6月1日(土)は、大阪から京都に移動して、京都KBSホール前に17時半に集合したがよ。
京都のお取引先の酒販店「津乃嘉商店」(http://www.tunoka.com/)の井上社長さんは、「時代屋」(http://jidaiya-kyoto.net/)っちゅう居酒屋も10店舗ばあ経営されゆうがやけんど、その会社が新日本プロレスリング(http://www.njpw.co.jp/)京都大会のスポンサーやっちゅうことでチケットをご用意してくださり、仲間のハクレイ酒造(http://hakurei.co.jp/)の中西社長も一緒に、プロレス観戦したっちゅうわけながやき。
会場前にゃあ、プロレスファンがドワーッと集まっちょって、グッズ販売コーナーにも人だかりができちょって、熱気がヒシヒシと伝わってきて、ワシも久々に血が騒ぐがよ。
思いおこしゃあ、ワシとプロレスとの出会いは6歳ばあのとき、雑誌「月刊ぼくら」の漫画「タイガーマスク」が最初ながやき。
その後「タイガーマスク」は、「週刊ぼくらマガジン」、「週刊少年マガジン」と連載誌が変わり、アニメも始まって大人気となり、ワシも夢中になるがよ。
ほんで、9歳ばあの頃にゃあ漫画もアニメも「タイガーマスク」は終了。
その後はアントニオ猪木さんが新日本プロレスを創立し、テレビ朝日系列がない高知県じゃあ深夜枠でのテレビ放送やったがやけんど、中学生になっちょったワシゃあ夢中でテレビにかじりついちょったがやき。
「燃える闘魂」アントニオ猪木さんの魅力にハマってしもうたワシゃあ、中3のときにゃあ本気でプロレスラーになりとうて、毎朝ランニング、スクワット、ブリッジらあで体を鍛えよった時期が1年ばああったほどながよ。
さすがに1年でレスラーはムリやと気づいたがやけんど、新日本プロレス中継にゃあドップリやったがやき。
大学生になって東京に出てきた頃にゃあ、初代タイガーマスク(佐山聡さん)が鮮烈デビューし、大人気に!
この頃あたりから、東京におるがをえいことに、友だちらあと新日本プロレスを時々、生で観戦に行くようになるがよ。
ほんで、一生忘れることのできん大事件が起こるがやき。
時は今から30年ばあ前の昭和58年(1983年)12月8日、蔵前国技館にて第4回「MSGタッグリーグ戦」優勝決定戦が開催されたがよ。
メインエベントは、アントニオ猪木&ハルク・ホーガン組VSディック・マードック&アドリアン・アドニス組!!
もちろん猪木ファンながやけんど、こん時のワシゃあ「スーパーロデオマシーン」と言われたディック・マードックさんの、滞空時間が長うて崩れ落ちるような垂直落下式の元祖ブレーンバスターにシビレまくりやって、マードックさんを応援しよったがやき。
ちなみにブレーンバスターたぁ「脳天砕き」の意味やき、背中から落とすがは本来は違うちょって、マードックさんのやり方がホンマもんの元祖ブレーンバスターながよ。
結局、試合は猪木&ホーガン組が勝ったがやけんど、試合終了後の花道にファンがドッと押し寄せて来たがやき。
ほいたら優勝トロフィーを両腕でかかえちょった猪木さんが、ファンにもまれて花道で転んでしもうたがよ。
それを見て怒った後ろを歩きよったホーガンさんが、押し寄せる観衆を振り払おうとして、両腕を振り回しだいたがやき。
そん時ワシゃあ、押し寄せる大群衆に流され流されて、一瞬エアポケットのように空いた空間にポコンと飛び出したがよ。
それがぼっちり、ホーガンさんが両腕を振り回しもってやって来る目の前!
顔面にホーガンさんのぶっとい腕が直撃し、ワシゃあ簡単にポーンと吹っ飛ばされたがやき。
押し寄せる大群衆がクッションになって何とか命だっけは助かったけんど、鼻血ドバドバの大流血やったがは当然ながよ。
以来ワシゃあプロレス観戦仲間からは、「全盛期のホーガンに殴られたシロウト」として崇め奉られ、生きた伝説と化したがやき。
ちなみに酒造メーカー数あれど、ハルク・ホーガンに殴られたことのある蔵元社長らあて、世界中探いたちワシばあしかおらんがやないろかのう?
その後も大学時代、東京サラリーマン時代と、ちょこちょこ新日本プロレス観戦にゃあ行きよったけんど、ここ20数年ばあは完全にご無沙汰しちょったがよ。
ちくと解説が長うなってしもうたけんど、「久々に血が騒ぐ」たぁ、そういうワシのプロレス・ヒストリーから来ちゅうもんながやき。
さあ!いよいよドキドキワクワクの試合観戦ながよ!
第1試合は、ヤングライオンの特攻隊長、高橋広夢VS度胸満点空中殺法、リコシェ。
リコシェさんの空中2回転のムーンサルトプレスは圧巻やったがやき!
