TEL:088-855-3436)さんにて、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」〈第30回・冬の集い〉が開催されたがやき。この自然の美しい土佐の高知の四季を愛で、海の幸・野山の幸・川の幸っちゅう恵まれた旬の豊かな食を味わいもって、さらにその季節ならではの旬の土佐酒を楽しむ・・・。
そんな「集い」を、春夏秋冬の季節ごっとに年4回開催していくっちゅうんが、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)ながよ。
ほんで今回の〈第30回・冬の集い〉のメイン食材は、坂本龍馬さんの好物っちゅうテーマでくくり、ダイダイ酢をかけたサバの刺身とシャモ鍋ながやき。
さて、ワシゃあ17時半ちょい前にゃあ会場の「草や」さんに到着。
まずは厨房を覗いてみりゃあ、土佐清水漁港から直送されたプリップリの清水サバを、店主の和田さんがさばきゆうところやったがよ。



ダイダイも、まっことえい香りを放ちよったがやき。
こりゃまっこと美味しそうで、楽しみながよ。
ほんで、打ち合わせやグラスのセッティングらあの準備をしたがやき。
18時ばあから、ぼちぼちお客様が集まられだいて、いらっしゃった順にウエルカムドリンクの「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を提供さいてもうたがよ。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール):花冷え(10℃程度)

18時半過ぎにゃあ、28名のお客様がだいたい集まられ、ファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)長崎さんの司会でスタート。

まずはワシから開会のご挨拶をさいてもうたがやけんど、実はワシゃあこの日の朝急に体調を崩してしもうて、会社を休んで病院に行って、結構強い薬を飲んでの参加やったもんやき、ドクターストップでお酒を飲まれんきお許しくださいやっちゅうて報告さいてもうたがやき。

まっこと、ワシゃあお酒の会は何百回と開催してきたけんど、一滴も飲めんらあて初めての経験ながよ。
続いては「草や」店主の和田さんから、この日のお料理メニューの簡単な解説をしていただいたがやき。

さあ、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)が提供され、いよいよ乾杯ながよ。
今回のメイン食材のひとつ、清水サバの確保にご尽力いただいた、土佐清水市の泥谷市長さんのご発声で乾杯し、宴席のスタートながやき!

★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒):涼冷え(15℃程度)
●胡瓜の酢の物

まず最初の料理の胡瓜をご提供いただいたがは、司会も担当していただきゆうファーム・ベジコの長崎さんながよ。
高知市春野で農業を営むファーム・ベジコが掲げるコンセプトは、「ベジタブルコミュニケーション」。
単に商品(野菜や果物)を販売するだけやのうて、販売したい消費者の住む地元のギャラリーやデザイナーらあとの交流を計り、文化交流や人の交流を深めていく中で、商品に対する信頼度を得ていきゆうがやき。
ホテルやレストラン、学校らあで、野菜&果物、高知の食材を通じてのベジタブルコミュニケーション活動を展開中ながよ。
しかも、メインに育てゆう胡瓜は、本年5月の「野菜ソムリエ協会主催・第14回野菜ソムリエサミット」に置いて、ダントツの食味評価で日本一に輝いたがぜよ!
そんな日本一の胡瓜の酢の物と、「司牡丹・封印酒」のマッチングは、お客様の表情や反応を見りゃあ一目瞭然!
このお酒のフルーティな香りとスムースな飲み口がこぢゃんと爽やかで、長崎さんくの胡瓜のメロンみたいな風味と、バッチリやったはずながやき。
ワシゃあ料理は食べれるけんどお酒は飲めんもんやき、初めてのエアマッチングで、お酒の香味を思い出しもって、空想上でのマリアージュを堪能さいてもうたがよ。
★「司牡丹・深尾(ふかお)」(斗瓶囲い純米大吟醸原酒):涼冷え(15℃程度)
●弘岡カブの煮物

ここで早くも最高ランクの大吟醸が登場ながやき。
司牡丹の故郷・佐川の城主・深尾公の名を冠したこの酒は、最高ランクの純米大吟醸酒の、さらに最高の部分だっけを抜き取り、1斗瓶で囲い、8ヶ月以上低温熟成さいたっちゅう、まさに究極中の究極の大吟醸ながよ。
その芸術とも言える美しい吟醸香と、比類無きまろやかさで膨らむ深みのある味わいに、あちこちから愉悦のタメイキが漏れよったがやき。
高知県の伝統野菜、弘岡カブのナチュラルな旨みが、このお酒のまろやかさとバッチリやったはずながよ。
★「司牡丹・土佐の超辛口本醸造」(本醸造酒):常温(20℃程度)
●高知野菜のバーニャカウダ+「司牡丹の食べる酒粕」


