前田紅華先生といやあ、司牡丹とのコラボで、前代未聞の一点モノ芸術作品日本酒「紅華一点」(純米吟醸酒)を発売したり、「オーラの泉」にテレビ出演されたり、グンゼとのコラボ作品を発表されたりと、人気沸騰やったがやけんど、突然パリに旅立たれてしまわれちょったがよ。
ほんで、この度凱旋帰国され、書道塾「紅華村塾」も株式会社ドリームホールディングス(http://www.dream-holdings.co.jp/)の事業として再開されることに決まり、さらにパワーアップされて再始動を開始されることになったがやき。
これを記念してのパーティを開催することになったがやけんど、紅華先生のたっての希望で、「書やお酒やお料理の本当の良さが分かってくれるような少数の方々とだけで、心の底から楽しめるシークレットパーティが開催したい!」っちゅうことやったき、「酒蔵レストラン 宝」の個室にて、15名限定(結局紅華先生やワシも含め18名に増えたけんど)にて開催することになり、ワシがパーティの企画進行を担当さいてもらうことになったっちゅう訳ながよ。
まずはワシが18時前ばあに会場入りして、ちくとお店のスタッフとお酒やお料理の打ち合わせをさいてもうたがやき。
ほんで18時半ばあにゃあ主役の紅華先生や、ドリームホールディングスの方々が来られ、紅華先生の作品3点を会場に展示さいてもうたがよ。
3点の作品とも、会場にうまいことマッチして、紅華先生の着物姿も含め、まっことえい雰囲気を醸し出しちゅうがやき。



ぼちぼちご参加者の皆さんがいらっしゃり、19時過ぎにゃあワシの司会進行で開会ながよ。
まずは主役の紅華先生から、再始動のご挨拶。
ほんで、純米吟醸酒「紅華一点」が皆さんに注がれ、ドリームホールディングスの小浜社長さんの音頭で乾杯し、さあ開宴ながやき。


ちなみに今回の「紅華一点」は、現在も販売中の「氣」「愛」「華」「咲」の4作品やったがよ。
★「司牡丹・紅華一点」(純米吟醸酒)

★「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒)

●前菜盛り合わせ(さつま揚げ酒盗焼き ホタルイカの西京味噌炙り焼き 茄子の味噌炒め メヒカリの竜田揚げ タコのオイル煮 ごま豆腐)

前菜は種類も多いき、「紅華一点」に続いて、春限定の旬のお酒「土州霞酒」も出さいてもうたがやき。
皆さん、「紅華一点」の芸術性とフルーティな香り、「霞酒」の春を感じさせるフレッシュな味わいに感動され、いきなり箸も杯もこぢゃんと進み、会話も盛り上がったがよ。
★「船中八策」(超辛口・純米酒)

●初鰹の塩タタキ

●豚角煮

続いては、「宝」定番の王道の組み合わせ、「船中八策」と「初鰹の塩タタキ」が登場したがやき。
皆さんまずは鰹の分厚さに驚き、一口食されて塩タタキの美味しさに、またまた感動されちょったがよ。
さらに「船中八策」のキレの良さが、鰹の旨みを心地よう流してくれるもんやき、交互にやりゃあまたまた箸も杯も止まらんなって、驚かれちょったがやき。
さらに豚角煮が登場し、これまた脂分をこのお酒が綺麗に流してくれるもんやき、ナンボやち飲んでしまうがよ!
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)

●キャベツの昆布和え
●カニたっぷりコロッケ

お次は、日本一の清流・仁淀川を彷彿とさせる「司牡丹・仁淀ブルー」が登場。
まずはキャベツの昆布和えと合わせりゃあ、このお酒の柑橘類を想わせる含み香が、塩昆布の塩分を爽やかに感じさいてくれ、これまたまっこと止まらんなるがやき。
またカニたっぷりコロッケと合わせりゃあ、まるでこのお料理に柑橘類を搾りかけたような爽やかに感じるき、不思議なもんながよ。
もちろんメインの「紅華一点」は4本あるき、皆さんいろいろラベル違いを飲み比べ(鑑賞比べ?)されよったがやき。


紅華先生もホストに徹し、あちこち席を移動され、皆さんに「紅華一点」をお酌されもって、盛り上がっちょったがよ。
★「司牡丹・永田農法・純米酒」(純米酒)

●龍馬の愛した軍鶏鍋

ここで、あえて常温の「司牡丹・永田農法・純米酒」が出され、お料理は「宝」名物、龍馬の愛した軍鶏鍋の登場ながやき。
軍鶏の歯応えのある旨みとこのお酒の生命力あふれるナチュラルな旨みが、見事にマッチして、お互いの美味しさが倍増ながよ。
皆さん、次々にオカワリされ、鍋の中身はアッちゅう間にカラになったがやき。
このあたりで、司会進行のワシから、ちくと発表さいてもうたがよ。
「司牡丹・紅華一点」は、第1回の頒布作品は「夢」「花」「艷」「凛」「麗」「魂」「道」の7作品が各100本限定やって、これらあは既に全て完売しちゅうがやき。

