ほんで、この日高知から上京するワシの同級生の三人組、長崎雅代さん松田雅子(マンボ)さん畠中智恵子さんの「レツゴー三匹」(※最近は「レリゴー三匹」に改名)と、品川にて待ち合わせしたがよ。
巨大台風のせいで、おそらくこの日の上京は無理やろうとあきらめちょったがやけんど、さすがは「レリゴー三匹」のハチキンパワー!
本物の台風も押し退けて、三匹のハチキン台風の東京上陸ながやき!
この3人は土佐女子高校出身で、今年10月に開催する土佐女子出身の関東在住者の会の幹事学年やっちゅうことで、この翌日の打ち合わせのために本来は上京されたがよ。
けんど、そこはハチキンパワー、それだっけじゃあもったいないっちゅうことで、いろいろ何やかやとくっつけたっちゅう訳ながやき。
まずそのうちの1つが、マンボの「寿司が食べたい!」の一言やって、ワシが昼食に築地場外のお店にご案内さいてもらうことになったっちゅう訳ながよ。
けんどいつまで経ったち待ち合わせ場所に来んもんやき、連絡してみりゃあ、しゃべくりすぎて品川を通り越してしもうちょったらしいがやき。
まっこと先が思いやられるがよ!
結局予定より20分ばあ遅れで築地に到着し、予約しちょったお店「刺身バー 河岸頭(かしがしら)」(http://kashigashira.fjtec.co.jp/)にうかごうたら、既に待ち合わせちょった久慈さんがいらしちょったがやき。


ちなみに久慈さんも高知県出身、かつ土佐女子出身で、東京で「ビストロ庵GuRi(あぐり)」らあの飲食店を数店経営されゆう、(有)久慈企画(http://www.agurimeguri.com/)の社長さんで、司牡丹のお酒もこぢゃんと使うてくださりよって、特に関東地区地酒専門店専用商材「一蕾(ひとつぼみ)」(純米吟醸酒)がお気に入りながよ。
しかし・・・土佐から上陸しだちの三匹のハチキン台風に、さらに東京在住のハチキン台風が1つ加わったもんやき、ワシらあのテーブル席は昼間っから大宴会並みの盛り上がりっぷり!

「河岸頭」の皆さんと店内におられたお客様、まっことうるそうて申し訳ございませんぜよ。
ちなみに「刺身バー 河岸頭」は、こぢゃんと鮮度抜群で美味しいお刺身やお寿司と地酒が、リーズナブルな価格で堪能できるっちゅう、知る人ぞ知る人気店。
また、店主の橋本さんも店員の大谷さん(※彼女は司牡丹の酒蔵見学の体験者)も、ウチの「船中八策」(超辛口・純米酒)を気に入ってくださっちょって、こぢゃんと売ってくださりゆうがやき。
ほんじゃき、ワシらあ土佐人5人衆を、こぢゃんと歓待してくださったがよ。
ランチの海鮮丼を5人前注文したがやけんど、サービスでこのデッカイ鮪のカマも出してくださるっちゅうがやき!
みんなあ狂喜乱舞で、写真を撮りまくりながよ!
さらに待ちゆう間にっちゅうて、魚のチップスと自家製ザーサイが出されたもんやき、こりゃ酒やっちゅうことで、「船中八策・槽搾り黒」を注文さいてもうて、昼間っからの宴会のスタートながやき。



飲んで食べてしゃべくりまくりゆううちに、海鮮丼の登場!

ああぁぁ・・・う、うまいっ!としか言えんっ!
さらに先ほどの鮪のカマ焼きが登場し、これをホジクリもって柚子胡椒を付けていただきゃあ、これまた絶品で、お酒が進んでタマランがよ!


さらにさらに、鮪のカマトロの寿司と、カマトロ炙り寿司が登場するに至っちゃあ、マジで頬っぺたが落ちるばあのその美味しさに、もはや5人とも発狂寸前やったがやき!