お次の料理は、長崎さんくの鮮度抜群の高知野菜にバーニャカウダソースをかけて、さらに「司牡丹・食べる酒粕」も添えて登場ながやき。
バーニャカウダソースのニンニクとアンチョビの風味、「食べる酒粕」の宗田鰹の風味らあが加わりゃあ、そのまんまの生野菜が立派な酒の肴に変身するっちゅうことに、かなりのお客様が感動されちょったがよ。
こういう風味の酒の肴に、キレのえい「土佐の超辛口」を合わせて交互にやりゃあ、まっこと止まらんなるはずながやき!
★「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒):涼冷え(15℃程度)
●土佐清水漁協直送の清水サバの刺身+ダイダイ酢
ここで再び土佐清水市の泥谷市長さんにマイクを握っていただき、清水サバのPRをしていただいたがよ。

サバのブランドとしちゃあ真サバの「関サバ」が有名やけんど、対して土佐清水市のブランド清水サバは、実は真サバやのうてゴマサバながやき。


本来ゴマサバは真サバと比べ格下とされてきたけんど、この清水サバだっけは別格で、関サバに勝るとも劣らん美味しさやと、プロの料理人らあに重宝(関サバと比べ安価)されゆうがよ。
足摺岬沖の岩礁域に生息しちゅうサバを、独特の一本釣り漁法で釣り上げ、出荷直前に活〆めにし、丁寧に血抜きし、氷詰めにして運んだものだっけが「清水サバ」のブランド名を許されるっちゅう徹底ぶりで、いまやブランドとして全国に知られるようになっちゅうがやき。
通年獲れるけんど、最も脂がのって美味しい旬の時期は秋から冬にかけて。
そしてサバは栄養価も豊富で、EPAやDHAなどの多価不飽和脂肪酸を多く含み、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、逆に善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化の予防・改善や、脳卒中や高血圧らあの生活習慣病から身体を守ってくれるがよ。
さらにビタミンB12も豊富で、悪性貧血の予防や肩こりの解消に効果があるとも言われゆうがやき。
また橙(ダイダイ)は、別名サワーオレンジとも言われる果物で、旬は冬から春とされちゅうがよ。
だいだい色の果実は、冬を過ぎても木から落ちん傾向があり、2〜3年は枝についちゅうことから、「代々」とも呼ばれゆうがやき。
こりゃあ子孫繁栄の意味にもつながり、縁起がえいとして正月のしめ飾りにも使われるようになったがよ。
ダイダイの強い酸味のもとはクエン酸で、疲労物質である乳酸の代謝分解を促し、疲労回復を促進するがやと。
さらに、余分なナトリウムの排出を促すカリウムも多く含み、高血圧の予防にも役立つと言われゆうがやき。
ちなみに、山田一郎著「海援隊遺文」にゃあ、「龍馬はサバの刺身にダイダイの酢をかけたのが大の好物」っちゅう一文があり、この料理は坂本龍馬さんの愛した料理の一つでもあるっちゅうことながよ。
さあ、旬の清水サバの刺身にダイダイの酢をギュッと搾りかけていただきゃあ、サバのコリコリした食感と独特の甘みが口中に膨らんで、ダイダイの甘酸っぱい風味と見事にマッチし、こりゃ確かに龍馬さんも好物になるはずやと確信できるばあの美味しさ!
ワシも清水サバの刺身にダイダイ酢をかけていただくがは初めてやったきに、こん時ゃあまっことお酒が飲めんががこぢゃんと残念無念やったがやき。
おそらくは、このお酒の搾りたてフレッシュピチピチの柑橘類を思わせるような含み香が、見事にダイダイの風味を引き立てて、この料理の美味しさをさらに倍増さいてくれたはずながよ!
ご参加者の皆さんも、一層の満面笑顔が花開き、宴席もこっからグンと盛り上がっていったがやき。


★「司牡丹・本醸造樽酒」(本醸造樽酒):常温(20℃程度)
●人参葉と干し平茸の天ぷら+直七

長崎さんくの人参葉と干し平茸の天ぷらに、これまた土佐の柑橘類「直七」を搾りかけていただきゃあ、たっぷりの旨みと柔らかな酸味が見事に調和して、これまた最高の酒の肴ながよ。
おおの!飲めんががまっこと悔しいがやき!
おそらくここに常温の樽酒を合わせりゃあ、この酒の杉の木の風味が、干し平茸の木の風味と見事にマッチして、まるで深い森の中で森林浴をしゆうような感覚になるばあ、心地えい美味しさやったはずながよ。
★「豊麗司牡丹」(純米酒):常温(20℃程度)
●「草や」自家製ウルメの一夜干し

続いては、「草や」さん自家製のウルメの一夜干しながやき。
まっこと、これを酒なしで食べるらあて、こんなムゴイこと、あり得んがよ!
ウルメの一夜干しの旨みの固まりのような味わいが、この酒の豊かな旨みでグッと膨らみを増し、さらに後口はサラリとキレて、交互にやりゃあ止まらんなったはずながやき。
★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒):涼冷え(15℃程度)
●「草や」自家製ハガツオの味醂干し

