2014年02月14日

小阪先生の新刊は絵本!?「発動せよ!変人(かぶきもの)感性」ぜよ!

 先日2月5日に開催された、小阪裕司(http://www.kosakayuji.com/)先生が主宰する「ワクワク系マーケティング実践会」の年に1度のビッグイベント、「社長のアカデミー賞カーニバル2013」(「2月7日」のブログ参照)の会場にて先行発売されよったホッカホカの新刊を、今回はご紹介さいていただきますぜよ。


 その書籍は、何と絵本ながよ!「発動せよ!変人感性」「発動せよ!変人感性」内容1「発動せよ!変人感性」内容2












 タイトルもちくと変わっちょって、「発動せよ!変人(かぶきもの)感性」(小阪裕司 著 アートディレクション:蝦名龍郎 発行所:株式会社ぼくら社 発売元:プレジデント社 2014年2月14日発行 1800円+税)っちゅうもんながやき。


 この書籍は、「社長のアカデミー賞2013」にて小阪先生が対談されよった安田佳生(http://yasudayoshio.com/)さんが、是非小阪先生とこういう本を作りたいっちゅうてプロデュースされたもんながよ。


 昨年話題になった、ニートを集めて会社を設立するっちゅう「NEET株式会社」の仕掛人の1人でもあるっちゅう安田さんが、是非にっちゅうて作った本やき、もちろんそりゃあタダの絵本やないがやき。


 全120数ページがオールカラーで、イラスト60点が全て見開きで掲載されちゅうがやけんど、一般的な絵本たぁ全く違うちょって、絵と文章がつながってないがよ。


 普通の絵本やったら、たとえば文章で書かれちゅう内容を絵で表現したりするもんやろうけんど、この絵本は書かれちゅう文章と絵がまったく別モンながやき。


 ただし、まったく内容と無関係のイラストが60点も掲載されちゅうっちゅうことやのうて、小阪先生が言わんとすることを再現したような1つのストーリーが、60点のイラストで表現されちょって、そんなイラストの上に小阪先生の文章が乗っかっちゅう感じながよ。


 たとえば、小阪先生とある店で会話をしゆうとして、その店じゃあ雰囲気に合うたBGMが流れゆうっちゅう、そんなイメージがこの書籍におけるイラストながやき。


 また、今回の書籍のもうひとつのユニークな点は、ビジネスパーソンが多いっちゅう小阪先生の従来の読者層に向けた本やないっちゅうことながよ。


 プロデューサーの安田さんは、「小阪さんの考えや言葉を若い人々、とりわけ小中高生に届けたい。その中でも特に、周囲と違和感を抱いて生きづろう感じちゅう、えい意味でちくと変な人々にまず届けたい。」っちゅうて仰りゆうらしいがやき。


 ほんじゃき、想定読者層は、商人っちゅうわけやのうて、生きづらさを感じちゅう、「なんか周囲と違う」とか、「おんなじ感じ方をする人がおらん」とか、「周りと意見が合わん」とかっちゅうことの多い、ちょびっと変な若者やっちゅうことながよ。


 ちゅうたち、単に周りを気づかうことができんとか、平気で人と衝突しゆうような人に、「それでえい」と言おうとしゆう本じゃあないがやき。


 本文じゃあ、「人にゃあ他者の気持ちに立って思いやる機能が備わっちゅう」と指摘し、そっから「おもてなし」が作られるっちゅう話も出てくるがよ。


 そういう、傍若無人やない意味で周囲の人と合わいで生きづらさを感じゆう人々に向けて書いたがが本書やと、小阪先生は仰るがやき。


 そんなおまさんの感性を世界が待ちゆう、同調圧力に負けて周囲とおんなじになっちゃあイカン、人に合わせる必要らあない、自分の素養を磨き、発揮して、それが人を快適にすることが大切なんや、おまさんの持って生まれたもんは人を豊かにするためにあるがや、そういうことを語られちゅうがよ。


 持って生まれたもんを磨くにゃあ、周囲に同調しよったらイカンがやき。


 同調してしまやあ、磨くことができんきながよ。


 ほんじゃきある種、個性的にやることになるがやき。


 周囲の意見にゃあ耳を傾けんけんど、相手のこたぁ考える・・・回りくどい言い方やけんど、そういう塩梅(あんばい)を本書で伝えようとしちゅうと、小阪先生は別の情報誌で語られちゅうがよ。


 この「周囲の意見にゃあ耳を傾けんけんど、相手のこたぁ考える」ちゅう表現にゃあ、ワシもこぢゃんと膝を打ったがやき。


 実は今年度の司牡丹の品質のブラッシュアップの方針の中に、「マーケットインを知った上でのプロダクトアウト」っちゅうんがあるがやけんど、これがまさにおんなじような意味ながよ。


 変化する業界や市場の流れを知り、顧客の反応や声に耳を傾け、その上でそれらあに迎合せんと司牡丹「らしさ」を追求していくっちゅうことながやき。


 ちくと話が脱線してしもうたけんど、とにかくこの書籍、「発動せよ!変人(かぶきもの)感性」は、右脳と左脳の両方に訴えかけてくる、こぢゃんと刺激的な絵本やき、小中高生向けやっちゅうたち、もちろんワシらあビジネスパーソンが読んだち面白い、こぢゃんとお薦めの書籍ながぜよ。






土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


この記事へのトラックバックURL