2013年08月10日

幸せの言の葉〈707〉

「ひとりひとりが重要であり、それぞれに役割があり、誰しもに現実を変える力があるがやき。」(ジェーン・グドール)


イギリスの動物行動学者・霊長類学者・人類学者で、国連平和大使も務められゆう、ジェーン・グドールさんの言の葉ながよ。


どんなに雑用に思えるようなチンマイ仕事をしゆう人やち、重要やし役割があるし、現実を変える力があるがやき。


自分のやりゆう仕事に対して、そう思えんような人は、その「そう思えん」っちゅうことによって自らを貶めちゅうことになるがよ。


かなり以前になるけんど、「幸せの言の葉〈202〉」で、阪急電鉄の創業者・小林一三さんの以下の言の葉を取り上げたことがあったがやき。


「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみい。ほいたら誰やち、おまさんを下足番にゃあしちょかんぜよ。」


下足番やち、コピーとりやち、お茶くみやち、立派で重要な仕事ながよ。


けんど、それを重要やと思えいで、イヤイヤやりよったり手をぬいたりしよったら、結局そういう人はそこ止まりで、いつまで経ったち、下足番やコピーとりやお茶くみ以上の仕事は任せてもらえんもんながやき。


自分のいま与えられちゅう仕事を重要やと思えるかよ?


大切な役割があると思えるかよ?


現実を変える力があると思えるかよ?


そう思える人やったら、いまどれっぱあチンマイ仕事をしゆう人やち、いつしかおまさんの現実も変わり、必ず大きな仕事を任されるようになるはずながぜよ。




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