これまたムゴイ仕打ち!
これぞ酒の肴っちゅう、旨みタップリの「草や」さん自家製ハガツオの味醂干し!
これに「船中しぼりたて」を合わせりゃあ、この酒の骨太でリッチな旨みが加わり、おそらくは口中で旨みの二重奏が、三重奏にも四重奏にも感じるばあ膨らんでいったはずながよ!
★「かまわぬ」(永田農法・山廃仕込純米酒):ぬる燗(40℃程度)
●ごめんケンカシャモのシャモ鍋
ここで、今回2つ目のメイン食材が登場!
ご参加いただいちょった「企業組合ごめんシャモ研究会」(http://www.gomensyamo.com/)の間城さんに、ちくと「ごめんケンカシャモ」について、解説していただいたがやき。

軍鶏(シャモ)といやあ文字通り闘鶏用の鶏で、土佐じゃあ江戸時代の昔から闘鶏が盛んであり、闘いに負けたシャモを鍋にするっちゅう風習もあり、よう食用にもされよったようながよ。
そしてこれまた坂本龍馬さんの好物で、慶応3年11月15日の龍馬さんの誕生日の日も、シャモ鍋を食べろうとして付き人にシャモを買いに行かせ、それを食べる前に暗殺されてしまうちゅうがやき。
また、才谷梅太郎っちゅう変名も使いよった龍馬さんの、遠祖三代の墓所がある才谷村は、現在の高知県南国市にあたるがよ。
そんな龍馬さんゆかりの南国市後免町で結成されたがが、「企業組合ごめんシャモ研究会」で、龍馬さんが土佐におった頃に食べよったシャモと同じ、100%純血種のシャモを復活させたもんが、この「ごめんケンカシャモ」ながやき!
またシャモ肉は、ビタミンAが牛肉の10倍もあるなど、こぢゃんと高い栄養価を誇りもって、低脂肪であり、お肌に嬉しいコラーゲンもたっぷりながよ。
効用としちゃあ、視力の低下防止、皮膚や粘膜の強化、貧血の改善、コレステロールの低下らあの作用があり、かなりの健康食品であると言えるがやき。
さて、今回のシャモ鍋は、ゴボウ、人参、大根、コンニャク、椎茸・・・そして土佐じゃあ欠かせんニンニク葉がタップリ入ったもんで、しかもシャモガラのダシがシッカリ出て、シャモの胸肉・もも肉・砂肝・ハツらあからも旨みが沁み出して、アッサリした中にも凝縮された美味しさが、こりゃまっことタマラン美味しさながぜよ!
ここに「かまわぬ」のぬる燗を合わせりゃあ、その上品な酸味が燗つけによって膨らみに変わるき、そりゃあ言葉をなくして飲み食いしてしまうばあの美味しさやったはずながよ。
おおの、まっこと飲めんががハガイタラシイぜよ!
皆さんは当然の如く、大盛り上がりに盛り上がっちょったがやき。



●シャモ鍋うどん


〆は、このシャモ鍋の残り汁にうどんを入れていただくがやけんど、このうどんが高知市内で手打ちうどん教室らあも開かれて人気になっちゅう、「山すずめうどん」っちゅう手打ちうどんながよ。
けんど実はこの「山すずめうどん」、どこっちゃあにお店はないもんやき、まさに幻のうどんと呼ばれはじめゆうっちゅうがやき。
そんなうどんを、ごめんケンカシャモのシャモ鍋の汁で煮込んだら・・・ああぁぁ!
うまいっ!!もはやこの言葉以外、何もいらんがよ!
皆さんも、まっこと至福の表情を浮かべて食べられよったがやき。
こうしてアッちゅう間に開会から2時間半が経過しちょって、21時にゃあ無事お開きとなったがよ。
皆さんいっつも以上の千鳥足で、けんどいっつも以上のニコニコ全身笑顔で、帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございました!
そして、お野菜の提供や司会らあのお手伝いいただきました長崎さん、お運びのお手伝いをいただきましたマンボこと松田さん、魂のこもった素晴らしいお料理を作っていただきました和田さんと「草や」の皆さんに、心から厚う御礼申し上げますぜよ。
ほいたら最後に、皆さんから頂戴しましたアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にちくと挙げさいていただいて、今回の長いブログを締めさいていただきましょうかのう。
●楽しい和やかな雰囲気が好みです。
●まんぞくです。(すごく)
●いつもたのしみにしてまーす!!
●今年の年末はいつになく忙しく、疲れがたまり続けていました。が、年に4回の待ちわびていたカンフル剤ならぬ精力会、残っている仕事にも向かっていける力を充電させていただきました。
●夕されば 街の木枯し 身にしむも 心温もる司の宴
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司牡丹酒造株式会社