2013年09月29日

幸せの言の葉〈725〉

「他の人々が書いたもんを読んで、自分自身を高めること。そうすりゃあ、他の人々が苦労して到達した場所に、簡単に到達できるがぜよ。」(ソクラテス)


古代ギリシャの偉大な哲学者、かのソクラテスさんの言の葉ながよ。


この言の葉は、まさに人類進歩の秘密ともいえるがやないろうか。


先達が書き残してくれたもんを読んで、次に続く後輩は、先達が苦労してやっと到達した地点に早々と到達できるがやき。


ほんで、それをさらに進化、あるいは深化さいて、ワンランク上のもんとしてまた次に続くもんに書き残すことができるがよ。


こうやって人類は、様々な分野で進歩を遂げてきたといえるがやき。


もし先達がみんなあ、自分のことしか考えいで、何ちゃあ次に続くもんのために書き残さんかったとしたら、世界はこれほど進歩するこたぁできざったはずながよ。


さて現代。


インターネットの出現により、過去の偉人や先達らあが書き残してくれたもんのほとんど全てに、誰やち簡単にアクセスすることができるっちゅう、これまでの歴史上あり得んかったスゴイ時代に突入しちゅうがやき。


ほいたら、現代に生きるワシらあ全員が、それぞれの得意とする分野で、先達が残してくれたもんを読んで自分自身を高めていきゃあ、世界は空前絶後の進歩を遂げることもできるっちゅうことながよ。


ちゅうことは、いま人類がかかえちゅうあらゆる難問も、必ず解決することができそうな、そんな気がしてこんかよ?


ほいたら、人類の未来は明るいと、確信することができやあせんかよ?


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