1月12日(日)は、長崎の五島列島(長崎県五島市)のお取引先、有限会社リカーズマルヒサさんの久保社長さんと「チャンココ迷酒会」の皆さん総勢11名が、司牡丹に酒蔵見学にいらっしゃったがやき。
ちなみに「チャンココ」たぁ、五島市に伝わっちゅう念仏踊りの名前らしいがよ。
ほんで「チャンココ迷酒会」たぁ、マルヒサさん主宰の日本酒ファンの集まりで、度々各地の名酒蔵元を見学して回られたりされゆうらしいがやき。
ほんで今回は、愛媛の「千代の亀」さんと高知の「司牡丹」の見学をメインに、愛媛県と高知県の旅を企画され、いらっしゃったっちゅう訳ながよ。
まっこと、遠いところを、わざわざありがとうございますぜよ!
さて、皆さんがバスにて佐川町に到着されたがは、予定通り12時半ばあ。
まずは皆さんと、ワシと浅野杜氏と営業の山中副部長がご一緒さいていただき、共に佐川名物「大正軒」さんの鰻の蒲焼き定食を昼食にいただいたがやき。
おっと、写真を撮り忘れて、鰻の蒲焼きを1枚食べてしもうたぜよ!
画像は蒲焼きが2枚やけんど、ホンマは3枚あるきにのう!
ちくと昼間っから「船中八策しぼりたて」らあをいただきもって堪能する鰻の蒲焼きは、まっことサイコーやったがよ。
皆さんも「こりゃウマイ!」と絶賛やったがやき。
さてその後は、いよいよ司牡丹の酒蔵見学ながよ。
まずは「司牡丹・酒ギャラリーほてい」にて、「吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただいたがやき。
続いては、江戸時代末期、今から約180年ばあ前に建造された白壁の酒蔵内(貯蔵倉)をご案内し、ワシからいろいろ解説さいてもうたがよ。
その歴史を感じさせる佇まい、巨大な梁らあに、皆さん感嘆のタメイキを漏らされよったがやき。
お次はいよいよ酒造りの現場、モロミの発酵室ながよ。
フツフツと発酵しゆう純米酒のモロミをいくつかご覧いただきもって、浅野杜氏からいろいろ解説さいてもうたがやき。
ウチは、吟醸酒に使う新酵母以外は、基本的に泡なし酵母は使わんと、クラシックな泡あり酵母を使うがよ。
ほんじゃきモロミの初期にゃあ、タンクから泡があふれ出しそうになるき、扇風機みたいな泡消し機を使うたり、また泡が落ちた後はタンクの壁面を綺麗に掃除したりせにゃあイカンき、なかなか面倒が多いがやき。
また当然、泡が上がる分を考慮せにゃあイカンき、タンク目一杯にゃあ仕込めんき、効率も良うないがよ。
けんどそれでも泡あり酵母にゃあ、司牡丹の味わいの骨格になるような良さが潜んじゅうき、このクラシックな泡あり酵母を使い続けゆうがぜよ。
さてその後は、ぼっちりこの前日に純米大吟醸酒のモロミが酒槽(さかふね)に乗ったもんやき、酒蔵見学に行ったち滅多に見ることができん、大吟醸の「酒槽搾り(さかふねしぼり)」をご覧いただいたがやき。
辺り一面に立ち込めちゅうフルーティな吟醸香に、皆さんウットリされもって、「酒槽搾り」を画像におさめられよったがよ。
搾りも2日目やき、モロミ袋を積み直して圧力を強めにかける、最後の「責め」の搾りやったき、「垂れ口」からはホンマにチョロチョロとしかお酒が搾り出されやあせんかったがやき。
それでも皆さん大感激やったようながよ。
さてお次はお待たせしましたの、試飲タイムながやき!
再び「酒ギャラリー ほてい」に入り、試飲コーナーに9種類ばあの司牡丹のラインナップを用意さいてもうたがよ。
「司牡丹・本醸造あらばしり」から、「司牡丹・大吟醸・黒金屋」、「山柚子搾り・ゆずの酒」まで、ズラリと試飲していただいたがやき。
皆さんまっこと嬉しそうな満面の笑顔で、まずはコッチ、次はアッチ・・・と、次々と試飲され、飲み比べされよったがよ。
まっことたっぷり試飲していただき、タップリお土産のお酒もご購入いただいたがやき。
こうして15時半ばあにゃあ、司牡丹を出発され、「いの町紙の博物館」に向かわれたがよ。
マルヒサさんの久保社長さん、「チャンココ迷酒会」の皆さん、遠いところをご来社いただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社