主催は、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)ながよ。
まずは協会のスタッフメンバー、ワシとファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんと事務局お手伝いの学生会員の岡崎さんが11時ばあに集まったがやき。
既に会場にゃあ、長崎さんが集めてくださった土佐の酢みかん7種類が、ズラリと並べられちょったがよ。



青柚子(北川村・露地)、黄柚子(北川村・ハウス)、ブシュカン(春野)、直七(宿毛)、スダチ(春野)、はなゆ(香南市)、ゆうこう(宿毛)
また、スタッフの松田さん率いる「思い出がかり」の皆さんが、会場で流す映像らあの準備を、既に万端整えてくれちょったがやき。
ご協賛とご協力をいただいちゅう直七の里株式会社の吉田さんも加わり、ちくと段取りらあの打ち合わせ。

11時半過ぎばあから、お客様がゾロゾロと集まりだいたがよ。

開会時間の12時過ぎにゃあ、30名ばあのお客様が集まられ、長崎さんの司会で開会ながやき。

まずは理事長のワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがよ。

「和食」が無形文化遺産になり、2020年の東京オリンピックが決まりっちゅう流れの中で、土佐の酢みかん文化っちゅう、他のどこっちゃあにないこの豊かな食文化を、今こそ県内外、そして世界に向けて発信する大チャンスやっちゅう話をさいてもうたがやき。
続いては、RKC調理師学校の三谷英子校長先生から、ちくとお話をいただいたがよ。

三谷先生やち、これっぱあたくさんの種類の土佐の酢みかんを、かけ分けて食べ比べるっちゅう体験は初めてやき、こぢゃんと勉強になるっちゅう有り難いお言葉をいただけたがやき。
また、酢みかんは、お料理の味わいをピシッと決めるっちゅう美味しさはもちろんやけんど、ビタミンやらカロテンやら、健康にも美容にもえい成分もたくさん含まれちょって、抗酸化作用もあるっちゅうお話らあもいただいたがよ。
さらに、既に今、フランスから土佐料理を研究したいっちゅうて、大学院生が高知に来られちゅうそうで、もはや海外から注目されゆう「和食」たぁ、京料理や懐石料理だけやないっちゅうことやっちゅうお話もいただいたがやき。
お次は、司会の長崎さんから、本日のお料理と酢みかんの説明があったがよ。
この日のために「土佐学協会」が制作した「土佐の酢みかん」の小冊子(全16ページ)についても、ちくとご紹介したがやき。

高知の酢みかんカレンダーらあも掲載されちょって、酢みかんファンにとっちゃあ必携の冊子ながよ。

さて、いよいよお食事タイムながやき。
全員に7種類の土佐の酢みかんが配られ、お好みで様々なお料理にかけ分けて、食べ比べしていただくっちゅう趣向ながよ。

まずは豪華な「旬菜盛合せ」の二段重。


一段目の内容は以下の通りながやき。
●菊花 椎茸 赤蓮草 お浸し
●柿と水菜の白和え
●四方竹土佐煮 生ハム巻
●薩摩芋蜜煮 小倉
●出汁巻き玉子
●新銀杏松葉串刺し
●長芋銀杏
●舞茸幽庵焼
●土佐和牛ロースト
●紅葉麩
●秋刀魚共腸焼
二段目の内容は、以下の通りやったがよ。
●いんげん豆の鰹の柚子味噌掛け
●キノコとイクラのみぞれ和え
●生姜寿司
●小蕪昆布締め 翁酢
●日野菜と茗荷の浅漬け
●焼き茄子 鯛出汁浸し
●紅葉人参
●かちりじゃこと空心菜のキンピラ
これっぱあのバリエーションに富んだお料理に、7種類の酢みかんをかけ分けて食べ比べるっちゅうがやき、こりゃあなかなか大変ながやけんど、これっぱあ贅沢な楽しみ方もなかなかないがやき。

まずはワシゃあ、それぞれの酢みかんを利き酒ならぬ「利き木酢(きききず)」(※酢みかんの酢は木酢とも言うがよ。)してみたがよ。
青柚子は高貴で若々しい香りと強い酸味が特徴。
黄柚子は特に高貴な香りが高うて強めの酸味が特徴。
ブシュカンは青々しい香りと強い酸味が特徴ながやけんど、今回の物はやや酸味が弱めやったがやき。
直七は、やさしい香りとやわらかな酸味で、料理を選ばんバランスの良さが特徴ながよ。
スダチは、フレッシュな香りと、アクセントになる酸味が特徴で、小さいながらも種が少のうて搾りやすいがやき。
花柚(はなゆ)は、青々しい香りがキツうて、酸味もやや強めながが特徴ながよ。
ゆうこうは、最も普通のみかんっぽうて、やさしい香りと弱めの酸味で、甘みも感じるきそのまんまで食べられそうな感じながが特徴ながやき。
いろいろ試してみたけんど、「柿と水菜の白和え」にゃあ直七のやわらかな酸味、「きのことイクラのみぞれ和え」にゃあブシュカンの青々しい香りと酸味、「薩摩芋蜜煮」にゃあ黄柚子の高貴な香りが・・・ちゅう感じで、それぞれピッタリやと思うたがよ。
さて、皆さんにもいろいろお料理と酢みかんを堪能していただきもって、映像「土佐の酢みかん」の上映ながやき。


