5月10日(土)は大阪にて、昨年に引き続き2回目となる四国四県の日本酒蔵元の合同イベント、「四国×酒国(しこくはしゅこく)2014」〜酒蔵ワンダーランドon大阪〜が開催されたがやき。
四国の蔵元60社(徳島9、香川7、愛媛26、高知18)がズラリと出展し、合計230種類以上のお酒が楽しめ、さらに徳島ラーメンや、骨付き鶏、じゃこ天、鰹のタタキらあの四国四県のうまいもんも堪能できるっちゅう、まさに四国が丸ごとやってきたような一大イベントながよ。
昨年は1000名想定で1500名を超えるお客様やって、今年は前売りチケットだっけで1500枚が売れちょったき、あとは当日券でどこまで伸ばせるかながやき。
さて、昨年より広うて立地もえい会場の「西梅田スクエア」に、蔵元メンバーやフード出店メンバー、ボランティアスタッフらあが、朝9時にゃあ集合し、設営準備。
ワシゃあ11時半ばあにゃあ会場に到着し、今回も司会担当やき、そっからいろいろ準備に大わらわながよ。
まあ、何はともあれ、屋外イベントやき、天気が良かったがはラッキーやったがやけんど、陽が当たりまくりで暑いばあで、こんなくで昼間っから長時間(会は4時間半の長丁場)日本酒飲んで、みんなあ大丈夫ながやろうかと、ちくと心配になったがやき。
お!会場の外をふと見りゃあ、お客様が大行列やいか!
こりゃあ早めに開場せにゃあ、受付が処理できんなるっちゅうことで、急遽早めの12時半にゃあ開場し、お客様がドッと会場になだれ込んできたがよ。
ちなみに受付じゃあ、お客様に出品酒リストと会場配置図と特製オリジナル猪口とリストバンドが渡され、この猪口とリストバンドがチケット購入者の目印になるがやき。
まだ開会前やっちゅうに、次第にドンドンお客様が増えてくるがよ。
高知県の酒ブースも、既にお客様であふれちょったがやき。
ちなみに司牡丹は、4種類の日本酒と1種類のリキュールが用意されちょって、やっぱし「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)が一番人気やったみたいながよ。
食品ブースにもドンドンお客様が並びはじめたがやき。
ちなみに出品食品をちくと順番にご紹介すりゃあ、まずは高知県中土佐町久礼の「初鰹のタタキ」、とさ千里の「サバ寿司」「鰹の土佐巻」「アイスクリン」等(高知)、コロ家の「讃岐肉まんコロッケ」、つぼ屋の「骨付き鶏」(香川)、むらびと本舗の「土佐はちきん地鶏のガーリック炒め」(高知)、三谷ミートの「四万十ポークの豚バラ串」「土佐赤牛の味噌煮込み」(高知)、本島活魚の「いいだこ煮付け」「ちりめん山椒」(香川)、徳島ラーメン三八の「徳島ラーメン」(徳島)、伊藤本舗の「しまなみ鯛出汁ラーメン」(愛媛)、日の出製麺の「讃岐うどん」(香川)、白滝製麺の「半田そうめん」(徳島)、吉野川オアシスの「阿波尾鶏の唐揚げ」(徳島)、東雲かまぼこの「じゃこ天じゃこカツセット」「太刀魚巻き」(愛媛)、やきとり山鳥の「今治やきとり」「せんざんぎ」(愛媛)、鬼北きじ工房の「きじの焼き鳥」(愛媛)と、まっこと充実のラインナップながよ。
以降もお客様はドンドン増え続け、開会前にゃあ既に会場は人、人、人で埋め尽くされちょったがやき。
さあ13時にゃあいよいよ正式に開会!
まずは司会のワシから、昨年に引き続き開催できたことに対し、皆さんに御礼を申し上げさいてもうたがよ。
ほんで主催者を代表して、日本酒造組合中央会四国支部の吉田支部長さんに、ご挨拶いただいたがやき。
続いてはご来賓のお祝辞で、各県の知事さんもしくは代理の方と、各県のゆるキャラにご登壇いただいたがよ。
まずは徳島県の飯泉知事さんと「すだちくん」、お次は香川県の浜田知事さんと「親切な青鬼くん」、そん次は愛媛県の愛のくに・えひめ営業本部の加藤本部長さんと「みきゃん」、最後は高知県産業振興推進部の吉村副部長さんと「坂本竜馬くん」にご登壇いただき、お祝辞を頂戴したがやき。
続いては鏡開きのセレモニーながよ。
各県4〜5名のご来賓の方々をご紹介さいてもうて、それぞれの県の四斗樽の後ろに木槌を持ってお立ちいただき、会場の皆さんもご一緒に、「ヨイショ!ヨイショ!ヨイショ〜!!」の掛け声と共に、見事に四つの鏡が開かれたがやき。
さあこれで開会セレモニーも無事終了し、あとは皆さんご自由に飲み食いいただける大宴会ながよ。
司会のワシとしちゃあ、この後は、トイレの場所やチケットのルールやお猪口のルール、「和らぎ水」のご紹介らあをさいてもうて、各ブースのご紹介らあもさいてもうたがやき。
さあそっから後は、お客様もドンドン増えてくること、増えてくること!
