2007年「GQJAPAN」の「日本のトップマーケター」に選出され、2012年にゃあアマゾン年間ビジネス書売上ランキング第1位となり、近年はビジネス分野のみならず、教育界らあにも活動の幅を広げられ、もはや押しも押されもせん大御所的な存在になられた神田昌典先生の、「幻の原稿」がついに書籍化されたがやき。
かつて1998年から2004年にかけての約6年にわたって神田先生が主宰されよった、今や伝説となった「顧客獲得実践会」は、全国の4000社を超える企業の経営者が参加し学び実践を繰り返し、累計3000億円を超える売上増を生んだと言われゆうがよ。
実はワシもその端っこにおったメンバーの1人で、よう知っちゅうもんやきに、決して誇大表現でも何でもないと断言できるがやき。
当時、毎月送られて来る「顧客獲得実践ニュースレター」にゃあ、その4000人を超える経営者の実践事例と、神田先生の詳しい解説が掲載されちょって、それを彼ら(ワシも含め)が貪り読んで、また実践を繰り返すっちゅう、まさに6年間の血と汗の結晶やと言えるがよ。
そんな結晶の中から、神田先生が、おまさんを生涯にわたって富ませ続ける方法論、そしてビジネス魂に火を灯すような内容を、選りすぐり凝縮したががこの本ながぜよ！
そんな10年以上前のアナログ時代の実践らあて、現代にゃあ役に立たんがやないかっちゅう声に対して神田先生は、「その一連のプロセスを体験したもんが積み重ねてきたメソッドは、はっきり申し上げて、不変じゃ。ビッグデータ時代がこようと、そこにゃあ人間の営みを身体に刻み込んできた、本質的な強みがある。」と断言されちゅうがやき。
その内容は、まさにあらゆる業種のあらゆる企業や団体や店や個人にとったち、すぐに使える生きた智恵やヒントが満載で、必ずや未来を変える突破口になるはずながよ。
前記の通りワシゃあ「顧客獲得実践会」のメンバーやったき、10年以上前に全部貪り読んじゅうはずながやけんど、今あらためて読んでみて、目からウロコやったり、今の時代にピッタリのアイデアやヒントを足るばあもらえたりして、まっことオビの「永久保存版」の文字はダテやないと感じたがやき。
ところで10年以上前の事例やき、ちくと自分の文章も軽うて恥ずかしいがやけんど、ワシの実践事例も掲載されちゅうがよ。
そりゃあ「ミッションを軸に、ビジネス・商品は一瞬にして変わる！」っちゅうタイトルで、「司牡丹・竹村社長からのエントリー」っちゅうて実名入りで掲載されちゅうがやき。
しかも神田先生は、「この事例はすべての面にわたって研究する必要がある。ミッションを持った商品を市場に投入する際、非常に役立つはずや。」とまで仰るがよ。
平成13年、坂本龍馬さんの言葉を酒名にした「龍馬からの伝言」シリーズとして、「日本を今一度せんたくいたし申候」(当時は本醸造原酒)らあの3商品を、全国の戦略パートナーとなる地酒酒販店さんらあと共に、「日本を元気にする！」っちゅう壮大なミッションを掲げて売り出したっちゅう内容ながやき。
ちなみにこっから後は後日談で、本書にゃあ書かれてない内容ながよ。
この商品は当時、日経新聞や様々なメディアらあにも取り上げられ話題にもなってヒットし、約5年間販売されたがやけんど、2007年にゃあその役割りを終え、残念ながら終売となったがやき。
けんどその後、約1年間の沈黙の後、2008年9月より、新たにリニュアルした単品商品、「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒)として新発売されるがよ。
ほいたらその新発売のわずか1ヶ月後の2008年10月、翌々年(2010年)のNHK大河ドラマが、「龍馬伝」に決定したっちゅうニュースが飛び込んできたがやき！
こん時ゃあ、マジに全身に鳥肌が立つばあビックリしたがよ。
大河の主役が龍馬さんに決まったっちゅうだけやちスゴイことやに、タイトルが「龍馬伝」っちゅうんは、まるで「龍馬からの伝言」を略したみたいやないかよ！
その後はご存じの通り「龍馬伝」ブームでこの商品は全国的に大ブレイクし、現在も不動の定番商品として販売されゆうがやき。
そんな流れの中で、ワシゃあふと気づいてしもうたがよ。
