9月28日(土)は、東京交通会館カトレアホールにて、「SAKE COMPETITION〈2013〉・上位入賞酒を祝う会」が開催されたがやき。
「SAKE COMPETITION〈2013〉」たぁ、全国約300蔵・800種類を超える日本酒を、プロの審査員団がブラインド(銘柄を隠して)にて利き酒し、日本一うまい酒を決めるっちゅう、(株)はせがわ酒店(http://www.hasegawasaketen.com/)さんが主宰する日本酒業界最大の市販酒審査会で、6月30日に開催(「7月4日」のブログ参照)されたがよ。
ほんで今回は、その各部門で上位入賞に輝いた酒を中心に、約150種類の日本酒を堪能しもって、協力飲食店のツマミらあも楽しめるっちゅう会ながやき。
参加は日本酒蔵元が約30社、焼酎蔵元が5社で、協賛酒のみの蔵元も併せりゃあ約60社の蔵元の酒が味わえるっちゅう内容ながよ。
また今回のイベントは、7月28日に山口県萩市を襲うた集中豪雨で甚大な被害を受けた「東洋美人」醸造元の澄川酒造場の応援プロジェクトも兼ねての開催で、収益金は澄川酒造場に寄付さいていただくっちゅうことながやき。
さて、ワシゃあ会場に11時前にゃあ到着。
11時過ぎから、ちくと全体ミーティングがあったがよ。
高知県の蔵元ブースは入口の目の前で、こりゃイキナリ目立つがやき。
ちなみに司牡丹は、「きもと・山廃部門」で4位に入賞した「山廃純米かまわぬ」と、はせがわ酒店さんにも気に入っていただき取り扱うていただきゆう「一蕾(ひとつぼみ)」(純米吟醸酒)を出品さいてもうたがよ。
前者は高知県唯一の山廃造りっちゅう古の醸造方法で、幅のある男性的な骨太で旨みのある味わいやき、あえて常温で提供するがやき。
一方後者は、対称的に近代的な新酵母を使うた吟醸造りで、フルーティな香りと繊細で綺麗な女性的な味わいやき、冷やして提供さいてもらうがよ。
会場の準備もバッチリで、ツマミブースからは美味しそうな匂いも漂うてきはじめたがやき。
まずは第1部の昼の部が、11時半にゃあ入場開始。
早速マスコミの方やろか?澄川社長さんに取材インタビューされよったがよ。
次第に会場にお客様が増えはじめ、高知県ブースにも、司牡丹ブースにも、ドンドンお越しいただけたがやき。
200名ばあのお客様が集まられちょっつろうか、13時ばあにゃあ主催者を代表して長谷川社長さんがご挨拶。
続いて澄川社長さんがお礼のご挨拶をされたがよ。
ほんで、「SAKE COMPETITION〈2013〉」の「純米吟醸部門」と「きもと・山廃部門」の2部門で第1位を獲得されちょった澄川社長さんに対し、被災して破損した表彰状を新たに作り直して、その授与式が行われたがやき。
また、高知県蔵元有志から、義援金も授与されたがよ。
日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・(株)岡永の飯田社長さんも駆けつけられちょって、既に試飲でちくと酔っぱろうちょりながらも、こぢゃんと力強いご挨拶をされたがやき。
セレモニー終了後は、さらに次々にお客様にお越しいただき、とても昼間の会たぁ思えんばあの盛り上がりやったがよ。
意外にも司牡丹のお酒は、両極端の2種類とも、ほぼ均等の5分の2ずつばあ減っちょったがやき。
マニアックな山廃が、これっぱあ飲まれるらあて、やっぱし時代が変わってきたがかもしれんと感じたがよ。
こうして14時にゃあ、第1部は無事終了。
第2部入場開始の16時半まで、ちくと昼食タイムと休憩ながやき。
飯田社長さんから、「このビルの地下にある桃園の長崎チャンポンが絶品!」ちゅうて聞いちょったき、そこに昼食を食べに行ったら、予想通り飯田社長さんらあご一行もおられたがよ。
出てきた長崎チャンポンは、今まで見たこともない太さで、うどんとチャンポン麺の中間ばあの、なかなかの太麺やったがやき。
しかも、野菜から擂り身団子から揚げ物まで、具材もこぢゃんと豊富で、こりゃあ俗に言う長崎チャンポンたぁ別モンやと感じたがよ。
けんど確かに味は絶品で、ワシゃあアッちゅう間に平らげてしもうたがやき。
さて、喫茶店でちくと休憩したら、再び会場へ。
夜の部は、昼の部よりか100人ばあ多いっちゅうことやったき、ブースのお酒もちくと増やいたがよ。
16時半にゃあ入場開始となり、さあ第2部の夜の部のスタートながやき!
早速お客様が次々と入場され、アッちゅう間に会場は人であふれかえっちょったがよ。
高知県ブースにも、司牡丹ブースにも、お客様がドンドンとひっきりなしにいらっしゃり、かなり昼の部よりか忙しかったがやき。
300人ばあのお客様になった頃、昼の部同様、澄川社長さんへの表彰状授与、義援金贈呈らあがあったがよ。
元サッカー選手の中田英寿さんもいらっしゃり、長谷川社長さんに呼ばれ、壇上にて各部門1位の蔵元に囲まれて、ちくとお話されよったがやき。
さあ、そっから後は、再びの大試飲会ながよ。
当然昼の部よりか飲みやすいろうき、酔うたお客様も多かったがやき。
「日本酒を初めて美味しいと思ったのは司牡丹だった!ありがとう司牡丹っ!!」っちゅうて何度も何度もワシに握手を求めてくるお客様もおられ、こぢゃんと嬉しかったけんど、ちくと大変やったがよ。
また、日本酒に詳しい方もかなりおられ、いろいろ質問もあったがやき。
飲用温度で味わいが変わるっちゅう話で、飲用温度を上げりゃあ甘みを強う感じ、下げりゃあ甘みは弱う感じるがやき、これで日本酒の甘辛を微調整できるっちゅう話をさいてもうたら、「こんな面白い話は初めて聞いた!」っちゅうて大感激のお客様もいらっしゃったがよ。
こうして19時にゃあ無事お開き・・・といきたいとこやけんど、当然ゴキゲンになっちゅうお客様はすぐにゃあ帰らんがやき。
残りのお酒をスタッフが全部片付けた頃、やっと皆さん気がついたように帰路につかれたがよ。
司牡丹ブースは、結局「かまわぬ」も「一蕾」も、2本目の1升瓶に入ったところで終わったき、残りはこの後うかがう次の会に持って行こうとしよったところ、中田英寿さんの「アレ?お酒、全部なくなっちゃったの?この後のパーティに持っていってあげたかったのに・・・」みたいな声がチラリと聞こえたき、「一蕾」をプレゼントさいてもうたがやき。
ヒデさんにこぢゃんと感謝され、嬉しかったがよ。
こうして、「SAKE COMPETITION・上位入賞酒を祝う会」の第2部も、無事お開きとなったがやき。
実はこの後は蔵元懇親会ながやけんど、ワシゃあ別件の会に向かわにゃイカンっちゅうことで、長谷川社長さんらあにご挨拶して、先に上がらいてもうたがよ。
この後の会についちゃあ、明日のブログにてご紹介さいていただきますぜよ。
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司牡丹酒造株式会社