アメリカでマグロの輸入業をされゆう坂上さんとシンシアさんで、お2人とも日本酒の勉強中やっちゅうがよ。
ほんで、将来、日本酒の海外普及のためのドキュメンタリー映画も創りたいっちゅう夢も持たれちょって、その取材撮影も兼ねてのご来社ながやき。
まずは、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、「司牡丹・吟醸酒ができるまで」のビデオをご覧いただいてから、酒蔵見学にご案内さいてもうたがよ。

玄関の酒林、続いてはちくと司牡丹の煙突をご覧いただき、約180年ばあ前の江戸時代末期建築の白壁蔵にご案内さいてもうたがやき。



ワシが説明した内容を坂上さんが英語でシンシアさんに説明し、シンシアさんからの質問を坂上さんが日本語に直してワシに伝え・・・ちゅう感じで、さらに撮影もされるもんやき、なかなか時間がかかるがよ。
またお2人とも、佐川町内の歴史的建造物らあにも興味津々やったもんやき、「名教館」や「佐川文庫庫舎」や「旧浜口家住宅」らあもご案内さいてもうたがやき。

続いては、「司牡丹・平成蔵」の設備を、詳しゅう解説しもってご案内し、その隣のモロミの仕込み蔵もご案内さいてもうたがよ。


ほんで、吟醸の仕込み蔵や、昔ながらの酒槽(さかふね)らあもご紹介さいてもうたがやき。
続いて、再び「酒ギャラリー ほてい」に戻んて、ちくとワシのインタビュー撮影があったがよ。
ほんで最後に司牡丹のラインナップをズラリと試飲していただき、16時半過ぎにゃあ司牡丹を出発して、高知市内に向こうたがやき。

お2人にゃあ試飲していただいちゅうき、もちろんレンタカーの運転はワシが代行さいてもうたがよ。
17時半ばあにゃあ高知市内のホテルにチェックインし、坂上さんはちくとネット会議があるっちゅうことで、18時半にホテルのロビーで待ち合わせっちゅうことになったがやき。
ほんで、18時半にゃあホテルを出発し、ワシのお気に入りの「かもん亭」にて懇親会ながよ。
まずはちくとビールで乾杯の練習をして、つきだしをいただき、すんぐに「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)を注文し、本番の乾杯をしたがやき。

ほんで、カウンターの大皿にあった珍しいもんをシンシアさんが見つけて興味津々やったもんやき、まずはそれを注文したがよ。
そりゃあカメノテっちゅう珍味で、一見「亀の手」みたいなけんど、貝類でものうてフジツボらあの仲間の甲殻類ながやき。

スペインじゃあペルセベっちゅうて、高級食材らしいがよ。
これを坂上さんが、ホンマの「亀の手」やっちゅうてシンシアさんに説明したもんやき、かなり眉をしかめて、ムリして食されよったがやき。
ところが味は、海老と貝の合わさったような美味しさなもんやき、シンシアさんもビックリ!
ホンマは甲殻類やっちゅうて聞いて、安心して食べられ、これがウマイもんやき「船中・生酒」が進むこと、進むこと!
さて続いては、何ちゅうたち高知に来たらコレを食べにゃあイカンっちゅう鰹の塩タタキが登場!
お2人ともお腹がへっちょったかしらん、アッちゅう間に「こりゃウマイ!」っちゅうてペロリと平らげ、ワシゃあ画像を撮るヒマもなかったがよ。
また、「かもん亭」名物「一本釣りウルメイワシの刺身」も、坂上さんは大絶賛。

シンシアさんは、付け合わせのウルメの中骨焼きがこぢゃんと気に入られたようで、おかわりを希望されちょったがやけんど、ちくとムリやったがやき。
ほんでまたまた「船中・生酒」との相性はバッチリで、ガンガン進むこと、進むこと!
お次は、プレミアムの「船中八策・槽搾り黒」を注文したがよ。

これまた食中酒としちゃあ最高の繊細な味わいで、お2人とも大絶賛!
「川エビの天ぷら」や「鱧の湯引き」や「土佐赤うしのワラ焼き」らあをいただきもって、またまたガンガンお酒が進んだがやき。


そうやって飲みもって食べもっても、シンシアさんの日本酒に対する質問は止まらんと、真ん中に座って通訳をする坂上さんは、ワシとシンシアさんの2人分しゃべらにゃあイカンもんやき、まっことさぞかしお疲れになられたがやないろうかのう?
そんなこんなで、〆にゃあ絶品名物の「ウルメのバッテラ」をいただき、21時ばあにゃあお開きとなったがよ。

坂上さん、シンシアさん、わざわざアメリカから土佐の高知の司牡丹までお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社