ちなみにJPSIたぁ、Japan Prestige Sake International,Inc.の略称ながよ。
26年前から、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)の地酒蔵元を中心に、アメリカに地酒を輸出して広げろうっちゅうことで設立された、ワシらあが株主のアメリカの会社ながやき。
日本名門酒会を主宰する(株)岡永さんと、地酒蔵元14社らあが出資しちょって、その株主であるメンバーらあが集まって、株主総会を開催したっちゅう訳ながよ。
まずは、司会者の開会の辞があって、(株)岡永の社長でもある、JPSIの飯田社長さんから開会のご挨拶ながやき。

続いて、出席株主および株式数報告、資料の確認らあがあって、飯田社長さんが議長に選出され、議案の審議に入ったがよ。
第1号議案は「2012年度決算の概要報告」。

第2号議案は「2013年度計画の概要説明」。
いずれもJPSI近藤LA支店長さんから、詳しい報告と説明があったがやき。
スムーズな報告と審議があって、2つの議案とも無事可決されたがよ。
その後は、その他報告事項として、JPSI山崎副社長さんから報告があったがやき。
日本酒のアメリカ輸出についちゃあ、円高による関係らあもあって2年連続2度の値上げらあもあったけんど、何とか落ち着いてきたき、今年の10月ばあを目安に価格を下げる予定やっちゅうがよ。
また、西本貿易さんの試飲会を開催したらしいがやけんど、参加者からは「やっぱし名門酒会の酒は質が高い」っちゅう評判やったっちゅうことながやき。
こうして14時ばあにゃあ、第26回JPSI株主総会は無事終了。
その後は14時半から、同会場にて部屋を変えて、「平成25年度日本名門酒会輸出促進メーカー協議会通常総会」(略称JPSEC)やったがよ。

メンバー蔵元40社中29社と、(株)岡永さんとJPSIの方々含め、39名での開催やったがやき。
まずJPSEC理事長の飯田社長さんから開会の辞。

続いては、議事録署名人の選任があって、事務局長の藤井常務さんから第1号議案平成24年度事業及び収支報告についてと監査報告があって、無事承認されたがよ。
ほんで、事務局の金子さんから、平成24年度輸出動向及び平成25年度予定についての報告があったがやき。

全国清酒国別輸出上位実績についちゃあ、平成24年度は円高のせいらあもあって、量的にゃあ前年比100%やったけんど、金額じゃあ92%ばあやったがよ。
そんな中で、我がJPSECの輸出実績は、量的にゃあ99%ばあで、金額じゃあ何とか100%やったがやき。
ちなみに今年度は、JPSECも、全体的にも、回復基調やっちゅうことながよ。
続いては米国市場活動報告がJPSI山崎副社長さんからあって、一ノ蔵の鈴木常務さんからニューヨーク市場情報として、6月に開催された西本貿易さんの試飲会の報告らあがあったがやき。


飯田社長さんからも追加のご報告があり、「司牡丹・山柚子搾り」は試飲していただきゃあ百発百中で注文いただけるばあのスゴイ反応やったそうで、この日だけで70本以上の注文があって、受注数2位やったそうながよ。

ちなみにホノルルでも、「司牡丹・山柚子搾り」はダントツ一番人気やったがよ。
お次は、事務局の金子さんから香港と中国における活動報告があったがやき。


香港の百貨店での試飲会じゃあ、「山柚子搾り」が2日間で180本売れ、売上第1位やったそうながよ。
その後はさらに事務局の金子さんから、韓国における活動報告があり、一ノ蔵の鈴木常務さんから、韓国市場情報の報告があったがやき。


続いては事務局の高津さんから、台湾における活動報告があって、「月の桂」の増田社長さんから台湾市場情報について、「乾杯SAKE学苑」プロジェクトの報告があったがよ。

お次はシンガポールの市場活動報告があり、「太平山」の児玉社長さんからシンガポール市場情報、昨年11月に開催された「日本名門酒会シンガポール大試飲会」の報告らあがあったがやき。


さらに続いては、マレーシア、フランス、イギリス、オーストラリアらあにおける活動報告があって、「春鹿」の今西社長さんから、オーストラリア市場情報の報告があったがよ。



さらに追加で、カナダにて5月に開催された「カンパイ・トロント」イベントの報告が、事務局の金子さんからあったがやき。
「山柚子搾り」の人気は、トロントでも圧倒的やったそうながよ。
お次は事務局の関野さんから、ANAさんの機内搭載酒らあについての関連情報の報告があったがやき。

最後に、事務局の金子さんから、「海外における商品戦略」と題した報告があったがよ。
いま海外でよう売れゆう商品として、まず「大山・十水」が紹介されたがやき。

中身が濃うて後口アッサリっちゅう味わいが、海外や現代の食に合うがやないかっちゅうお話やったがよ。
また、「大山」の加藤社長さんからも、ちくとお話をいただいたがやき。
2番目に紹介されたがは、「鳴門鯛・吟醸しぼりたて生原酒アルミ缶」。

これがアメリカ市場でこぢゃんと伸び続けゆうらしいがよ。
パンチのある個性的な味わいが、アメリカ市場じゃあウケちゅうらしいがやき。
「鳴門鯛」松浦社長さんからも、ちくとお話があったがよ。
3番目は「司牡丹・山柚子搾り」やったがやき。
その輸出の勢いは、出荷開始から3年で10倍にもなっちゅうっちゅうがよ。

ちなみにニューヨークの「ケンカ」っちゅう大人気店じゃあ、連日行列ができちゅうらしいがやけんど、その列に並んでやっと入店したお客様が、「山柚子搾り」が品切れしちゅうと聞いて、マジに帰ってしもうたっちゅう事例まであったっちゅうがやき!
ちくとワシからも、「山柚子搾り」について、お話さいてもうたがよ。
最後の4番目は、「嘉美心MOMO」(桃リキュール)。
「嘉美心」藤井社長さんからも、お話があったがやき。

国内は、どっちかっちゅうたら物語性で売れるけんど、海外についちゃあ独自性で売れるがやないかっちゅうお話やったがよ。
ほんで、地酒メーカーにとって独自性は、リキュールの方が表現しやすいがやないかっちゅうお話やったがやき。
続いてはちくと質疑応答や意見交換らあがあり、17時半ばあにゃあ、無事JPSEC通常総会もお開きとなったがよ。
その後は、再び場所を変えて懇親会ながやき。

ロイヤルパークホテルさんの美味しいお料理をいただき、海外でも人気の「船中八策」や「山柚子搾り」や名門酒の数々を酌み交わしもってみんなあで語り合やぁ、「世界のSAKE・日本酒」が待ちゆうっちゅう確信が、フツフツと心の中に湧いてくるっちゅうもんながよ。
ウチの場合、今の勢いやったら「世界のSAKE・YAMAYUZU」が先かもしれんけんど、これも日本酒ベースのリキュールやき、間違いのう日本酒の入口となってくれるはずで、その意味じゃあ「世界のSAKE・司牡丹」となるための斬り込み隊長となってくれるはずながぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社