「不満を募らせる人間に、居心地のえい椅子は決して見つからんぜよ。」(ベンジャミン・フランクリン)
18世紀アメリカの政治家・物理学者・発明家で、アメリカ独立宣言起草者の1人として、アメリカ建国の父とも呼ばれた、ベンジャミン・フランクリンさんの言の葉ながよ。
「こんな家に生まれんかったら・・・」「こんな人と結婚せざったら・・・」「こんな会社に入らざったら・・・」「こんな部署に配属されざったら・・・」「あんな上司やなかったら・・・」
こんな風に、自分の周囲や環境に対して、不満ばっかし言いゆう人が、おまさんの周りにもおらんかよ？
ほいたらもし、その人が言いゆう不満の種が取り除かれたとしたら、果たしてその人は満足するろうか？
その人はまず間違いのう、また別のネタを取り上げて、不満を募らせるはずながやき。
結局、今自分が置かれちゅう環境に対して、不満や愚痴ばっかし言いゆう人は、どんなにその環境が変わったとしたち、また別の不満や愚痴を言い出すもんながよ。
不満は誰にじゃちあり、不満が全くない人生を送りゆう人らあて、この世にゃあまずおらんもんながやき。
けんど、ホンマに幸せになれる人は、不満があったち、それを周囲や環境のせいにして愚痴を言うたりするヒマがあったら、それを自分のコトとして受け止めて、「その環境の中で、自分は何ができるか」っちゅうことにフォーカスし、やれることから行動に移していくことができるがよ。
そういう人にしか、居心地のえい椅子を見つけるこたぁできんっちゅうんが、人生の真実やっちゅうことながぜよ。