2001年、先代「龍馬からの伝言」シリーズが発売される際、ワシゃあ考えられる限りのあらゆるメディア、NHKも含むテレビ・新聞・ラジオ・雑誌らあに、「龍馬からの熱いメッセージと共に、この酒が日本を元気にする！」っちゅうタイトルで、プレスリリース(報道用資料)をFAXしちょったがやき。
ワシのこの熱いメッセージの資料を、もしかしたら「龍馬伝」の企画を考えた人らあもチラッとばあ目にしちょって、それが深層心理に残っちょって「龍馬伝」実現につながったがかもしれんがよ！
ワシゃあその確率は、結構高いと踏んじゅうがやき。
もしそうやとしたら、あの福山雅治さん主演の大河ドラマ「龍馬伝」の放送で、元気をもろうた人は日本中に足るばあおるはずやきに、当初にワシの掲げたミッション「日本を元気にする」は、スゴイ形で実現されたと言うたち過言やないっちゅうことになるがよ。
ほんで、そのスゴイ形で「日本を元気にする！」を実現できた理由は、全てこの「不変のマーケティング」に書かれちゅうメソッドのお陰やっちゅうことながやき！
そんな本書を、もし読んでみたいと思うがやったら、今スグ購入される方がこぢゃんとオトクやき、強うお薦めしちょきますぜよ！
実は、2月13日〜2月19日までやき、あと2日ばあしかないがやけんど、書籍購入キャンペーンをやりゆうらしゅうて、特別特典として、『神田昌典の「不変のマーケティング」を100倍応用する方法』っちゅう音声ファイルが、無料で入手できるっちゅうがよ！
キャンペーン参加方法はこぢゃんと簡単で、書籍を1冊購入して、以下のサイトにアクセスし、書籍の中の一部の文字を記入して登録するだっけながやき。
http://www.forestpub.co.jp/real/eternal/
こりゃへんしも書店に走らにゃあ！
書店が近くにない方やち、上記サイトにアクセスすりゃあ、その場でアマゾンか楽天ブックスで購入し、その注文番号を記入すりゃあ、すんぐにキャンペーンに応募することもできるっちゅうき有り難いことながよ。
ほいたら最後に、本書からワシがあらためてアイデアやヒントを足るばあもらえた、チェックした部分のほんの一部を、ちくと以下にご紹介さいてもらいますぜよ。
●頭脳労働は、肉体労働の5倍疲れる。ほんじゃき安易な道を選んで、どうじゃちえいくだらんことに時間をかける。会社にとって一番大事な、お客を集める仕事に時間をかけん。一生懸命仕事をしゆうように見えて、実は頭を使うてないきラクながやき。ほとんどの仕事はくだらん仕事や。くだらん仕事を拒否しょうや。そしてA3の白紙とペンを持って、会社から離れろう。それが見えない現金を換金するための作業ながよ。
●顧客満足の基本は、自分がお客やったら、何をされりゃあうれしいか。これをリストアップする。ほいたらほとんどの場合、20も挙げりゃあ、アイデアがのうなるやろう。ほんで、アイデアに対して、実行する優先順位を振っていく。これだけで圧倒的な差をライバルとつけれるがやき。
●不思議なことに、売るときの悩みを語ったほうが、商品説明をするよりか売れる。しかも6倍も！！！
●どれっぱあ優れたチラシ、広告表現やったち、限定なしにゃあ、お客は動かん。
●セールスの公式:GP1(グッドプロダクト、すなわち、えい商品)＋GP2(グッドプロスペクト、すなわち、えい見込客)＋RR(リスクリバーサル、すなわち、危険転化)＝ライバルを圧倒する売上
●簡単で、しかも100％確実に効果が出る方法。そりゃあ何やろう？そりゃあ「お客様の声」を集めることながやき。なんで、お客の声を集めることが重要ながか、っちゅうたら、理由は5つあるがよ。
�，�客様の声をDMの中に入れりゃあ、成約率が上がる。
�△�客様の声を事務所の壁に貼りゃあ、来社した取引先から信用が得られる。
��お客様の喜びの声が聞こえ始めりゃあ、社員は働くがが楽しゅうなる。
�い�客様の声を集めりゃあ、ニュースレターを発行しやすうなる。(お客様に内容を書いてもらうことになるきに)
��100人分のお客様の声を集めりゃあ、立派な小冊子ができてしまう。
