2月22日(土)は、徳島県三好市にて開催の「四国酒まつり」(http://www.shikoku-sakematsuri.com/)会場内にて、第4回「四国地カクテルバトルロイヤル」(http://a-kiss.net/ji-cocktail/)が開催されたがぜよ。
ちなみに四国の「地カクテル」っちゅうんは、四国四県それぞれの県産米を使用した地酒をベースに、各県の果物や野菜らあの県産品だっけを使用して、各県のバーテンダーが創作したカクテルのことながよ。
その四国四県の地カクテルが出揃うて競い合うっちゅうんが、「四国地カクテルバトルロイヤル」ながやき。
第1回は平成22年の2月20日(「2010年2月22日」のブログ参照)に開催され、第2回は平成24年の2月25日(「2012年2月27日」のブログ参照)に開催され、第3回は昨年の2月23日(「2013年2月25日」のブログ参照)に開催され、今回が第4回目の開催ながよ。
さてまずは、高知のバーテンダー協会を代表して、今回三好市までワシらあの酔狂につきおうてくださる「Craps(クラップス)」(http://r.gnavi.co.jp/rpgv37hj0000/)の塩田さんと、朝8時に南国インター付近で待ち合わせして出発したがやき。
9時過ぎばあにゃあ、三好市の会場の徳島西部ライフサポートセンターに到着。
今回は、「四国酒まつり」のメイン会場からは近いし、人通りも多いとこやし、そういう意味じゃあ良かったがやけんど、半分外みたいなとこやき、ちくと寒かったがよ。
会場の周りにもぼちぼち人が増えてきて、さあ、ここが今年のバトルロイヤルの闘技場になるがやき!
早速会場をセッティングし、四県のバーテンダーの皆さんが、カクテル準備スタートながよ。
そうこうしゆううちに周囲の人通りも増えてきて、ちくと「四国酒まつり」のメイン会場を見に行ったら、長蛇の行列ができちょったがやき。
町中も人であふれ返っちゅうし、こりゃあこの町に5000人ばあは来ちゅうがやないかと思うたばあながよ。
さて今回は前年の反省を踏まえ、11時から先着100名様限定で無料試飲券を配布することになっちょって、11時前にゃあこちらにもお客様の行列ができたがやき。
バーテンダーの皆さんも、カクテルづくりに大忙しながよ。
ちなみに高知県の出品する地カクテルは、「ジョン万エンケレセ」。
幕末から明治にかけて、日米和親条約の締結に尽力した、高知県土佐清水出身のジョン・マンこと中濱万次郎は、日本で初めてABCの歌を紹介した人でもあるがやき。
カクテル名の「エンケレセ」は、当時の日本人が聞いたABCの日本語表記。
ほんで、高知の生種家が「新土佐」と「西洋カボチャ」の品種交配で作り出した「万次郎カボチャ」は、東洋と西洋の奇跡の出会いと言われゆうがよ。
この「万次郎カボチャ」を、カリフォルニア最前線のカクテルテクニックである「Farm to Glass」を駆使して、和魂洋才の世界をカクテルにしたがが、「ジョン万エンケレセ」ながやき。
さて、11時過ぎばあから、ワシらあスタッフが外を通りゆうお客さんにチラシをまいて、「四国地カクテルバトルロイヤル」に勧誘したがよ。
次第にお客さんが集まりだいて、11時半過ぎいよいよ第4回「四国地カクテルバトルロイヤル」の開会ながやき!
まずは四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが紹介され、それぞれが創作した地カクテル名も紹介されたがよ。
ほんで、4人のバーテンダーさんらあがドンドンと地カクテルを作りはじめたがやき。
やっぱし皆さん、さすがにカッコえいがよ!
さて、今回エントリーされた地カクテルは、以下の4アイテムやったがやき。
〈愛媛〉
●ライク・ア・バージン:「華姫桜・極み辛口」と「紅マドンナ」とレモン、柚子、ナチュラルシロップ少量をシェークしてカクテルグラスに注いだもんながよ。【「.(ドット)」(新居浜市)宮崎誠】
〈徳島〉
●いちごルト:「御殿桜・純米吟醸」とイチゴ、練乳、飲むヨーグルトを、カクテルブレンダーで混ぜて、グラスに注いだもんながやき。【「Bar 鴻Kohno」(徳島市)小川淳路】
〈香川〉
●ラ・グート・ド・ベルテ・パルファン(緑の香りのしずく):「川鶴・オオセト・にごり酒」とキウイ、シナモンキウイシロップ、牛乳、生クリームを使うたカクテルながよ。【「ジャック&ローズ」(高松市)丸亀剛】
〈高知〉
●ジョン万エンケレセ:「司牡丹・永田農法・純米吟醸酒」と、佐川町の「地乳」で有名な吉本牛乳と、これまた佐川町の藤岡養蜂場の純粋蜂蜜と、「万次郎カボチャ」のペーストをシェークして、フルートシャンパングラスに注ぐっちゅうもんながやき。【「クラップス」(高知市)塩田貴志】カラフルな4つのカクテルが並び、お客様もドッと押し寄せ大混雑!
プラコップに注がれた地カクテルを4種類飲み比べていただき、順位をつけて投票していただくがよ。
次々と試飲と投票が行われ、またたく間に4つの地カクテルがのうなっていったがやき。
こうしてわずか30分ばあで、結局各県120杯ばあの地カクテルをつくっつろうか、それらあが全部カラになり、第4回「四国地カクテルバトルロイヤル」の試飲と投票が終了したがよ。
ここでいったん終了さいていただき、急いで集計と後片付け。
12時半過ぎにゃあ集計が終了し、みんなあで「四国酒まつり」のメイン会場に移動し、さあいよいよ審査結果の発表ながやき。
ビックリするばあたくさんのお客様でごった返すメイン会場の舞台にて、ワシの司会で結果発表と表彰式が開会。
さあ!第4回「四国地カクテルバトルロイヤル」優勝は・・・
香川県の「ジャック&ローズ」丸亀剛さんの「ラ・グート・ド・ベルテ・パルファン(緑の香りのしずく)」!!
割れんばかりの大拍手の中、香川の丸亀さんにゃあ、優勝の表彰状と優勝カップの「二升五合(益々繁盛)ボトル」が贈られたがよ。
ちなみに高知のカクテルは、僅か3点差の僅差で2位っちゅう結果やって、まっことこぢゃんと惜しかったがやき。
前回に引き続きまたまた僅差の2位っちゅうんは、ホンマに惜しすぎるがよ。
残念ながら優勝は逃したけんど、塩田さん、まっことありがとうございましたぜよ!
また他のバーテンダーの皆さんも、まっことお疲れ様でした!
そして、優勝者の香川県の丸亀さん、まっことおめでとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社