第2試合は色男キャラ、ブライアン・ケンドリックVSレスリングマスター、邪道。
邪道さんの「フーッ!」っちゅう雄叫びは、会場のファンも大勢が一緒になって叫んで、大盛り上がりやったがよ!
第3試合は、変幻自在のマスクマン・ルチャファイター、ティタンVS世界一性格の小ズルい男、タイチ。
「タイチはカエレ!」コールを物ともせんと、ティタンのマスクをマジで剥ぎ取るタイチのヒールっぷりに、まっこと盛り上がったがやき!
第4試合は、あの初代タイガー佐山聡の弟子にして4代目、タイガーマスクVS若きオールラウンドプレイヤー、KUSHIDA。
スピード、飛び技、テクニックと、まっこと互いの見せ場の多い、こぢゃんとアツうなる試合やったがよ!
第5試合はタッグマッチで、キャプテン・ニュージャパン&棚橋弘至VSタマ・トンガ&カール・アンダーソン。
さすがは「100年に1人の逸材」と言われ大人気の棚橋さん、入場の花道にもファンが殺到して大盛り上がりやったがやき。
やっぱしヘビー級の試合は、音も迫力も違うがぜよ!
ちくと休憩をはさんでの第6試合は、技の千手観音、アレックス・シェリーVS唯一無二のハイ・フライヤー、バレッタ。
お互いの華麗で多彩な技の応酬は、見所満載のベストバウトやったがよ!
第7試合は、破天荒パワーファイター、ケニー・オメガVSロシアン・フーリガン、アレックス・コズロフ。
コズロフさんのコサックキックにゃあ、思わず笑うてしもうたがやき!
第8試合は、昨年度「SUPER Jr.」優勝の実力派、田口隆祐VSフライング武士道のマスクマン、BUSHI。
BUSHIさんの宙を舞う姿をバッチリ撮影できたと思うたに、何やら分からん画像で残念ながよ。
第9試合は、暗闇のトリックスター、ロッキー・ロメロVSリアル・ロックンローラ、プリンス・デヴィット。
ロメロさんの方が悪役っぽいイメージやに、正義の味方っぽいデヴィットさんの方が外人軍団を引き連れてやりたい放題の暴れっぷりで、こりゃ遺恨を残したがやないろうか。
ファイナルの第10試合は6人タッグマッチで、本間朋晃&後藤洋央紀&真壁刀義VS外道&石井智宏&オカダ・カズチカ。
メインエベントのヘビー級6人タッグマッチは、やっぱし迫力満点!
暴走キングコング、真壁刀義さんと、今や新日の若きエース、第59代IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカさんの対戦は、会場全体が盛り上がりまくりやったがやき。
こうして、こぢゃんとアツうに燃えた10試合は、21時前にゃあ無事全て終了し、ワシゃあまっことマックスハイテンションのまんまで行き抜けたき、一気に疲れと空腹が押し寄せてきて、脱力状態になっちょったがよ。
その後は、ハクレイ酒造の中西社長らあと、懇親会場の「酒と炉ばた天盃」(http://jidaiya-kyoto.net/)に向こうたがやき。
実はこちらも井上社長が経営するお店やって、この日は貸し切りにして、新日レスラーの皆さんとの懇親会やっちゅうがやき、こりゃファンにとっちゃあタマランがよ。
ちくと先に飲んだり食べたりしよったら、22時ばあにレスラーの皆さんがいらっしゃり、店内は一気に大盛り上がり!
棚橋さんの音頭で、みんなあで乾杯したがやき。
ワシらあのテーブルにゃあ4代目タイガーマスクさんがいらっしゃり、大感激ながよ!
考えてみりゃあ、漫画とアニメの「タイガーマスク」から、ワシのプロレスLOVEはスタートしたといえるがやき、この日ワシらあの席にタイガーマスクさんが座られたがにゃあ、まっことこぢゃんと縁を感じてしもうたがやき。
途中で席の移動らあもあり、続いてワシらあの席にゃあ、棚橋弘至さんがっっ!!
やっぱし近くで見てもイケメンやし、オーラが違うがよ!
ありゃ?あのレスラーは誰やろ?・・・と思うたら、井上社長やったがやき。
後ろにおるがは昨年度「SUPER Jr.」優勝者の田口隆祐さんながやけんど、ホンマモンのレスラーの方と並んだちヒケをとらんガタイの良さとオーラは、まっことサスガながよ。
ちなみに宴席じゃあ、ワシの「ハルク・ホーガンに殴られた」ネタは、誰に話したちみんなあにバカウケやったがやき。
こうしてレスラーの皆さんと飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりの懇親会は、0時ちょい前ばあにゃあ中締めし、無事お開きとなったがよ。
レスラーの皆さん、まっことお疲れ様でした!ありがとうございました!
そして井上社長さん、素晴らしい機会をおつくりいただき、まっことありがとうございました!感謝感謝ぜよ!
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司牡丹酒造株式会社