ほんでその後、第2回頒布作品が「氣」と「愛」で、第3回頒布作品が「華」と「咲」で、この4作品はまだチビッと在庫があるがよ。
ほんでこの度の紅華先生再始動を記念して、第4回頒布作品を発売することになったがやき。
「紅華一点」は、一枚一枚のラベルが紅華先生の直筆で、シリアルナンバー入りで100枚限定やき、同じ文字は2度と書かれるこたぁない決まりになっちゅうがよ。

ほんでこの度の第4回頒布作品で紅華先生にお願いする2作品の文字を、今回ご参加いただいた皆さんに一緒に考えていただきたいっちゅうことで、ご意見を募らいてもうたがやき。
ほいたら次々と出るわ出るわ!
「和」「寳」「歓」「旅」「寛」「彩」「結」「眞」「誠」「宙」「懐」「斗」・・・
皆さんからたくさんの候補の一文字が挙げられたがよ。
この会のラストに、この中から2つを、紅華先生が選定することになったがやき。
●雑炊

お食事は、軍鶏鍋の残り汁を使うて雑炊にするがよ。
最後に生卵を加えて火を止め、そこに四万十川の青ノリを加えて、サッと鍋に蓋をするがやき。
ちっくと蒸らしてから蓋を開けりゃあ、湯気と共に独特の青ノリの風味があたり一面に広がって、皆さんから歓声が上がったがよ。

その青ノリの風味と蒸らされた生卵と軍鶏の出汁が、雑炊のお米一粒一粒に見事に沁み込んじょって、まっこと抜群の美味しさやったがやき。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●柚子シャーベット

〆のデザートは、世界中で大人気の和りきゅうる「山柚子搾り」と、柚子シャーベットの組み合わせながよ。
これまた「あ!美味し〜い!」っちゅう声が、アチコチから上がったがやき。
さあ、いよいよ「紅華一点」第4回頒布作品、新作2点の文字の発表ながよ。
紅華先生が選んだ文字は・・・・・「結」と「斗」やったがやき。
「結」っちゅう文字は、「糸」と「吉」でできちゅう通り、入れ物の口に蓋をした様子を表しちゅう「吉」を、「糸」でむすぶっちゅう意味ながよ。
ほんじゃき、「むすぶ」っちゅう意味や「しっかりとひとつにまとめる」ちゅう意味、さらに「物事をまとめて締め括る」、「成長の締め括りとして実をつける」、「手と手を取り合う仲立ち」らあの意味がある、まっことえい文字ながやき。
「結納」や「結婚」の「結」でもあるきに、そんな時のプレゼントらあにも、間違いのう最適ながよ。
一方「斗」の文字は、ワシらあにとっちゃあお酒の単位(1斗=1升×10)やけんど、本来の意味は柄のついたヒシャクを表した文字ながやと。
ヒシャクは、水らあの大切なもんを必要な所に移動させることができるき、「斗」の文字にゃあ「バランス良う分け与える」「周囲への援助」っちゅうような意味もあるらしいがやき。
また「斗」は、「たたかう」とも読むきに、紅華先生の周りにもたくさんおられる、格闘家の方々らあにもウケそうな文字でもあるがよ。
さて、そんなこんなで大盛り上がりの中、前田紅華先生再始動記念のシークレットパーティは、22時半ばあにゃあ無事お開きとなったがやき。
ご参加いただきました皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみにその後は、何名かで2次会に行ったがよ。
ご参加いただいちょった東京食彩株式会社の取締役山寺さんが、是非っちゅうことで、新しゅうオープンしたっちゅう「トラットリア クアルト新宿」にうかごうたがやき。
23時を過ぎちょったに、広い店内にゃあ若い男女があふれかえっちょって、まさに大人気店ながよ!
春の旬の食材を使うたパスタは、まっこと美味しかったけんど、ワシが一番感動したがは、高級ハムを使うた分厚いハムカツやったがやき。

子供の頃大好きやったハムカツは、まっこと薄っぺらやったもんやき、いつかこぢゃんと分厚いハムカツが食べたいっちゅうて夢見たことを思い出したがよ。

この分厚さは、まさにその夢に見たハムカツそのもの!
味わいもサイコーで、ワシゃあ思わず落涙してしまいそうやったがやき。
山寺さん、まっことご馳走様でした!
そして、前田紅華先生!あらためまして、再始動おめでとうございますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社