「多くの仕事を処理する一番の近道は、一度に一つしか仕事をせんことぜよ。」(リチャード・セシル)
イギリス・ロンドン出身の聖職者、リチャード・セシルさんの言の葉ながよ。
足るばあ仕事を抱えて忙しゅうてテンテコマイのとき、あの仕事も大事、この仕事も重要らあて、いろんな仕事が気になってしもうて、あっちに手をつけこっちに手をつけたりしやあせんかよ。
けんど、結局それじゃあ、どの仕事もいいかげんになってしまい、しかもどの仕事も片付いてないっちゅう状態になってしもうて、ますますパニックになってしまいがちながやき。
そういうときの正解は、他の仕事のこたぁ一旦全部忘れて、一つの仕事に全身全霊で集中して取り組み、その仕事を片付けてしまうことながよ。
そうやって一つ一つの仕事に集中して片付けていくことが、結局は一番速うに全部の仕事を片付けることができるっちゅう結果につながるがやき。
天才でもないかぎり人間っちゅうんは意外と不器用で、結局は一度にいくつものことはできんがよ。
一度に一つのことに集中して片付けていくことが、結果的にゃあ最も効率のえいやり方になるがやき。
ほいたら、このことを理解しちゅう人間が、一生の間でより多くのことを成し遂げることができるっちゅうことながぜよ。