皆さんは、JR佐川駅にお昼の12時ばあに到着。
ほいたらイキナリ沢屋さんが、「羽田空港で偶然にも吉田類さんに会えた!」っちゅうて興奮気味に語られたがよ。
しかもお客様のお1人が、「吉田類の酒場放浪記」を毎週欠かさんと録画しゆうっちゅうばあの吉田類さんファンやっちゅうことで、一緒に写真を撮らいてもうて、天に舞い上がるばあ大悦びやったっちゅうがやき。
ちなみに類さんもおんなじ飛行機で高知に入られたらしいがよ。
さて、そんな興奮冷めやらぬまんま、佐川駅から昼食会場の鰻料理の名店「大正軒」さんに向こうたがやき。
鰻の蒲焼き定食をいただきもって、昼間っから「司牡丹・美稲(よしね)生貯蔵酒」(純米生貯蔵酒)を酌み交わしゃあ、まっこと美味しゅうて美味しゅうて、みんなあ全身から幸せ感があふれ出いてくるがよ。

ちくと飲んで食べて語り合うて、13時過ぎばあに「大正軒」さんを出て、いよいよ司牡丹の酒蔵見学ながやき。
まずは玄関の「酒林」を見学し、続いては「利き酒室」で過去の金賞の賞状らあをご覧いただき、お次は司牡丹で現存する一番古い建物、江戸時代末期建築の白壁の貯蔵庫をご覧いただいたがよ。

ほんで、「酒ギャラリー ほてい」にて、「司牡丹・吟醸酒ができるまで」っちゅうビデオをご覧いただいたがやき。

続いては、いよいよ「平成蔵」にご案内ながよ。
蒸米機、放冷機、洗米機、麹室らあをワシの解説付きでご案内し、続いて酒母室へ。


通常の酒蔵見学じゃあ滅多に入れんような場所やき、皆さんこぢゃんと感激されちょったがやき。
ほんで、仕込みの発酵室をご案内し、ポコポコと元気に発酵しゆうモロミをご覧いただいたがよ。
その後は、お待たせしましたの試飲タイムながやき。

再び「酒ギャラリー ほてい」に戻んて、ズラリと並んだ司牡丹商品を次々に試飲していただいたがよ。
皆さんこぢゃんと嬉しそうにガンガン飲まれ、ほとんど吐器は使われんかったき、もはや結構な酔っぱらいながやき。
ほいたらっちゅうことでちくと酔い醒ましに、「ほてい」のお隣の旧浜口邸に行って、そん中にある佐川観光協会さんでコーヒータイムながよ。

こちらじゃあ、司牡丹の仕込水を使うた、世界で唯一のコーヒーが飲めるがやき。
ちくと一服して、16時ばあに司牡丹の車を出して皆さんを乗せて、高知市内に出発したがよ。
ほんで皆さんを高知市内のホテルに下ろして、ホテルのロビーで18時に待ち合わせっちゅうことにして、ワシゃあ車を置きに帰ったがやき。
再びワシがホテルのロビーに着いたがは、18時に15分ばあ前やったがよ。
ほいたらロビーに、どっかで見覚えのあるハンチング帽の方がおるやいか!
おお!吉田類さんぜよ!
ちくとご挨拶さいてもうたら何と類さんの方から、「どっか行く?」っちゅうお誘いの言葉がっ!!
羽田空港で類さんと一緒に写真を撮らいてもうた方々4人も一緒やけんどかまんかっちゅうたら、類さんからOKのお返事がっ!!
やってきた沢屋さんご一行4名は、吉田類さんと一緒に飲めるっちゅう話を聞いてそりゃあもう狂喜乱舞やったがやき!
羽田空港やホテルのロビーで会える偶然も凄いけんど、何ちゅうたちアノ吉田類さんが高知市内に宿泊やっちゅうに夜の予定が空いちゅうっちゅうんは、もはやこりゃ奇跡以外の何もんでもないがよ!
さすがは日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)加盟第1号店の沢屋さんながやき。
お酒の神様に愛されちゅうきにこそ、こういう幸運が巡り合わせてくるがやろうのう。
さてさて18時過ぎばあから、類さんも加わり6名となったワシらあが向こうた先は、最近ワシがここのお料理の美味しさにハマりまくっちゅう「かもん亭」さんながよ。

まずは生ビールで乾杯し、つきだしをチビチビ。
続いてはもちろん「船中八策ひやおろし」で正式に乾杯し、肉厚の焼き椎茸と戻り鰹の塩タタキをいただきゃあ、思わず全員の顔が至福に満たされるっちゅうもんながやき。

類さんは、昼を食べそこねちょってお腹ペコペコやったようで、美味しいお料理と美味しいお酒に、いっつも以上の満面笑顔で上機嫌になられたがよ。
そっから後は、もはやナマ酒場放浪記!

ご機嫌の類さんがいろんなお話をしてくださり、最初はちくと緊張しちょった皆さんも、ノリノリで類さんにいろいろ質問しだいたがやき。

類さんの持論の「酒縁社会」たぁ、まさにこういうこと!
美味しいお酒とお料理でみんなあこぢゃんと気分が良うなって饒舌になり、まるでみんなあ何十年来の親友みたいに仲良うにこぢゃんと語り合うたがよ。
ハチキン地鶏の塩焼き、ウツボの唐揚げとマンチョウ(マンボウの腸)の唐揚げらあをいただきもって「船中ひやおろし」を酌み交わしゃあ、もうみんなあ箸も杯も止まらんなって、会話も盛り上がること盛り上がること!


〆は「かもん亭」名物ウルメのバッテラと、今が旬の絶品ツガニ汁!


そのあまりの美味しさに、類さんも含めみんなあノックアウトながやき。
早めに帰るっちゅうて言いよった類さんも、時間を忘れてノリノリで語り続けてくださって、さらにこっからみんなあで「司牡丹・山柚子搾り」を飲みもって、まだまだ盛り上がったがよ。
吉田類さん、最高のひと時をまっことありがとうございました!
そして沢屋さんご一行の皆さん、司牡丹の酒蔵見学に高知にお越しいただき、まっこと感謝感謝ぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社