今回は昨日のブログの続きで、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)蔵元有志会研修旅行の2日目ながよ。
2日目の参加メンバーは、「一ノ蔵」「開華」「久寿玉」「春鹿」「白嶺」「五橋」「嘉美心」「司牡丹」「西の関」「天盃」の10蔵元と、山形支部の武田庄二商店の武田社長さん、日本名門酒会本部・(株)岡永の飯田社長さんと森部長さん、そこにゲストとして初日に見学さいてもうた「獺祭」旭酒造の川崎部長さんが加わり、合計14名やったがやき。
まずは朝9時に徳山のホテルを、貸し切りバスで出発。
10時過ぎにゃあ「五橋」の酒井酒造さんに到着したがよ。
社内に入りゃあ、まずは商品展示コーナーが目に入ったがやき。
さて、酒井専務さんと社員の方が、酒蔵のご案内をしてくださったがよ。
もちろん「五橋」さんは、前日の「獺祭」さんと違うて寒造りやき、この時期仕込みはしてないがやき。
けんど、発泡清酒の「ねね」らあは、この時期も小仕込みで毎月仕込みゆうがやと。
まずは蒸し場の「こしき」、続いて麹室とご案内いただいたがよ。
麹は、天幕式と箱麹と蓋麹を採用しちゅうっちゅうがやき。
麹を並べる棚が、使わんときに収納スペースを取らんように、バネで跳ね上がるようになっちょったり、農業用の苗床を麹の台に使うたりと、随所に独自の細かい工夫が見られ、感銘をうけたがよ。
続いては酒母室、屋上に上がって貯水タンクや周りの風景、上槽室の「YABUTA」と酒槽らあを見学さいてもうたがやき。
さらに木桶仕込み用の木桶を見学さいてもうてから、4種類の「五橋」の日本酒をみんなあで利き酒さいてもうたがよ。
純米酒はまっことやわらか、純米吟醸酒はフルーティかつナチュラルなやさしい風味、木桶仕込みはどっしりした風格の味わい、スパークリングは爽やかなあまやかさで、どのお酒も派手さはないけんど、「五橋」らしい凛とした燻し銀の美味しさっちゅう芯が通っちょって、やっぱし流石の銘酒ながやき!
その後は、仕込みタンクや端桶防止用の小さめの貯酒タンク、瓶詰めライン、瓶燗スペースらあを見学さいてもうて、11時過ぎにゃあバスに乗り込み、「五橋」さんを出発したがよ。
ちなみにここで、(株)岡永の森部長さんは帰られたがやき。
バスは一路、昼食会場の岩国国際観光ホテルへ。
こちらのホテルは、ちょうど名所「錦帯橋」の目の前にあるがよ。
11時半ばあにホテルに到着したら、確かに目の前に美しいアーチの「錦帯橋」が見えたがやき。
さて昼食は、名物岩国寿司を中心としたランチ。
まずはみんなあで、「五橋・生」で乾杯ながよ。
しかし、名勝として名高い「錦帯橋」の目の前で、その名勝から名をいただいた「五橋」を昼間っから飲めるらあて、こりゃまっことサイコーながやき。
12時半ばあからは「錦帯橋」を渡るらあの自由行動。
世界遺産を狙うばあの歴史的でもあり美しい五連のアーチ型は、渡ってみてもやっぱしビューティフルやったがよ。
錦川の釣り人が、ますます錦帯橋の風情をようしてくれるがやき。
渡った向こう岸にて、世界でも岩国だっけに生息しちゅうっちゅう天然記念物、こぢゃんと縁起のえい白蛇を、白蛇観覧所に見学に行ったがよ。
普通は蛇らあて気色悪いだけやけんど、真っ白い体に真っ赤な目の白蛇は、確かにこぢゃんと神秘的で美しゅうて、昔の人が幸運を呼ぶ家の守り神としたっちゅうんも、よう分かるがやき。
まあ見てちや!この白蛇の脱け殻で作った「寿」の文字を!
こりゃ確かにこぢゃんと縁起が良さそうながよ!
続いては佐々木小次郎さんの銅像を見に行ったがやけんど、ちくとガッカリするばあちゃちかったがやき。
まあ、桂浜の龍馬像を当たり前に見ゆう高知県人にとっちゃあ、大抵の銅像はちゃちいがやけんど・・・。
再び「錦帯橋」を渡って、ホテル前へ。
13時過ぎにゃあみんなあ集まって、バスにて出雲に向けて出発ながよ。
こっから先は、宿泊地の出雲・玉造温泉まで4時間近うかかるもんやき、みんなあバスん中でツマミを食べもって日本酒やビールや酎ハイらあを飲みもってワイワイで、まるで修学旅行生のノリやったがやき。
こうなりゃあみんなあトイレが近うなるもんやき、あちこちのインターに停まって、3回ばあトイレ休憩しつろうか?
そんなこんなで、17時前にゃあ玉造温泉「佳翠苑・皆美(みなみ)」に到着。
お庭の緑も、まっこと美しい立派な温泉宿ながよ。
即チェックインして、浴衣に着替え、みんなあで温泉にダイブ!
まっこと月並みやけんど、「ああぁぁ〜!極楽、極楽!」っちゅう言葉が、思わず口をついて出てくるがやき。
18時半からは、浴衣のまんまで宴会場にて懇親会ながよ。
島根の地酒っちゅうことで、「豊の秋」を注文。
みんなあで乾杯して、さあそっからは温泉地での大宴会のスタートながやき。
お刺身、地元料理のへか焼き、海鮮グリルらあをいただきもって、地酒「豊の秋」をクイッとやりゃあ、そりゃもう美味しさが全身に沁み渡り、幸せ感があふれてくるがよ。
飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、まっこと盛り上がったがやき。
20時過ぎにゃあ〆の名物・鯛メシが登場し、1次会はお開きとなったがよ。
その後はもちろん2次会で、館内のカラオケボックスにて、年代別メドレー歌合戦となり、大盛り上がりに盛り上がったがは当然ながぜよ。
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司牡丹酒造株式会社