いろいろな土佐の酢みかんの解説や、昨年の「土佐の酢みかん文化を楽しむ会」の映像らあが流れたがよ。
土佐学協会副会長の松崎淳子先生(高知県立大学名誉教授・土佐伝統食研究会代表)の講演会の様子や、「草や」の横山礼子さんが酢みかん料理を作るシーンらあも流れたがやき。
そんな映像を観ゆう間に、続いてのお料理は「鰹の塩タタキ」が登場。
●鰹の塩タタキ

こちらは、青柚子とブシュカンと直七で、食べ比べしてみたがよ。
まず青柚子でいただきゃあ、やっぱし香りがポイントになって強調されるがやき。
酸味的にゃあボッチリやったけんど、ワラ焼きの風味が柚子の高貴な香りとちくとケンカするように感じたがよ。
一方ブシュカンでいただきゃあ、青々しい香りと酸味が、バッチリやったがやき。
今回のブシュカンは、ちくと酸味が弱かったけんど、これっぱあの酸味がワシゃあ塩タタキにゃあボッチリやと感じたがよ。
続いて直七でいただきゃあ、やさしい香りとやわらかな酸味で、酢好きのワシにゃあちくと物足りんかったけんど、酢があんまり得意やない方にゃあ、こちらが一番ながやないろうか。
●鱧と松茸の土瓶蒸し

続いては、初秋の味覚の定番、鱧と松茸の土瓶蒸しが登場。
こちらも、いろんな酢みかんを試してみたけんど、ワシゃあ慣れもあるかしらん、黄柚子の高貴な香りが一番合うちゅうような気がしたがやき。
●焼鯖棒寿司

お次は、焼鯖寿司の登場。
こちらは、青柚子やと高級感と上品さが出るような感じ、ブシュカンやと酢がキリッと引き締めて凛々しい感じ、直七やとマイルドに包み込むような感じで、それぞれに特徴が出て、面白かったがよ。
ふと気がつきゃあ、どの酢みかんも、搾りきってスカスカになっちょったがやき。

ご参加者の皆さんも、アッチでギュッギュッ、コッチでギュッギュッと、こぢゃんと熱心に酢みかんを搾って、いろいろ食べ比べされよったがよ。


続いては、土佐の酢みかん応援タイムで、まずは直七の応援として、前宿毛市長の中西清二さんから、宿毛の直七についての応援スピーチがあったがやき。

さらに、直七の里株式会社の吉田理恵さんからも、直七についての解説や応援スピーチがあり、ご参加者全員に「直七果汁」のプレゼントもあって、拍手喝采やったがよ。

お次はブシュカン。
こちらは、土佐学協会事務屋お手伝いの岡崎史花さん(高知県立大学4回生・地域文化論ゼミ)が、四万十市の「チームぶしゅかん」への取材報告を発表してくれたがやき。


最後は柚子への応援メッセージながやけんど、こちらはワシが担当さいてもうたがよ。
女子大生の素晴らしい発表の後っちゅうんは、ちくとやりにくかったがやけんど、接ぎ木の柚子と実生(みしょう)の柚子の違いについて、北川村にゃあ中岡慎太郎が植えさいた160年ばあ前の柚子の木があるっちゅう話、海外での柚子人気について、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」の海外での評価らあについて・・・等々をお話さいてもうたがやき。
●柚子ゼリー

デザートにゃあ柚子ゼリーが登場。
このあたりで皆さんにゃあアンケートのご記入をお願いしたがよ。
こうして14時にゃあ、「土佐の酢みかん文化を楽しむ会2014 in土佐料理司」は、無事お開きとなったがやき。
まっこと、手前味噌ながら、こぢゃんと中身の濃い2時間やったがよ。

ご参加者の皆さんも、こぢゃんと充実感いっぱいの笑顔で、帰路につかれたがやき。
ほいたら締めに、皆さんからいただいたアンケートの中から悦びの声の一部を、以下にご紹介さいていただきますぜよ。
●これだけの酢みかんを一度に試食できるなんて、本当に贅沢な一時でした。高知県民でよかった!
●会のレベルの高さに驚きと悦び。
●土佐と酢。幼少時よりとても馴染んできたものであり、楽しみに参加。とても満足。ご挨拶もそれぞれのお話も要を得て聞きやすく、とても上等のお話でした。たくさんの知識を得ました。
●関東からの参加です。初めて味わうものばかりで新鮮でした。
●土佐にこんなに種類があるとは!見直しました。家にあるのは、スダチ、直七、レモンくらいですので・・・
●酢みかんを食べ比べ、あらためて“食の楽しさ”を強く感じました。それと同時に、あまり知られていない県外の皆さんにも実食していただきたいと思いました。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社