「河岸頭」の橋本さん、大谷さん、こぢゃんと美味しいお料理を、しかもこぢゃんとサービスしていただき、まっことありがとうございました!
心から深う深う、感謝申し上げますぜよ!
さて続いては、麻布十番に移動し、バー「Gen Yamamoto」(http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13154605/)へ。
こちらのお店の店主の山本さんは、鮮度抜群の野菜や果物や和酒を使うて、まるで料理を作るかのように芸術的な絶品カクテルを作るっちゅう、凄腕の持ち主ながよ。
ほんで、長崎さんが自分くの、ファームベジコ(http://vegeco.jp/)の野菜や果物らあも送ったりされよって、「是非いっぺん行ってみたい!」と熱望されちょったお店ながやき。
また、ワシが理事長を務めさいていただきゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の本年度のメイン事業「土佐の酢みかん文化研究」は、長崎さんとマンボの2人が中心になってまとめゆうがやけんど、「是非山本さんに、土佐の酢みかんを使うたカクテルを作ってもうて、一言コメントももらおうや!」っちゅうことになっちょったがよ。
さらに長崎さんは、高知のバー「クラップス」の塩田さんから、「山本さんを『土佐のおきゃく』イベントに呼びたいき、可能かどうか訊いちょいて!」っちゅう交渉ネタも頼まれちょったがやき。
まっこと1つのお店に、どれっぱあネタをくっつけりゃあ気がすむがやろうっちゅう、欲張りなハチキン達ながよ!
さて、ワシも久々の「Gen Yamamoto」は、わずか8席のカウンターのみの、まさに隠れ家的なお店ながやき。

お店は何と15時からのオープンやき、ワシらあは15時半ばあにゃあ5人でうかごうて、貸し切り状態でタップリ雰囲気も堪能できて、まっこと良かったがよ。

サスガのハチキン達も、このadultな雰囲気の中じゃあ、ちくと静かになっちょったがやき。
4杯のカクテルコースをお願いし、さあ、まず1杯目は、嬉しいことに「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)を使うたカクテルやったがよ。

このお酒と、長崎さんくのソルダム(スモモの一種)を使うたカクテルは、甘酸っぱい風味がこぢゃんと爽やかで、炎天下の外から入店したばっかしのワシらあにとっちゃあ、まさにオアシスのような美味しさで、いきなりみんなあ大感激やったがやき。

次のカクテルを作る山本さんの姿は、店内の雰囲気も含め、まるで修行僧のようで、マンボが「まさにカクテル道やね!」とつぶやいた言葉がピッタリやったがよ。

けんどご本人は、「軽い方がいいです」と、いたって普通やって、それがまたカッコよかったがやき。
2杯目は、酒粕焼酎と長崎さんくのトマトを使うたカクテルやったがよ。

これまた夏らしさ、旬を感じるカクテルで、トマトの甘みと酸味のバランスがまっこと見事やったがやき。
3品目は、ジンを使うた、梅と長崎さんくのミントを使うたカクテルで、極薄の磁器で出されたがよ。

ジンのキリッと感と梅の酸味とミントの爽やかさが、極薄の磁器を通して口中に注がれりゃあ、まっこと絶妙のバランスでその3つが膨らみ、「あ!コレおいしいっ!」と思わず声に出してしもうちょったがやき。
続いての4杯目は、芋焼酎と小夏とスイカを使うた、シャーベット状のカクテルながよ。

小夏の実の部分はスイカと混ぜられちょって、小夏の白い部分は細こうされて、上に振りかけられちょったがやき。
この小夏の白い部分のほのかな苦みがアクセントになって、芋焼酎と小夏の実とスイカを見事な一体感で取りまとめちゅう、これまた絶品カクテルやったがよ。
山本さん!相変わらずの芸術作品のような素晴らしいカクテルを、まっことありがとうございました!
また、「土佐の酢みかん文化」につきましても、「土佐のおきゃく」来高につきましても、ご快諾いただき、重ね重ね感謝感謝ぜよ!
「Gen Yamamoto」のお店を出たところで、久慈さんとお別れし、4人は明治神宮前へ。
この後は、フードディレクターの野村友里(http://www.babajiji.com/)さんのお店、「eatrip」(http://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13147237/)にてディナーの予定ながやけんど、まだちくと時間があるっちゅうことで、「レリゴー三匹」は「キディランド」に寄ったがやき。
その間は、ワシゃあ近所の喫茶店でコーヒーブレイクながよ。
ほんで、19時ばあにゃあ「eatrip」のお店に到着。
ちんまい森の中の古民家っちゅう風情の、なかなか素敵な空間は、まさに「eatrip」っちゅう名にふさわしい佇まいながやき。



