2014年03月18日

平成26年度日本名門酒会メーカー会議ぜよ!

 3月14日(金)は13時半から、新宿の京王プラザホテルにて、平成26年度日本名門酒会メーカー会議やったがやき。


 日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)に加盟する、全国70社84名っちゅう日本酒・本格焼酎・泡盛らあのメーカーの皆さんが一堂に会し、年に一度の最大の会議を開催したがよ。18開会直前


 さてまずは、日本名門酒会本部長、株式会社岡永の飯田社長さんの開会のご挨拶と、平成26年度基本方針。飯田社長基本方針


 まずは昨年、平成25年度について、「日本酒の価値創造」っちゅうテーマを掲げての1年間を、駆け足で振り返られたがやき。


 ほんで平成26年度は、「日本を磨きつづける」っちゅうテーマを掲げられたがよ。


 「富士山」「オリンピック・パラリンピック東京」「和食」らあで、日本酒に強力な追い風が吹きよって、数字も好調やからこそ、さらなるバリューアップを意識せにゃあならんっちゅうがやき。


 ほんで、フィリップ・コトラーさんの「マーケティング3.0」を挙げられ、製品中心(1.0)から消費者中心(2.0)へ、さらに人間・価値観中心(3.0)へと変化し、もはやスピリチュアルなもんまで含めたニーズまで考えにゃあイカン時代に来ちゅうっちゅうがよ。


 「見えんもん」の創造をいかにやっていくかが大事で、社会的価値、社会的意義を重視していかにゃあイカンっちゅうがやき。


 究極的にゃあ「コーズ・マーケティング」、つまり「大義」をしっかりと持っちゅう企業しか、お客様は信用せんっちゅう時代が、すぐそこに来ちゅうっちゅうがよ。


 「京料理」や「懐石料理」やのうて、「和食」が無形文化遺産に登録されたっちゅう意味は、すなわち裏を返しゃあ日本で「和食」はピンチを迎えちゅうっちゅうことながやき。


 もし、日本において「和食〜日本人の伝統的な食文化〜」が廃れてしまうようなことがありゃあ、そりゃあ無形文化遺産を返上せにゃあイカンっちゅうことながよ。


 ここに我々の「大義」もあると、力強う語られたがやき。


 日本名門酒会の大義は、「日本酒の魅力、楽しさを世の中に広め、日本酒本来の姿を次の世代に伝えていく」ことやっちゅうて、一層力強う語られ、締め括られたがよ。


 続いては石木営業部長さんより、平成25年度の営業報告と平成26年度の活動目標についてが発表されたがやき。石木部長営業報告と活動目標


 平成25年度は、「夏生酒」「ひやおろし」「初しぼり」の三大季節商品と「立春朝搾り」についちゃあ、相変わらず絶好調の二桁増やったっちゅうことながよ。


 また、一昨年マイナスやった贈答品も、前年比100%を超えることができたっちゅうがやき。


 ほんで平成26年度の活動目標は、まずは「一年52週提案」と「三大季節提案」のさらなる徹底やっちゅうがよ。


 特に「三大季節商品」は、26年度も二桁増が目標やっちゅうがやき。


 二番目は、定番商品ブラッシュアップの推進強化。


 三番目は、酒屋の「和食推進」活動。


 四番目は、新規加盟店の獲得活動。


 五番目は、地域リーグ・大試飲会と各地の「友の会」で、だいたいの予定らあが発表されたがよ。


 続いては、企画部統括チーフマネージャーの田村さんから、『今期の「一年52週の生活提案」プラスα』(今期の企画項目と育成カテゴリー)っちゅう内容で、お話があったがやき。企画部田村さん


 まず、「季節提案」(6企画)「生活提案」(15企画)「地域提案」(2企画)のお話があり、さらにプラスαの育成カテゴリーとして7つがあるっちゅうお話やったがよ。


 そん中に、食品の育成カテゴリーが3つあるっちゅうて、「酒屋の“和食推進”活動」(〜酒屋が語れば 伝わる 広がる 和食文化〜)について、説明があったがやき。


 ほんでその関連で、「酒販ニュース」(平成26年3月1日号)に掲載されちゅう司牡丹の「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」(http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/)の記事が配布されちょって、ワシが指名されてちくとお話をさいてもうたがよ。


 お次は、企画部チーフマネージャーの朝倉さんから、『「一年52週の生活提案」重要企画〈季節商品〉』(〜消費者との接点を広げる季節商品〜)っちゅうお話があったがやき。企画部朝倉さん・重要企画


 三大季節商品についちゃあ、2010年から約1.5倍に増えちゅうっちゅうがよ。


 ほんで、季節商品の売上が増加しちゅう加盟店にゃあ共通点があるっちゅうがやき。


 そりゃあ、「販促ツールを目一杯活用しゆう」っちゅうことと、「試飲会プロ部門に参加し、酒質を確認してから、自信を持ってお客様に自分の言葉で伝えゆう」っちゅうことの2つやっちゅうがよ。


 この後は、ちくと休憩をはさんで、企画部の森部長さんから、「変貌著しい日本酒市場への対応」(〜定番商品のブラッシュアップ2年目〜)っちゅうお話やったがやき。企画部森部長


 「進化する醸造理論と技術」(〜過去20〜30年間の革新技術〜)っちょう資料も配られ、近年の日本酒の進化にゃあまっこと目を見張るもんがあると、あらためて実感したがよ。


 醸造技術の進化についちゃあ、今後もこぢゃんとアンテナを張り巡らいちょかにゃあ、まっこと遅れをとることになりかねんがぜよ!


 ここで再び小休憩をはさんで、後半は蔵元の活動事例報告ながやき。


 まずは滋賀県「萩の露」の福井社長さんから、「ブラッシュアップのための設備投資」(〜補助金を利用した冷蔵貯蔵庫の新設〜)について、お話があったがよ。「萩の露」福井社長


 2人目は、山口県「五橋」の酒井社長さんから、「あたりまえの酒造りに徹する」(〜急速に高まる人気の裏側〜)について、お話があったがやき。「五橋」酒井社長












 ほんで3人目は、長野県「真澄」の宮坂社長さんから、「日本のよきものを磨きつづける」(〜日本酒新時代に向けた戦略〜)について、お話があったがよ。「真澄」宮坂社長


 3人の蔵元さんそれぞれから、まっことこぢゃんと学びになるお話を聴かいてもうたがやき。


 特に宮坂社長さんが最後に言われた、「2020年まであと6年。この6年でどう変われるか?これで勝負が決まると思うちゅう!」っちゅう言葉が、こぢゃんと心に刺さったがよ。


 この後は質疑応答があって、18時過ぎにゃあ会議は閉会となり、みんなあで速やかに別室へ移動して懇親会ながやき。


 「五橋」のスパークリングSAKEで乾杯し、懇親会はスタートしたがよ。18懇親会場18乾杯


 もちろん各社のお酒もズラリと出されちょって、足るばあ飲んで食べて、あちこち移動しもって、いろんな蔵元さんや名門酒会本部の皆さんらあと情報交換したり、こぢゃんと語り合うて、大いに盛り上がったがぜよ。









土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社





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