幸せの言の葉〈693〉
「壁がつくられた訳を知るまで、壊してしまうべきやないぜよ。」(ギルバート・チェスタートン)
イギリスの作家・批評家、ギルバート・チェスタートンさんの言の葉ながよ。
例えば、単なる昔のしきたりや慣例らあで、どう見たち意味があるたぁ思えんようなことがあるろうがよ。
昔っからある大木を神様のように崇め奉っちゅうとか。
ほんで、その意味を何ちゃあ考えんと邪魔やっちゅうて伐ってしもうたら、大切な井戸が渇れてしもうた・・・とか。
要するに、神木にゃあ神木として大切に崇め奉る理由があったっちゅうことながやき。
企業や団体らあにやち、一見意味のなさそうなしきたりや慣例らあがあるろうがよ。
確かに、革新のない伝統に継続はないがやき、ムダな壁は壊さにゃイカンがやき。
けんど、その壁がつくられた理由を知ってからやち、遅うないろがよ。
もしかしたら、壁がつくられたがにゃあ想像もせんような意味があるかもしれんがやき。
壁を壊してしまうがは簡単かもしれんけんど、一回壊した壁を修復するこたぁこぢゃんと難しいがよ。
意味のなさそうに見える壁やち、壊す前にちっくと立ち止まって、その存在の意味を考えてみるばあの余裕は必要やっちゅうことながぜよ。
Posted by tsukasabotan at 06:52│
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こんにちは
以前コメントさせていただいた高知大生の
母です。
柚子の大バカ十八年、マニアックと言われたのがわかるような気がします。ロックで、ちびちび頂いてますが、甘い甘いジュースのような柚子のお酒よりも好みかも。
今日は、教えていただきたいのですが
司牡丹を飲んだことのない60代後半の方にお酒を差し上げたいので、銀座へ買いに行こうと思っているのですが、数ある種類の中で
どれがオススメでしょう。
お時間ある時、アドバイスお願いします。
東北出身、お酒なら何でも飲む女性に差し上げます
このお話を聞いて思ったのは。今では、麹蓋は ほとんど 使われなくなりましたが、麹蓋の形や 木の反り方 大きさも すべて意味があり、麹蓋での基本的な麹の造り方を ちゃんと理解して、 機械化してもそれを分かってないと 技術力がどんどん落ちていく そんな事を 本で読んだ気がします。自分は やはり四季醸造より 冬期に仕込むのが 本来で、温度管理されても 味に元気さがなくなるのでは と 思っています?。それで、司牡丹を贈るとしたら、たくさん飲む人には、船中八策や自由は土佐の山間よりや 豊麗司牡丹や 龍馬さんの日本を今一度洗濯…純米辛口で。適量飲まれる方には、永田農法の骨太純米吟醸や かまわぬや 名前忘れたけどラベルが変わった香りのいい純米吟醸酒 が、いいのでは? 蔵の顔は、純米酒だろうから、自分ならこうかなあ‥と、想像して楽しみました。すみません。
りんさん、コメントありがとうぜよ!
返信遅うなって、申し訳ございませんでした。
さて、東北の女性の方へ司牡丹を贈る場合ですが、熱燗さんが言われるように、量を飲まれる方やったら、「船中八策」が一番オススメです。お酒だけやと、淡麗でちくと物足りんかもしれんけんど、料理を食べもって飲むやったら、最強ながやき!また今やったら夏季限定「船中八策・零下生酒」もオススメです。こちらは要冷蔵になるけんど。
また、新商品の「司牡丹・仁淀ブルー」も、清流の味わいの自信作で、ラベルと化粧箱も美しいき、ご贈答にオススメながやき。
まっと高級なががよろしけりゃあ、「華麗司牡丹」(純米大吟醸酒)や「秀吟司牡丹」(純米大吟醸原酒)あたりをオススメします。さらに詳しゅうは、お店の方にお訊ねくださいや。よろしゅうお願い申し上げます!
熱燗さん、コメントありがとうぜよ!
返信遅うなって申し訳ございません。
さて、蓋麹法についちゃあおっしゃる通りで、ウチもVEXっちゅう蓋麹法をある程度機械化したもんを使いゆうがやけんど、蓋麹法を知って使わにゃあ意味がないき、蓋麹造りも残しちゅうがやき。
また、いろいろ司牡丹の商品もご紹介いただき、ありがとうございましたぜよ!