ニューヨーク3日目の5月22日(木)は、まずは午前中にお土産の買い出しに行ったがよ。
宿泊ホテルの近所に、「ガーデン・オブ・エデン」っちゅうナチュラル食品のスーパーがあったき、そこでいろいろお土産を購入したがやき。
ほんで11時半にゃあ、地下鉄でワッツストリートの日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)NYオフィスにうかごうたがよ。
ちくと迷うてしもうて、「一ノ蔵」の鈴木常務さんに迎えにきていただいたがやき。
鈴木さん、ありがとうございましたぜよ!
オフィスにて山崎さんご夫妻とちくと打ち合わせをして、4人で徒歩にて昼食へ。
人気店の「ブルーリボン」の前を通り、その和食店である「青結寿司(ブルーリボン・スシ)」にうかごうたがよ。
入り口にゃあ看板も何もない店やに、大人気やっちゅうがやき。
入り口からちくと離れた分かりにくい場所に、店名が掲げられちょったがよ。
日本酒メニューもこぢゃんと豊富で、「ブルーリボンSAKE」っちゅうオリジナル酒もあり、その純米酒バージョンは司牡丹の「超辛口・純米酒」で、こぢゃんと売れゆうらしいがやき。
早速そのお酒を注文し、まずは漬け物と合わせていただいたがよ。
漬け物はお店で漬けゆうらしゅうて、日本の漬け物とピクルスの中間のような味わいで、ビネガーが効いちょって、ワシ好みの美味しさやったもんやき、昼間やっちゅうにガンガン飲んでガンガンいただいてしもうたがやき。
さらにエビらあを肴に飲んで、握り寿司を注文。
ワシゃあコハダと〆サバをいただいたがよ。
アメリカと思えん、なかなかのレベルで、美味しかったがやき。
続いて4人でいただく巻き寿司を注文。
ドラゴンロールやスパイシーツナロールやレインボーロール等々、なかなか日本じゃあお目にかかれん珍しい巻き寿司をいただいたがよ。
純粋な寿司としちゃあ邪道かもしれんけんど、味わいとしちゃあハイレベルで、これはこれで美味しかったがやき。
味噌汁も頼んだがやけんど、味噌を自分で溶かしていただくっちゅう出し方は、なかなか斬新で、ちくと感動したがよ。
さてその後は、山崎万里子さんがSOHO散策にご案内してくださったがやき。
まずは、いまや世界中でモノマネ商品が拡大しゆうっちゅうばあ大人気の「クロナッツ」(クロワッサン生地を揚げたドーナッツ)を開発したお店、「ドミニク・アンセル・ベーカリー」へ。
ちなみにウワサの「クロナッツ」は、早朝6時から大行列ができ、朝8時にゃあ完売するっちゅうばあの大フィーバーがまきおこっちゅうがやと。
ほんじゃきワシらあが訪れた午後の時間帯にゃあ、もはや「クロナッツ」は影も形もなかったがよ。
しかし、こんなちんまいパン屋が開発した新商品のドーナッツが、アッちゅう間に世界中で知らん人がおらんばあの大人気商品になるらあて、一昔前じゃあ考えられんかったことながやき。
あらためてネット社会の凄さを、まざまざと実感さいてもうたがぜよ。
続いては、これまた大人気のオシャレなチョコレート専門店「Marie Belle」に行ったがよ。
1つ1つ味わいも絵柄も違うチョコレートが、まるで宝石みたいに高級感あふれる陳列が成されちょって、まっこと感動したがやき。
販売方法、魅せ方、パッケージデザイン、販促品等々、こぢゃんと勉強になったがよ。
お次は、日本でも大人気になっちゅう「ディーン&デルーカ」の1号店へ。
日本にゃあない寿司コーナーにお客さんが群がっちょって、ちくとビックリしたがやき。
ほんでいったんホテルへ戻んて、ちくと休憩し、その晩は19時ばあにマンハッタンの「レストラン日本」へ。
こちらは今年開店50周年を迎えられたっちゅう、アメリカにおける日本食レストランの先駆けのお店ながよ。
入り口にゃあ日本酒の飾り樽がズラリと陳列されちょって、サスガの風格ながやき。
