「精神を凌駕することができるがは習慣っちゅう怪物だけながぜよ。」(三島由紀夫)
戦後の日本文学を代表する人気作家、三島由紀夫さんの言の葉ながよ。
精神力だっけで、何かを長年継続するっちゅうんは、なかなか至難のわざながやき。
けんど、それを習慣にさえしてしまやあ、精神力らあのうたち、たいした苦労も感じんと、長年継続することが簡単にできてしまうがよ。
三島さんがその習慣を怪物と呼ぶがは、おそらくえい習慣もありゃあ悪い習慣もあるきながやき。
えいことも悪いことも、習慣になってしまやあ、精神力でそれをやめろうとしたち、なかなか至難のわざになってしまうがよ。
長いこと身体に馴染んだ習慣は、それっぱあ物凄い強固なパワーを持っちゅうがやき。
ほいたら、いかに悪い習慣に早めに気づいてストップをかけ、えい習慣は身体に染み込むまで継続するように仕向けるかっちゅうことながよ。
それができりゃあ、肉体も精神も凌駕する、物凄いパワーを持つ怪物を味方につけることができるっちゅうことやき、大抵のこたぁ実現できる、つまり人生の成功者になることができるっちゅうことながぜよ。