ、大絶賛をいただいたがやき。
★「大山・吟水花」(純米吟醸酒)
●お椀(海鮮茶碗蒸し梅酢ソース)
お次は「大山」と「茶碗蒸し」の組み合わせ。
茶碗蒸しのクリーミーな風味が、この酒のイメージとバッチリやったがよ。
「大山」の加藤さんも、あちこち回られ、造り手ならではのいろんなお話で盛り上がっちょったがやき。
★「若竹鬼ころし・純米吟醸」(純米吟醸酒)
●揚げ物(筍と海老のしんじょう)
続いては「若竹・純米吟醸」と「揚げ物」が登場。
この酒のしっかりしたリッチな旨みが、揚げ物の旨みと見事にマッチして、互いの美味しさを引き立て合うたがよ。
このあたりで、お客様も酔いが回ってきたようで、あちこちで笑い声が響きだいて、大盛り上がりになったがやき。
★口直し:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)のグラニテ
ここで口直しとして、「山柚子搾り」のグラニテが登場!
その美味しさに皆さん、「オーマイガッ!」を連発ながよ。
「山柚子搾り」を凍らいてかき氷みたいに削っただけながやけんど、「どうやって作ったか教えてほしい」っちゅう人が続出するばあ好評やったがやき。
★「若竹鬼ころし・純米」(純米酒)
●焼き物(銀ダラの西京焼き)
お次は、「若竹・純米」と焼き物の組み合わせながよ。
銀ダラ西京焼きの独特の旨みと、ぬる燗で提供されて旨みが倍増したこの酒が、まっことベストマッチやったがやき。
★「大山・十水」(十水仕込み純米酒)
●お食事(地鶏の五目ご飯・味噌汁・香の物)
続いてはちくと珍しい、日本酒とご飯物の組み合わせ。
この酒の、米の旨みが生きちゅうリッチでジューシーな風味が、ご飯物と見事に寄り添い合うて、なかなか美味しかったがよ。
●デザート(黒胡麻のプリンとバニラアイスの貴醸酒かけ)
デザートは、黒胡麻のプリンとバニラアイスクリームに、トロリと甘い「華鳩・貴醸酒」をかけたもんが登場したがやき。
黒胡麻の風味とバニラアイスの風味に貴醸酒の風味が加わりゃあ、まるで和風ラムレーズンアイスのような美味しさになるがよ。
★デザート酒:「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」(純米大吟醸原酒)
いよいよラストは、スペシャルなデザート酒として、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸」が登場!
ここに来ての大吟醸の登場に、皆さん大悦びやったがやき。
その心踊る華やかな香りと深い味わいに、幸せそうな笑顔の花が、あちこちに満開になったがよ。
こいして21時半ばあに、無事「SAKEディナー」はお開きとなったがやき。
ちなみに、会のラストにゃあお客様皆さんにこの日出品された日本酒の注文表が配られ、その場で注文代金をお支払いになり、後日「MARUKAI」さんのお店に受け取りに行くっちゅうがやき、なかなかシッカリした仕組みながよ。
日本じゃあ考えられんことやけんど、これでわずか20名やに、20本以上の注文が入るがやき、まっこと「ところ変われば」ながやき。
皆さんタップリ飲んで食べて、注文もされて、こぢゃんとエンジョイされた幸せいっぱいの満面笑顔で、帰路につかれたがよ。
ご参加いただきました「MARUKAI・SAKEクラブ」メンバーの皆様、そして「MARUKAI」のブライソンさん、本間さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社