酒メニューも伝統ある銘柄がズラリで、司牡丹は「豊麗司牡丹」(純米酒)と「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)が掲載されちょったがよ。
早速「司牡丹・封印酒」と「一ノ蔵・無鑑査本醸造」を注文。
お座敷の床の間にゃあ牡丹の花が飾られちょったき、「司牡丹」と一緒に撮影さいてもうたがやき。
そっから後は、前菜や牛肉サラダ、旬のソフトシェルクラブらあをいただきもって、2種類のお酒を、ワシと「一ノ蔵」の鈴木常務さんと日本名門酒会NYの山崎さんご夫妻と4人で、ガンガンいただいたがよ。
途中で「レストラン日本」の倉岡社長さんもご挨拶にお越しくださり、いろいろお話してくださったがやき。
久々にお会いしたがやけんど、年齢を感じさせんばあ若々しゅうて、ちくと腰を悪うされちゅうっちゅうことやったけんど、話しっぷりはこぢゃんとお元気やったがよ。
さらに天ぷらや自慢の鴨鍋らあをいただき、お腹いっぱいになった頃、倉岡社長さんからお蕎麦やデザートの差し入れまでいただき、嬉しい悲鳴ながやき。
とにかく飲んで食べて飲んで食べて盛り上がり、もうそのまんま横になって爆睡したい気分になってしもうたがよ。
帰り際にゃあ、翌朝早い飛行機で帰国するワシと鈴木さんの朝食やっちゅうて、おむすび弁当もお土産にいただいてしもうたがやき。
倉岡社長さん、ご馳走様でした!まっことありがとうございましたぜよ!
22時ばあに「レストラン日本」を出て、ちくと腹ごなしにマンハッタンを徘徊。
ニューヨークの若者に大人気で、連日行列ができるっちゅう大衆居酒屋「ケンカ」は、この日も大入り満員のようやったがよ。
ちなみにこちらのお店じゃあ「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」が大人気らしゅうて、既に固定ファンが何人も付いちゅうらしいがやき。
さて2次会は、SAKEバー「DECIBEL」(居酒屋「でしべる」)へ。
ほいたらこちらも大人気の満席で、ちくと待ってくれっちゅうことやって、15分ばあ待ってやっと入れたがよ。
ちなみに「DECIBEL」は、開店して20年ばあになる、アメリカのSAKEバーの先駆けながやき。
ワシも確か15年ばあ前にうかごうた記憶があるがやけんど、外観も店内も雰囲気も、そん時と何ちゃあ変わってなかって、ちくと驚いたがよ。
15年、20年と年月が経ちゃあ、当然お客さんも15歳、20歳と年をとるがやき。
けんど、15年前も若者客に人気で、15年後の今も若者客でいっぱいやっちゅうこたぁ、お客さんの世代交替がうまいこといきゆうっちゅうことながよ。
つまり、常に若者客のハートを掴んじゅうお店やっちゅうことで、流行り廃れの速い今の時代にゃあ、まっこと稀有なお店やと思うがやき。
お世辞にもキレイたぁ言えん店内で、暗いし、狭いし、BGMはうるさいし、いったい何が若者の心を掴んだがやろうのう?
もっとも若者はだいたいにおいて、コキタナイ店や暗い店や狭い店やウルサイ店が、好きなもんながやけんど。
お客さんにも大人気で、店員の方も大好きやっちゅう「船中八策」をチビチビいただきもって、枝豆と「かっぱえびせん」をいただいたがよ。
ほんで、サスガに意識が飛びそうになりだいた23時過ぎにゃあ、お開きとさいてもうたがやき。
こうしてニューヨークの長い長い3日目が終わり、翌朝は5時起きで、6時にゃあホテルを出発してJFK空港に向かい、日本に帰国したがよ。
「レストラン日本」倉岡社長さんからいただいたおむすび弁当の朝食は、まっこと美味しかったがやき。
倉岡社長さん、まっことありがとうございました!
そして、日本名門酒会NYの山崎さんご夫妻、「一ノ蔵」の鈴木常務さん、ニューヨークのお取引先の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社