7月18日(木)は東京にて、まずは午前中は加賀クリエイト株式会社の取締役の塙さんと、ちくと打ち合わせをしたがやき。
ほんで午後からは、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部(株)岡永さんの本社にうかごうて、国際部の金子さんらあと、ちくと打ち合わせをしたがよ。
その後は、六本木に移動。
東京ミッドタウンの「THE COVER NIPPON」(http://www.thecovernippon.jp/)を訪ねたがやき。
今年の春からこちらのお店の中に、名門酒の戦略的PR&試飲販売コーナー「酒みづき」がオープンし、日本名門酒会本部からも、榊さんが担当として常駐されちゅうがよ。
この前々日も、ちくと寄らいてもうたがやけんど、ちょうど榊さんと行き違いでお会いできざったき、もういっぺん訪ねてみたがやき。
今回は榊さんがおられ、ちくといろいろお話をさいてもうたがよ。
この日の晩も、榊さんが講師になって、店内にて日本酒セミナーを開催するらしいがやき。
ほんで、まずツカミのドリンクとして、こちらのお店でも大人気の「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を参加者の皆さんに振る舞う予定やっちゅうがよ。
まず間違いのう、かなりの方々がお帰りの際に「山柚子搾り」を購入されることやろう。
榊さん、今後ともよろしゅうお願い申し上げますぜよ!
さてその後は、中目黒に移動。
前代未聞の一点モノ芸術作品日本酒「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)プロデュースの際、一枚一枚手書きでラベルを書いてくださった、美人書道家・前田紅華先生(http://koukamaeda.jp/)が、半年ぶりばあにパリから日本に帰られちゅうっちゅうことで、帰国祝いに飲んだがやき。
紅華先生は、パリでもこぢゃんと司牡丹を宣伝してくださったようで、まっことありがとうございますぜよ。
さて、飲んだお店は、中目黒駅から徒歩7分ばあのくにある、「翏(りょう)」(http://ameblo.jp/ryo-info/)っちゅう日本酒と鰻のお店。
実はこちらのお店、「料理通信」〈8月号〉(発行:料理通信社 通算86号2013年7月1日発行)の「夏の酒と、つまみレシピ集」に掲載され、「鰻がとびきり旨い燗酒の店」として紹介されちょって、こりゃ是非いっぺん行っちょかなぁと思うちょったお店ながよ。
ちなみに、こちらは16時から営業しゆうっちゅうことやったき、まだ明るいうちの16時過ぎばあに早速入店さいてもうたがやき。
しかし、大通りからちくと入った立地やし、まさかのプレハブの2階やしで、ちくと分かりにくいお店ながよ。
ところが店内に入りゃあ、太い木のカウンターが空間を斜めにざっくり切り取り、かなりクールな、それでいてレトロな雰囲気もある、えい感じのお店やったがやき。
まずはやっぱし「郷に入りては郷に従え」、燗酒のお店やき、「+旭日(じゅうじあさひ)」の燗酒を注文したがよ。
湯煎でじっくり燗をつけてくれ、オリジナルのお銚子とお猪口も、しっかりとお湯であたためて出してくれるき、まっこと嬉しいがやき。
前菜とお刺身盛りをいただきもって、明るいうちからチビチビやる燗酒は、まっことタマランがよ!
また、「料理通信」の掲載時から狙うちょった、「ゆずクリームチーズ磯辺巻き」をいただきゃあ、これがタマルカ!うまいこと、うまいこと!
クリームチーズを裏漉しし、柚子酒を加えもって練り、白味噌を加えてさらに練り、海苔で巻いて、冷凍庫で凍らせ、5mm幅ばあに切ったもんながやき。
これが燗酒と合わせていただきゃあ、まっことこれぞマリアージュ!「幸せな結婚」っちゅうばあの相性の良さで、口ん中が口福でいっぱいになるがよ!
続いては「花巴」の燗酒をチビチビといただきゆううちに、いよいよ鰻の白焼きが登場!
あぁ、この素焼きして、蒸して、も一回焼いた鰻の香りだっけで、2〜3杯飲めそうながやき。
ワシゃあ土佐人やき、基本的にゃあ蒸してない関西風の鰻が好きながやけんど、関東風の蒸したがも、これはこれで結構好きながよ。
箸で簡単に切れるばあやわらかい蒸して焼いた鰻に、山葵と醤油を付けて一口いただきゃあ、これがタマルカ!口中で溶けるばあうまいこと!
さらに「花巴」の燗酒をキュッとやりゃあ、まさに至福!
こちらのお店に揃えられちゅうお酒は、どれもなかなかに個性的な、酸があって、しっかり熟成の効いたごっついタイプで、司牡丹たぁ全く違うタイプながやけんど、確かに鰻にゃあこういうタイプがこぢゃんと合うっちゅうことを、あらためて認識さいてもうたがやき。
ちなみに途中でお店のご主人と名刺交換さいてもうたがやけんど、「あの司牡丹さんですか!」と言われ、ちくとこそばゆかったがよ。
また、西麻布のある人気のお店のオーナーが、「船中八策」を絶賛されよったっちゅうお話もうかがえ、まっこと嬉しい限りながやき。
是非そちらのお店にも、また今度うかがわいていただきますぜよ。
さらに「東郷」の燗酒をゆるゆるといただきもって、〆はもちろん、鰻丼!
土鍋炊きのご飯に、半身の鰻がのったハーフサイズの鰻丼やき、酒飲みの〆にゃあボッチリながよ。
このタレがまた、甘すぎず、後口のキレが良うて、土鍋炊きのご飯と鰻と絶妙のハーモニーで、さらに燗酒と合わせりゃあもはやそりゃあ絶妙のオーケストラで、あっちゅう間に平らげてしもうたがやき。
「料理通信」の記事でも、燗酒の良さについて、「ここが喜ぶんです」と左胸にトンと拳を置いたと書かれちゅうご主人。
確かに、記事にも表現されちゅうように、「日本人なら夏やち味噌汁を飲むように、日々淡々と燗酒」っちゅう世界、「温泉級に芯まで緩む飲み心地は、温かい酒ならでは」っちゅう世界は、こりゃまっこと日本酒の世界をさらにグンと広げてくれるがよ。
とびきり旨い鰻と熟成タイプの燗酒で、新たな世界観を見せてくれる「りょう」は、ひとつの日本酒の伝道師の姿でもあるがぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社