2013年07月12日

「品質管理委員会」で司牡丹が連続2部門第1位の快挙ぜよ!

 7月10日(水)、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の「情報誌2013年7月号」が届いたがやけんど、その別冊記事の中に平成25年度「第56回・品質管理委員会」の報告が掲載されちょって、何と「吟醸部門」と「本醸造部門」の2部門で、司牡丹が第1位獲得の快挙を成し遂げたがやき!日本名門酒会・会報誌〈7月号・別冊〉日本名門酒会・会報誌〈7月号・別冊〉2吟醸部門上位












日本名門酒会・会報誌〈7月号・別冊〉3純米部門上位本醸造部門上位











 「吟醸部門」じゃあ「司牡丹・封印酒」が第1位、「本醸造部門」じゃあ「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」が第1位やったがよ。

 ちなみに、昨年10月の「第55回品質管理委員会」でも、「純米酒部門」で「司牡丹・特撰純米酒」が第1位、「本醸造部門」で「司牡丹・本醸造レトロラベル」が第1位と、こん時も2部門を制覇しちょったき、連続しての2部門制覇っちゅうことになる訳ながやき。

 今回の「第56回品質管理委員会」は、本年6月6日〜7日にかけて開催されたがよ。

 「品質管理委員会」たぁ、専門委員、蔵元委員、流通委員らで構成される審査員が、メイン銘柄をブラインド(銘柄を隠して)にて利き酒し審査するっちゅう、年に2度開催される日本名門酒会の品質の基盤を成すともいえる重要な審査会ながやき。


 そのような厳正なる審査会で、2回連続の2部門制覇らあて、狙うたちなかなか獲得できるもんやないき、正直この快挙はメチャクチャ嬉しいがよ。ありがとうございますぜよ!


 まず今回の「吟醸部門」は、名だたる蔵元がズラリと名を連ねる全43点の出品があって、「司牡丹・封印酒」がその第1位に輝いたがやき。


 ちなみに「封印酒」たぁ、吟醸酒が出回り始めた昭和62年(1987年)、様々な吟醸酒が市場に混在し玉石混交の様相を呈しちょった状況に対し、日本名門酒会が一石を投じろうと、自信を持って発売した純米吟醸酒のシリーズながよ。


 優れた品質でありもって、晩酌でも楽しめる気軽な吟醸酒を提案しょうと、吟醸造りで定評のある5つの蔵元と日本名門酒会本部が一体となって開発。


 品質保持のための遮光袋に封印したとの意味を込め、「封印酒」と命名されたがやき。


 以来20余年、「中吟」のカテゴリー確立に寄与し、その頂点に立つスタンダード吟醸として、多くの酒通に親しまれてきちゅうがよ。


 ほんで昨年11月にゃあ、地域文化の匂う美しいラベルとパッケージにリニュアルされ、本年春からは新酒となって中身のお酒もさらにグレードアップされちゅうがやき。


 「司牡丹・封印酒」の美味しさも、さらにグレードアップ!司牡丹封印酒1800袋


 華やかな吟醸香と軽快な飲み口、含み香に甘やかさを感じさせもって後口のキレがえい、芯のしっかりした辛口の味わいは、他社の大吟醸酒と比べ飲みしてもうたち構わんと言えるばあ、自信を持ってお薦めできる純米吟醸酒ながよ。


 また同部門じゃあ、「司牡丹・才谷屋」(吟醸酒)も第4位にランクインしちゅうがやき。


 ほんで、「本醸造部門」は全28点の出品があり、司牡丹は3点の出品酒全て、第1位、3位、8位と上位入賞するっちゅう快挙!


 1位は「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」、3位は「金凰司牡丹・本醸造」、8位は「司牡丹・本醸造レトロラベル」やったがよ。超辛本醸造720ml


 ここじゃあ第1位に輝いた「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」ばあ、ちくとご紹介さいていただきます。


 この酒は平成9年(1997年)発売の、日本名門酒会オリジナル商品ながやき。


 「司牡丹伝統の飲み飽きせん土佐の辛口を、さらに極めた超辛口」っちゅうコンセプトのもと誕生したがよ。


 本醸造の超辛口の場合、味わいの少ない薄っ辛い酒になってしまいがちながやけんど、しっかりと口中に旨みも膨らみ、香味のバランスも崩すことのう、後口は驚くばあ爽やかにキレていくがやき。


 そりゃああたかも南国土佐の太陽のように、味わいがカラリと晴れ渡る美味しさながよ。


 ラベルデザインは、そんな南国土佐の太陽をイメージしちゅうがやき。


 ちなみに「純米酒部門」じゃあ、全97点の出品酒中、「司牡丹・特撰純米酒」が第3位と上位入賞を果たしちゅうがよ。司牡丹 特撰純米酒720ml


 この酒は、前回の品質管理委員会にて第1位に輝いた商品ながやき!


 昭和57年(1982年)から発売され、最も古うから続いちゅう日本名門酒会オリジナル商品ながよ。


 そのラベルは牡丹を持った女形の獅子が舞いを踊る、歌舞伎の「英執着獅子(はなぶさしゅうちゃくじし)」をモチーフとしちゅうがやき。


 味わいは、艶のある香りと上品な米からくる旨みとコクを持ち合わせもって、後口はサラリと淡麗で心地良い喉越しの、何杯飲んでも飲み飽きせん、土佐を代表する淡麗辛口純米酒ながよ。


 ところで、「品質管理委員会」での2部門第1位の快挙は、実は司牡丹にとっちゃあ3度目になるがやき。


 平成19年の秋に、「純米酒部門」と「本醸造部門」の2部門で第1位独占を成し遂げ、さらに翌20年発表の「品質管理委員会・過去3年間総合評価」の「純米吟醸の部」第1位にゃあ「司牡丹・封印酒」が輝いたっちゅう、そんな快挙を成し遂げたこともあったがよ。


 今回で3度目ながやけんど、やっぱし品質の高さがプロの皆さんに認められたっちゅう意味になるがやきに、正直まっこと嬉しいことながやき。


 今後もさらに精進して、まっとまっとお客様に悦びや感動を与えられるばあ美味しいお酒を造り続けていきますきに、皆さん今後とも何とぞよろしゅうお願い申し上げますぜよ!







土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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この記事へのコメント
団長さん お疲れさまです。ご迷惑でしょうが、たびたび おじゃまして しまって、すいません。またまた凄い成績 おめでとうございます!! 長い間 好成績を持続しているところが、素晴らしい☆ですね〜。また、司牡丹のお酒は、利き酒もいいけど、飲んだら何倍もグッドいいから、出店酒少なめで 少し味わってもらえるような大会では、より評価が高くなるのかなぁ‥。どのお酒も お馴染みの 喉のなるような憧れのお酒ばかりです。
Posted by 熱燗 at 2013年07月12日 20:28
熱燗さん、コメントありがとうぜよ!
また、今回の快挙にお祝いの言葉を頂戴し、重ねて御礼申し上げます!
この成績に奢ることのう、これからもまっとまっと美味しいお酒を造り続けていきますきに、今後とも何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2013年07月13日 09:51