2014年01月15日

五島列島「チャンココ迷酒会」酒蔵見学ぜよ!

 1月12日(日)は、長崎の五島列島(長崎県五島市)のお取引先、有限会社リカーズマルヒサさんの久保社長さんと「チャンココ迷酒会」の皆さん総勢11名が、司牡丹に酒蔵見学にいらっしゃったがやき。


 ちなみに「チャンココ」たぁ、五島市に伝わっちゅう念仏踊りの名前らしいがよ。チャンココ


 ほんで「チャンココ迷酒会」たぁ、マルヒサさん主宰の日本酒ファンの集まりで、度々各地の名酒蔵元を見学して回られたりされゆうらしいがやき。


 ほんで今回は、愛媛の「千代の亀」さんと高知の「司牡丹」の見学をメインに、愛媛県と高知県の旅を企画され、いらっしゃったっちゅう訳ながよ。


 まっこと、遠いところを、わざわざありがとうございますぜよ!


 さて、皆さんがバスにて佐川町に到着されたがは、予定通り12時半ばあ。


 まずは皆さんと、ワシと浅野杜氏と営業の山中副部長がご一緒さいていただき、共に佐川名物「大正軒」さんの鰻の蒲焼き定食を昼食にいただいたがやき。15鰻蒲焼き定食


 おっと、写真を撮り忘れて、鰻の蒲焼きを1枚食べてしもうたぜよ!


 画像は蒲焼きが2枚やけんど、ホンマは3枚あるきにのう!


 ちくと昼間っから「船中八策しぼりたて」らあをいただきもって堪能する鰻の蒲焼きは、まっことサイコーやったがよ。15昼食風景


 皆さんも「こりゃウマイ!」と絶賛やったがやき。



 さてその後は、いよいよ司牡丹の酒蔵見学ながよ。






 まずは「司牡丹・酒ギャラリーほてい」にて、「吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただいたがやき。15酒造りビデオ


 続いては、江戸時代末期、今から約180年ばあ前に建造された白壁の酒蔵内(貯蔵倉)をご案内し、ワシからいろいろ解説さいてもうたがよ。


 その歴史を感じさせる佇まい、巨大な梁らあに、皆さん感嘆のタメイキを漏らされよったがやき。





 お次はいよいよ酒造りの現場、モロミの発酵室ながよ。15モロミ見学モロミ見学2


 フツフツと発酵しゆう純米酒のモロミをいくつかご覧いただきもって、浅野杜氏からいろいろ解説さいてもうたがやき。


 ウチは、吟醸酒に使う新酵母以外は、基本的に泡なし酵母は使わんと、クラシックな泡あり酵母を使うがよ。


 ほんじゃきモロミの初期にゃあ、タンクから泡があふれ出しそうになるき、扇風機みたいな泡消し機を使うたり、また泡が落ちた後はタンクの壁面を綺麗に掃除したりせにゃあイカンき、なかなか面倒が多いがやき。15モロミ


 また当然、泡が上がる分を考慮せにゃあイカンき、タンク目一杯にゃあ仕込めんき、効率も良うないがよ。


 けんどそれでも泡あり酵母にゃあ、司牡丹の味わいの骨格になるような良さが潜んじゅうき、このクラシックな泡あり酵母を使い続けゆうがぜよ。




 さてその後は、ぼっちりこの前日に純米大吟醸酒のモロミが酒槽(さかふね)に乗ったもんやき、酒蔵見学に行ったち滅多に見ることができん、大吟醸の「酒槽搾り(さかふねしぼり)」をご覧いただいたがやき。「酒槽搾り」見学「酒槽搾り」責め










 

 辺り一面に立ち込めちゅうフルーティな吟醸香に、皆さんウットリされもって、「酒槽搾り」を画像におさめられよったがよ。「酒槽搾り」垂れ口


 搾りも2日目やき、モロミ袋を積み直して圧力を強めにかける、最後の「責め」の搾りやったき、「垂れ口」からはホンマにチョロチョロとしかお酒が搾り出されやあせんかったがやき。


 それでも皆さん大感激やったようながよ。


 さてお次はお待たせしましたの、試飲タイムながやき!


 再び「酒ギャラリー ほてい」に入り、試飲コーナーに9種類ばあの司牡丹のラインナップを用意さいてもうたがよ。試飲酒ズラリ


 「司牡丹・本醸造あらばしり」から、「司牡丹・大吟醸・黒金屋」、「山柚子搾り・ゆずの酒」まで、ズラリと試飲していただいたがやき。


 皆さんまっこと嬉しそうな満面の笑顔で、まずはコッチ、次はアッチ・・・と、次々と試飲され、飲み比べされよったがよ。15試飲風景


 まっことたっぷり試飲していただき、タップリお土産のお酒もご購入いただいたがやき。


 こうして15時半ばあにゃあ、司牡丹を出発され、「いの町紙の博物館」に向かわれたがよ。


 マルヒサさんの久保社長さん、「チャンココ迷酒会」の皆さん、遠いところをご来社いただき、まっことありがとうございましたぜよ!









土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



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この記事へのコメント
団長さん お疲れさまです。泡が出る酵母と、泡が出ない酵母、のお話、いいですね。手間がかかる 昔からの酵母で、泡なしでも あまり違いがないと 言う人もいるけれど、泡が出る酵母のお酒は なんか 伸びやかな広がっていく感じが するような気がします。よね。これからも、司牡丹 ぜひ 泡ありで いってほしいなあ…と思います。それと、よく登場する 佐川の大正軒の鰻 すごいおいしそう いつか食べに行きたいと思います。
Posted by 熱燗 at 2014年01月15日 22:13
熱燗さん、コメントありがとうぜよ!
吟醸酒らあに使う新酵母は泡なしだけやき、それらあは使うけんど、その他は泡あり酵母のみながよ。ご評価いただき、感謝感謝ながやき。
是非一度、蔵見学にもお越しくださいや。ほんで「大正軒」の鰻で一献やりましょうぜや!
Posted by 竹村昭彦 at 2014年01月16日 15:41