●おんなじ客層の会社の販促に協力することにより、他社の顧客を自分の顧客にするがは、素晴らしいマーケティング方法ながやき。この方法を相乗りマーケティングと呼ぶがよ。以前、ある携帯電話の会社は、この方法だっけで年商30億円まで成長した。(中略)この仕組みを構築する方法は、簡単な質問をしてみりゃあえい。自分のところとおんなじ客層を持つような業界はどこか？その顧客リストに際して、売れる自社の商品、できりゃあ衝動買いできる価格帯の商品はあるか？このように他社に役立つ仕組みを作りゃあ、新規客は広告でのうたち集まる。きわめて効率のえい方法ながやき。
●おまさんが知らんだけで、社内にゃあ、埋もれちゅう現金資産が足るばああるがよ。社内で広告に使いゆう“反応率の高いイラスト”をイラスト集にして提供すりゃあ、それもノウハウ。自社で提供しゆうニュースレターのひな型をデータで提供すりゃあ、それもノウハウ。社員を円満にクビにする方法を提供すりゃあそれもノウハウ。売上を上げる名刺、時間がかからんファイリングの方法・・・とにかく何じゃちノウハウになるがやき。ほんで、そのノウハウを販売することにより、本業を上回る収益が、数ヵ月で得られるかもしれんがよ。
●整理券を発行する(※ポケモンらあのキャラクタービジネスに匹敵するばあ儲かるっちゅう意味)ビジネスの条件を3つにまとめりゃあ、次の通りながやき。
�（�語を伝える媒体(たとえば、ニュースレター)を発行する。その媒体を大量に配布する。
�∧�語と商品を連動させる。商品は、「勝負」と「収集」を原則にする。
��勝負イベントを開催する。
●酒屋さん(※酒は利幅が少ない。どうすりゃあ粗利をアップさせられるかっちゅう質問)が変わるには？
�／�に関係する成長産業(惣菜、高級な野菜・食材の宅配など)と関わる。
�⊆�然食品・健康関連商材を販売する。単価5000円ばあから始め、その後、徐々に高いもんも扱い始める。
��情報集約型ビジネス(※ワインのひと言メモ、およびその活用成功事例レポートを会員制として、他の酒販店に販売する、など。)に参入する。
●お客とのコミュニティ・・・こりゃあきわめて重要。「お客様の声が重要や」っちゅう話は、もう耳にタコができるばあ聞いたと思うけんど、それがなんでかっちゅうたら、お客が、コミュニティを感じるからやと思うがよ。コミュニティがあることを感じると、人は安心する。ほんで、そのコミュニティがワクワクして面白そうやと、そのコミュニティに参加しとうなるがやき。
●とくに、素晴らしいアイデアやと思うたがが、ショッピング・バッグの利用。レジの前にゃあ、大きな掲示板があった。そこに、お客の写真が、何百枚も貼っちゃある。いったい何の写真かっちゅうと、「世界のステュー・レオナルズ」っちゅうて書いちゅう。そこで、1枚1枚の写真を見りゃあ、お客が、世界各国の前で、ステュー・レオナルズの紙袋を持って、家族とかと写っちゅう。(中略)さらに、どうしてこの「世界のステュー・レオナルズ」が、始まったがか・・・その理由が、書いちゃあるがよ。「○年に、○○にお住まいの○○さんが、この掲示板に、紙袋を持った写真を貼ったことをきっかけに、多くのお客さんが競うて貼るようになった」ちゅうことが書いちゃあったと思う。(中略)この店に来てしまやあ、1回でファンになるがやき。
●「PASONAの法則」をご説明しょう。次の順番に話した場合、人間は行動を起こしやすい。
��Problem:問題点を明確化して伝える。
��Agitate:その問題を、身近に感じてもらえるように、炙り立てる。
��Solution:問題の解決策を伝える。
��Narrow down:その解決策を得られる人は、限られちゅうことを説明。
��Action:行動を呼びかける。
●顧客に対してお願いをしゆうかぎり、「安売り商法」になってしもうて、高収益の企業にゃあなり得んがよ。(中略)お客から選ばれるためにゃあお客を選ばにゃあイカン。あくまでも高収益の会社に持っていくにゃあ、傲慢なことを持っちょらにゃあイカンがやき。
・・・まっこと、こうやって土佐弁に訳してブログに書きゆうだっけやち、またまた頭ん中でグルグルといろんなアイデアが次から次に湧き出してくるがよ！
神田昌典先生の「不変のマーケティング」・・・まっこと全てのビジネスパーソン必携の、永久の座右の書ながぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック！
司牡丹酒造株式会社
