2013年06月03日

高松で「酒類の輸出促進連絡会議」ぜよ!

 5月30日(木)は、高松国税局にて「酒類の輸出促進連絡会議」が開催されたがやき。


 高松国税局課税部の酒類監理官、酒税課長、酒類業調整官の皆さんと、中国四国農政局、四国経済産業局、四国運輸局の皆さん、四国各県のJETROの皆さん、四国各県の県庁の皆さん、日本酒造組合中央会四国支部支部長と、四国各県の酒造組合の皆さん(高知県代表でワシが出席)らあが集まり、取材のマスコミの方々も来られちょったがよ。


 ほんでまずは13時20分ばあに、資料の確認、「酒類の輸出促進連絡会議」の設置について、「酒類の輸出促進連絡会議規約」(案)についてのお話があったがやき。「酒類の輸出促進会議」の設置について.jpg


 規約(案)についちゃあ、この場で承認され、正式に規約となったがよ。


 ちなみに「酒類の輸出促進連絡会議」の趣旨は、以下の通りながやき。


【酒類の輸出促進連絡会議の趣旨】

「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(平成25年1月11日閣議決定)において、國酒を始めとした“日本産酒類の総合的な輸出環境整備”が、地域の魅力の発信、観光の振興の具体的施策として盛り込まれたがよ。これを踏まえ、クールジャパン推進の一環として、日本産酒類の総合的な輸出環境整備について関係府省等の取組状況を把握し、必要に応じて関係者間の調整を行うため、「日本産酒類の輸出促進会議」(平成25年3月12日に内閣官房長官決裁)が設置されたがやき。そこで、関係府省の地方支分部局及び独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)を始めとした関係機関の地方部局、地方公共団体及び支援の対象となる業界の代表との恒常的なネットワークの構築・充実を図り、四国産酒類の輸出促進を支援するため連絡会議を設置・開催するがぜよ。


 ほんで、13時から正式に会議が開会ながよ。2013.6.3開会.jpg



 まずは高松国税局の森局長さんと伊藤課税部長さんがお越しになり、森局長さんから開会のご挨拶があったがやき。高松国税局長さんご挨拶.jpg












 ほんで、森局長さんと伊藤課税部長さんは公務のため退席され、稲田筆頭酒類調整官さんの司会で、出席者が紹介されたがよ。2013.6.3会議風景.jpg



 さて、いよいよ議題に入るがやき。


 まずは酒類輸出の現状について、資料の説明があったがよ。酒類輸出の現状.jpg酒類輸出の現状2.jpg












 四国の酒類メーカーの輸出状況(平成23年度)は、徳島と香川が各4場ずつ、愛媛と高知が各各12場ずつで、合計で32場が輸出しゆうっちゅうがやき。


 ほんで、輸出免税数量はここ数年右肩上がりで、全国はビール、四国はリキュールの増加が顕著やっちゅうがよ。


 内訳としちゃあ、全国は56.5%を占めるビールがメイン、四国は71.7%を占める清酒がメインやっちゅうがやき。


 酒類の輸出量は、四国全体の52.9%を高知県で占めちょってダントツ!


 高知県は清酒、徳島県は焼酎、愛媛県はリキュールが最多っちゅう傾向ながやと。


 輸出先国としちゃあ、全国じゃあ韓国が30.4%を占めて第1位、四国じゃあアメリカが47.6%を占めて第1位やっちゅうがよ。


 また、四国の酒造メーカーの清酒の輸出先国の状況は、ここ5年間はアメリカが5割強を占めちょって、近年は香港とシンガポールが増加傾向やっちゅうがやき。


 また、県別の輸出状況としちゃあ、徳島県はここ5年間顕著な増加傾向を示しちょって、香川県はニュージーランド・イギリスへの輸出が多いっちゅう傾向があり、愛媛県は多国化の兆候があり、高知県は既に多国へ輸出しゆうっちゅうがよ。


 続いては「酒類の輸出等に関するアンケート調査」の調査結果について、説明があったがやき。「酒類の輸出等に関するアンケート調査」の調査結果について.jpg




 輸出開始のきっかけ、輸出方法、輸出する際の苦労や問題点、今後輸出したい国、輸出先国の欲しい情報、輸出していない理由、輸出する場合に欲しい情報、輸出セミナーを開催したら受講するか・・・。


 さらに酒蔵見学について、見学客を受け入れゆうか、受け入れていない理由は何か、今後受け入れてもえいか、見学客の対応や説明はどうしゆうか、外国人見学客への対応はどうしゆうか・・・等々について、アンケート結果の説明があったがよ。酒蔵見学についてのアンケート調査結果.jpg



 続いては、アンケートで把握した酒造メーカーからの要望に対する解決策についての意見交換ながやき。


 併せて、酒類の輸出促進に関する各省庁及び各県等の支援策についても、説明があったがよ。


 輸出関係についちゃあ、相手国情報、相談・アドバイスについて、環境整備要望についてらあの要望事項があり、それらを1つ1つ紹介し、解決策を提示し、各省庁及び各県等の支援策らあについても説明があったがやき。


 また、酒蔵見学についても、様々な要望事項が紹介され、それらあ1つ1つに対して解決策を提示し、各省庁及び各県等の支援策らあについても説明があったがよ。


 こうして16時にゃあ無事閉会となったがやき。


 司牡丹としちゃあ、既に昔っから各国に輸出しゆうがやけんど、いろんな問題点や解決策らあをお聞きして、あらためて学びになったがよ。


 高松国税局の皆さん、そして各省庁及び各県等の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!







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司牡丹酒造株式会社



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