昨日の10月8日(火)は、四国ツーリズム創造機構(http://www.shikoku.gr.jp/)さんからの依頼で、アジアの海外メディア取材ツアーの皆さんの酒蔵見学やったがやき。
この企画は、「四国インバウンド・フェア2013」のメディアツアーとして実施されたがよ。
「四国インバウンド・フェア」は、観光庁の「ビジットジャパン地方連携事業」の一環として、四国運輸局及び四国ブロック広域観光振興事業推進協議会と連携して、2004年から継続して開催しよって、東アジア地域らあからの四国への観光客来訪促進を目的として、海外メディアを招請し取材ツアーを実施するっちゅうもんながやき。
ほんで今年は「四国の水の素晴らしさ」に着目し、「安全・安心」はもとより、それが四国に住む人々の生活に密接に関わっちゅうことを、水に関連する施設らあを取材していただいて、四国の魅力ある心象風景のひとつとして、強う海外へPRしてもらうことで、四国の認知向上と誘客促進を図るっちゅう意図ながよ。
前日香川県に宿泊されちょったご一行様は、この日の朝8時にバスで出発し、途中大歩危やカズラ橋らあを見学し、13時半にゃあ佐川町に入り、鰻料理の名店「大正軒」さんで昼食を食べられたがやき。
ほんでワシゃあ14時15分ばあに「大正軒」さんにお迎えに上がったがよ。
ちなみに今回のご参加者は、中国メディアが1社2名、韓国メディアが2社2名、台湾メディアが2社2名、香港メディアが2社2名、シンガポールメディアが1社2名の、8社10名やったがやき。
その他、通訳の方3名、四国運輸局の方1名、高知県観光振興部の方1名、四国ツーリズム創造機構の方2名の、17名の方々やったがよ。
あいにくの雨天の中、みんなあで傘をさして移動し、まずは司牡丹の玄関にて、「酒林」の説明ながやき。
ワシの解説と同時に3ヶ国語の通訳が乱れ飛び、一瞬ワケが分からんなりそうやったがよ。
続いては、司牡丹で現存する一番古い建物、約180年ばあ前に建築された白壁の貯蔵庫の中をご案内し、ちくと解説さいてもうたがやき。
お次は、10月1日から本年度の酒造りが始まったばっかしの「平成蔵」へご案内。
まずは蒸米機と放冷機、続いて洗米機をご覧いただき、解説さいてもうたがよ。
ほんで、半分に分かれていただき、交替で酒母室にご案内し、仕込まれたばっかしの酒母をご覧いただいたがやき。
プクプクと泡を出して発酵しゆう酒母に、皆さんシャッターを切りまくりで、質問も出まくりやって、ちくとマイッタがよ。
続いては、まだ何ちゃあ仕込まれてないカラのタンクが並んだ、モロミの仕込蔵にご案内し、ちくと解説さいてもうたがやき。
ここでも質問が出まくりで、だんだん出発時間が迫ってきゆうき、アセッたがぜよ。
その後は、「司牡丹 酒ギャラリー ほてい」に移動して、皆さんに司牡丹の歴史や仕込水や輸出商品らあについての、日本語と英語のバイリンガル表記の資料らあをお渡しし、さあお楽しみの試飲タイムながよ!
けんど出発まで10分ばあしか時間がなかったもんやき、かなり慌ただしゅう皆さんに試飲していただいたがやき。
アジア地域に輸出されゆう「船中八策」や「司牡丹・封印酒」、「司牡丹 花 純米」「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」らあを中心に試飲していただいたがよ。
また、「四国の水の素晴らしさ」がテーマやっちゅうことで、司牡丹の仕込水(仁淀川水系の湧水)も試飲していただいたがやき。
こうして、皆様から試飲酒の反応を聞く間もなく、15時半にゃあ司牡丹を出発されたがよ。
ちなみにこの後は、仁淀川の沈下橋や、いの町紙の博物館らあを見学・取材され、夕食は「ひろめ市場」で、高知市内のホテルに宿泊される予定ながやと。
とにかく慌ただしゅうて申し訳なかったけんど、司牡丹の酒蔵見学取材にご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社