ほいたら、以前「アートゾーン藁工倉庫」の「土佐バル」のシェフをやりよった志摩さんが、既に到着されちょったがよ。
ほんで、5人でのディナーのスタートながやき。
ちなみに野村友里さんは、以前高知にて、「野村友里さんと語るイートリップ」(「2013年3月5日」のブログ参照)っちゅうイベントを開催していただき、こぢゃんとお世話になっちゅう方ながよ。
後ほど、お越しいただけるそうで、実は野村さんにも、「土佐の酢みかん文化」について、ちくとコメントをいただきたいと企んじゅうがやき。
まずはスパークリングワインで乾杯し、前菜をいただき、長崎さんくの野菜をふんだんに使うたオードブルも登場!


「レリゴー三匹」も大悦びで、「おいしい!」を連発しもって平らげたがよ。
ところで、「河岸頭」でランチをお腹いっぱい食べ終えたがが14時半過ぎ、「Gen Yamamoto」でカクテル4杯を飲み終えたがが17時半過ぎ・・・ほんで19時からのディナーらあて、お腹が空いちゅうわけはないに、いったいこの「レリゴー三匹」の胃袋はどうなっちゅうがやろう?
ワシも結構な大食いやと思うがやけんど、さすがに次のチーズを使うた料理と魚料理でギブアップしてしもうて、その後の鴨肉料理は志摩さんに、デザートは智恵ちゃんに食べてもうたがやき。




お料理は、どれも長崎さんくの野菜やハーブがふんだんに使われちょって、こぢゃんと美味しかったようで、「レリゴー三匹」の至福の表情を見りゃあその美味しさは一目瞭然ながよ。
まっこと、このワシがお腹いっぱいでよう食べんかったらあて、残念無念、痛恨の極みながやき。
21時半過ぎにゃあ野村友里さんがお越しになり、「レリゴー三匹」はMAXハイテンション!

女性4人の盛り上がりまくる会話の渦の中にゃあ、ワシと志摩さんらあ男衆の入り込む余地らあないがよ。
それでも野村友里さんがワシとおんなじ学習院大学出身やと分かり、共通の知り合いもおるっちゅう話題らあで、ちくと加わらいてもろうたがやき。
野村友里さんが帰られた後は、ちくとお店の一角を借りて、「レリゴー三匹」の「あてらの時代」(「僕らの時代」のモジリらしい)を撮影したがやけんど、ビデオ撮影はワシやき、うまいこと撮れちゅうかどうかは知らんぜよ!
これにて全ての予定は無事終了し、その後は品川のホテルに戻んたがやけんど、マンボがFacebookにアップしまくっちょった画像を見て、長崎さんくのハーブや日本一の胡瓜の大ファンやっちゅう真紀ちゃんから連絡があったがよ。
品川で飲みよったらしゅうて、「久々に長崎さんに会いたい!」っちゅうて加わったもんやき、こりゃ「カラオケ山手線」やっちゅうことになったがやき。
お酒に弱い智恵ちゃんはダウンして先に寝てしもうたき、長崎さんとマンボと真紀ちゃんとワシの4名にて、カラオケのスタートながよ!
いきなりマンボがキディランドで買うたっちゅうヒマワリの冠をかぶって、「ひまわり娘」を熱唱し、バカウケ!
さらに八神純子シリーズを歌いもって、カバンの中から緊急用に常備しちゅうっちゅうホイッスルを取り出し、歌の合間にエエカゲンなタイミングで吹くもんやき、さらに大爆笑やったがやき。

ワシもノリノリで、全ての歌に乱入さいてもうて、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
こうして、何とも濃ゆうて長い長い1日は、熱唱と共に大団円となったがやき。
この日、お世話になりましたたくさんの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社