高知県の蔵元ブースも黒山の人だかりになっちょったがよ。
司会の合間にゃあ、途中でたくさんの知り合いのお客様や司牡丹ファンのお客様や、高知からご参加いただいたお客様らあにもお会いできたがやき。
わざわざご参加いただき、まっことありがとうございますぜよ!
そんな皆さんが、あまりに楽しそうに、美味しそうに飲まれゆうもんじゃき、こりゃワシも飲まんと会場全体の空気とシンクロできんなってくるきに、お酒を飲まいていただいたがよ。
やっぱしこういうイベントの司会は、お客様との一体感が大事やき、ワシゃあ飲みもってやるべきやと思うちゅうがやき。
司会の合間に、アチコチでお客様と一緒になって、美味しいお酒を酌み交わし、ガンガン飲まいてもうたがよ。
14時にゃあ、各県のPRタイムとアトラクションがスタート。
まずは高知県のPRタイムがあり、「よさこい鳴子踊り」ながやき。
大入り満員の会場に分け入るようにして、「よさこい」の踊り子さんらあが登場したがよ。
ほんで、高知県を代表するよさこいチーム「ほにや」の県外チーム、「関西ほにや」の皆さんが、華麗な「よさこい鳴子踊り」をご披露してくださったがやき。
お次は愛媛県がPRをされ、「エイサー」隊の入場ながよ。
愛媛県の大阪県人会の方の呼びかけで、今回のイベントのボランティアスタッフになってくださった方々の中に沖縄の「エイサー」愛好会の方がおられるっちゅうことで、昨年に引き続き愛媛県のアトラクションとして踊っていただくことになったようながやき。
ワシも、「昨年も踊ってもうて今年もやき、もはや沖縄県さんは九州を脱退してもうて、四国の仲間ぜよ!」っちゅうてご紹介さいてもうたがよ。
続いては香川県がPRされ、アトラクションは「源平キャラバン隊」の登場ながやき。
なかなか本格的な殺陣は、見事やったがよ。
ほんでラストは徳島県のPRがあり、「阿波おどり」登場ながやき。
あまりにシンプルな踊りやに、そん中に見事に面白さや味わい深さが潜んじゅう、ある意味究極の踊りながよ。
しかも音楽は最強の二拍子で、この単純なリズムの繰り返しが、酔っぱらいの脳ミソを刺激して原始の記憶を呼び覚ますか知らん、会場の皆さんも一緒になって踊りだいたがやき。
あれよあれよっちゅう間に、踊りの輪は広がっていき、舞台の上にまで上がって踊りだし、まるで幕末の「えいじゃないか」状態!
大人から子供やお年寄りまで、みんなあリズムにのって踊りまくりで、まっこと楽しそうやったがよ。
各県のアトラクションの皆さん、暑い中での演舞、まっことありがとうございましたぜよ!
ところで、会場にゃあ入場チケットを買わいじゃち誰やち入れるこたぁ入れるもんやき、ピーク時にゃあおそらく2000人以上はおられたようながやき。
後から当日券の販売枚数をきいてみりゃあ、300枚ばあっちゅうことやったき、前売り1500人、当日300人、プラス通りすがりの来場者200人以上っちゅう結果やったようながよ。
イベントとしちゃあ大盛況で、まずは成功やったろうけんど、中盤ばあから昨年以上に、トドみたいに倒れて爆睡しゆう方々が結構アチコチにおられたようで、皆さん大丈夫やっつろうか?
お帰りの際は、「お気をたしかに〜!」ながやき。
こうして17時半、四国清酒懇話会の各県青年部会長さんが登壇され、中締めのご挨拶があり、万雷の拍手に包まれもって、無事お開きとなったがよ。
ご参加いただきましたたくさんの皆様、そしてお手伝いいただきましたボランティアスタッフの皆様、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社