2013年06月01日

幸せの言の葉〈687〉

「勤勉だっけが取り柄やったら蟻と変わるくがないがよ。何のためにせっせと働くかが問題ながぜよ。」(ヘンリー・ディヴィッド・ソロー)


アメリカの作家・詩人で、思想家・博物学者でもあり、アメリカにおける環境保護運動の先駆者とも言われる、ヘンリー・ディヴィッド・ソローさんの言の葉ながやき。


真面目で勤勉なことはこぢゃんとえいことやし、日本にゃあそういう人々がたくさんおるっちゅうことは、まっこと素晴らしいことながよ。


けんどソローさんは、それだっけじゃあ蟻と変わらんっちゅうがやき。


何のためにそんなにせっせと働くがか、それが問題やっちゅうがよ。


つまり、働く目的は何ながかっちゅうことながやき。


お金のため、生きていくため、家族のため・・・もちろんそれもあるろうけんど、それやったらやっぱし蟻とあんまり変わらんがよ。


人間はまっと大きな目的を持ったときこそ、まっと大きな仕事を成し遂げることができるし、幸せになれる生き物ながやき。


大きな目的・・・つまり大きな夢を持つっちゅうことながよ。


その夢が叶うたから幸せになれるがじゃのうて、夢が叶うかどうからあ関係なしに、人間は夢を持つことで幸せになれる生き物ながやき。


おまさんは何のために働きゆうぜよ?


おまさんの目的は、おまさんの夢は何ぜよ?




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