12月26日(木)は、高知県全18蔵の日本酒やリキュールが100種類ばあ堪能できるバー、全十八・蔵元テロワール「土佐酒バル」がグランドオープンしたがやき。
ワシゃあまず16時過ぎばあにお店にうかごうて、ちくとダンドリらあのお手伝いをしたがよ。
ちなみにこちらのお店の経営母体は、NPO法人ワークスみらい高知(http://worksmirai.com/)、代表は竹村利道さんっちゅう方で、障害者の就労を支援する団体として、これまでいくつものお店を開店され、常に話題のスポットに育ててきちゅうがやき。
「ストロベリー・フィールズ」や「土佐茶カフェ」、さらに「アートゾーン藁工倉庫」などなど、全て利道さんが立ち上げて運営されゆうがよ。
ほんでその利道さんが、土佐酒のアンテナショップ的なお店、「土佐酒バル」を立ち上げたいっちゅう話があり、いろいろ助言やお手伝いをさいてもらいよったがやけんど、いよいよグランドオープンとなったっちゅう訳ながやき。
2週間ばあ前の内覧会・プレオープンイベントの時(「12月16日」のブログ参照)にゃあまだ準備できてなかった、軒先の「酒林」や暖簾、店内の「酒林」や小さめの洒落たグラス、さらに飾りの18蔵のモビールらあが、まっことえい感じやったがよ。
特に特注のモビールは、ライティングによって18蔵の銘柄が壁に映り込んで、こぢゃんとカッコよかったがやき。
店内はご覧の通り、シンプルやけんど、なかなかセンスがようて、バル感がえい感じで醸し出されちゅうがよ。
早速、お薦めセットメニューの「本日のお得な呑みくらべ」が、黒板に書かれたがやき。
3種類の土佐酒が30〜40mlずつばあ呑みくらべできて、大吟醸酒が何と500円!
さらに吟醸が400円、純米が300円、生酒が300円、リキュールが300円やっちゅうがやき、こりゃまっことこぢゃんとお得ながよ!
お酒のメニューを見てみりゃあ、1杯何と100円からあって、最高ランクの大吟醸やち、何と800円までながやき!
ちなみに司牡丹で見てみりゃあ、「司牡丹 花 純米」が1杯(60ml)100円で、ワシやち滅多に飲めんアノ幻のプレミアム、斗瓶囲い純米大吟醸原酒「深尾」が1杯(40ml)600円やっちゅうがやき、オドロキモモノキサンショノキながよ!
しかも「深尾」らあの大吟醸酒は、あのリーデル大吟醸グラスで堪能できるっちゅうがやき、こりゃまっこと最高のテイスティングスポット、試飲処になりそうながやき!
さて、そうこうしゆううちに高知県内の蔵元が集まりだいて、マスコミの取材の方々も集まりだいたがよ。
ほんで18時にゃあ、テレビ高知アナウンサーの濱田亜弥さんの司会で、オープニングセレモニーのスタートながやき。
あいにくの雨天やったもんやき、お店の外にテントを張って、そこに鏡開きの樽が3丁並んだがよ。
雨天の中、次第にお客様も集まられだいたがやき。
まずは代表の竹村利道さんのご挨拶。
マスコミ取材のカメラもズラリ。
続いては高知県酒造組合の澤田理事長のご挨拶があり、さあいよいよ鏡開きながよ。
3つの樽の回りに半纏を着た18蔵元が木槌を持ってズラリと並び、「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ〜!」の威勢のえい掛け声で、見事に鏡が開かれたがやき。
その後は、回りに集まってくださったお客様らあに、鏡開き樽からの振る舞い酒ながよ。
ひしゃくで枡にドンドンお酒が注がれ、周囲のお客様に配られたがやき。
この雨天の中、20〜30人ばあの方々に配られつろうか。
そのまんま枡酒を外で飲まれる方々や、「待ってました」と店内に入られる方々もおられたがよ。
アッちゅう間に約20坪の店内27席はいっぱいに!
蔵元の皆さんも、お手伝いでお酒の注文をもろうたり配ったりで、大忙しになったがやき。
19時過ぎにゃあちくと席が空いてきたきに、ワシらあ半纏を脱いで、お客さんに変身ながよ。
ワシゃあ早速、司牡丹が入っちゅう「純米酒セット」の呑みくらべを注文し、酒肴も注文。
酒肴メニューをじっくり見てみりゃあ、何と1品の値段が、100円、300円、500円っちゅうがやき、これまた格安ながやき。
また面白いがは、酒肴の提供までの時間が、「へんしも」(すぐに)と「ぼっちり」(ちょうど)と「ちっくと」(少々お時間を)の3つに分けて書かれちょって、ワシらあは取り合えず「へんしも」の100円の酒肴を、5品ほど注文さいてもうたがよ。
まあ見てちや!今どきこの酒肴が全部一皿100円ながやき!
「純米酒セット」をいただきもってつまむ酒肴は、ちんまいながらもなかなか本格的な味わいで、どれもこれも予想以上に美味しゅうて、お酒が進むこと、進むこと!
しかも何をたのんだち安心価格なもんやき、ワシらあは次々といろんなお酒をガンガン注文さいてもうたがよ。
「吟醸酒セット」、「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米酒)、「かまわぬ」(山廃純米酒)のぬる燗、「夕顔丸」(吟醸酒)らあをいただき、酒肴も次々と追加。
こぢゃんと飲んで食べて語り合うて、大いに盛り上がったがやき。
ふと気がつきゃあ、他のお客様はほとんど入れ替わっちょって、時間を見たら21時を過ぎちょったがよ。
ワシゃあ「和らぎ水」の「司牡丹・仕込水」(無料!)をグッとあおって、〆に「山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)をいただき、お会計をしてもうたがやき。
他の蔵元さんらあは大吟醸酒も注文しよったき、1人3000円ばあやろかと思いよったら、計算してみりゃあ何と!1人2000円でお釣りが来たがよ!
おいおい、コスパ高すぎ!
足るばあ飲み食いしたにこれじゃあ、全然儲からんがやないかよ?!
たくさんの皆さんにお越しいただき回転をこぢゃんとようせにゃあ、こりゃ成り立たんろうき、是非皆さんガンガン訪ねちゃってくださいや!
全十八・蔵元テロワール「土佐酒バル」(高知市追手筋1-9-5 TEL:088-823-2216)は、通称・柳町にあり、営業時間は17時から23時(ラストオーダー22時半)、月曜定休で祝日の場合は翌日が定休日になるがやき。
また年末は12月29日まで、年始は1月4日から営業開始らしいがよ。
よろしゅうお願い申し上げますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社